Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

サロン・コンサートにて

2013-04-17 00:38:59 | 音楽会
先日は年に1~2回定期的に『女声コーラスふじみ』がうかがっているグループ・ホームでのサロン・コンサートでした。
当たり前の事ですが、プログラムをどう組み立てるか、何を選曲するのかということは、その音楽会の成功の鍵を握る大きな要素の一つであるということを改めて思いました。
歌について思う時、特にこうしたグループ・ホームにお邪魔する時には殊に強く、昔ラジオから流れてきた中西龍アナウンサーの「歌に思い出が寄り添い 思い出は歌に語りかけ そのようにして歳月は静かに流れて行きます」というラジオ番組の冒頭のナレーションを思い出します。
聴いてよかったと感じていただけること、そしてグループ・ホームという場所柄聴いてくださる方々の年齢も考え若かった頃に聴いたであろう懐かしい歌、そして年齢に関係なく素敵な歌を聴いていただきたいものだと、そして一緒にその場にいる喜びを分かち合いたいものだと。
コンサートは「花」(春のうららの隅田川~♪)から始まり、カンツォーネ何曲か、そして信長さんの編曲による「港町十三番地」(この編曲、素敵です)、そして続いての歌の後に一緒に歌う曲が何曲か。歌詞はホームの方で用意してお客様に配布され懐かしい(であろう)曲を皆で楽しく歌いました。そして指揮者のテノールのソロがあり、最後のステージは合唱団が松任谷由実の「春よ、来い」そしてよくTVで流れている「花は咲く」でした。最後にお客様のアンコールに応えて指揮者が「初恋」を歌って盛況のうちに幕を下ろすことができました。

帰宅しましたら去年植えていたチューリップが揃って咲いてました。これは「東日本大震災の復興のためのチューリップの球根なの」と友人から頂いたものなので、それがこうしてみんな咲いたのがほんとに嬉しい。
「花は、花は、花は咲く~♪」
コメント
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