Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

サウナのあるところ

2019-11-12 22:41:38 | 映画 さ行

2010年/フィンランド/81分

原題:MIESTEN VUORO/STEAM OF LIFE

監督:ヨーナス・バリヘル、ミカ・ホタカイネン

解説:自宅やオフィス、夏小屋のプライベートなサウナから、湖畔や街なかの公衆サウナまで、約550万人の人口に対して約300万個のサウナがあるという、サウナの本場・北欧フィンランド。日本人にとってのお風呂のように、フィンランドの人々にとって、サウナは生活の一部であり欠かせないものである。本作では、50年以上連れ添った夫婦、父と3人の息子、気のおけない友人同士、仕事終わりの会社仲間、スイミングプールに集うシニア、クリスマスのお務めを終えたサンタ、寒さを凌ぐホームレスなど、様々な人たちがサウナで過ごす姿が描かれており、フィンランドの人たちのサウナの楽しみ方を垣間見ることができる。また、フィンランドの春夏秋冬の美しい自然とともに、DIYによるキャンピングカー型や電話ボックス型のサウナ、そのまま湖に飛び込めるサウナ小屋、首都ヘルシンキや2018年に世界サウナ首都を宣言したタンペレの歴史ある公衆サウナ、ランプを吊るしたテントサウナなど、バラエティに富んだユニークなサウナが登場する。世界幸福度ランキング2年連続1位(2018/19)となったフィンランドの人々の日常に、サウナのある“幸せ”を感じさせる異色ドキュメンタリーである。~アップリンクHPより

何だか慌ただしく時が過ぎていくようで、気付けば早11月。

昔読んだ「町から来た少女」にサウナに入った場面があって、一体これはどういう風なお風呂なんだろう?とたいそう好奇心を刺激されああでもないこうでもない、と想像したことが思い出される。このお話はロシアの話なのだが、こちらの映画はサウナの本場、フィンランドの話。

サウナに入ると、それまで着ていた衣類を脱ぎ捨てるのと同じように、心の衣類も脱ぎ捨て、赤裸々に(まさに「裸」だもんね!)語り出す男たち。夫婦が一組、家族もあったっけ。そして、どこにでもあり、様々な形をしたサウナの様子に、彼の国で如何にサウナが、サウナの文化が大事にされているかを知る。

コメント
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