今年は何か特別なことをしているわけではないのに、気付けば師走になっている。
いつも通りのこともあり(まあそれが大体ではあるけれど)思うに任せない仕事と音楽会のことなど色々あった。
しかしまた今年は例年よりたくさんの本、出会ったことのない作家の作品に巡り合うことのできた年だ。
そんな本の一つが岬書店から出版された世田谷ピンポンズさんの初めてのエッセイ、『都会なんて夢ばかり』。
なんと、6曲入りミニアルバム『世田谷e.p』付き!!
夏葉社の別レーベルである岬書店からこの11月に出版されたこの本はフォークシンガー世田谷ピンポンずさんの自伝的エッセイだ。
そこに綴られた青春時代の苦さ、葛藤、そして夢のことを読むと、彼方に去ってしまったその時代が自分にも確かにあったと思い知らされる。
この本は京都の善行堂さんに予約注文していたので、未収録原稿とサイン入り~
本の紹介:東京でひとりで暮らすこと。夢を見ること。泣くこと。憧れること。
世田谷ピンポンズが十年間暮らし、度々歌のテーマにしてきた三軒茶屋の街を舞台に、大学で一人も友達ができなかった大学生が音楽や本を通して、人と出会い、音楽を始め、フォークシンガーになっていくまでを描いた自伝的エッセイです。
エッセイ集には6曲入りのミニアルバム「世田谷e.p」がついてきます。
三軒茶屋をテーマに作った曲を中心に、思い出深い三軒茶屋のスタジオで一発録音。
まるでアパートの一室でギターをつま弾いているような佇まいで、エッセイ集の世界にひっそりと寄り添うアルバムになりました。~品品堂(ぴんぽんどう)HPより