2013.7.20. Sat.
昼:
職場のお弁当
ご飯
夜: 7月は連れ、兄、義姉の誕生月。 またもや平均年齢軽く60を超えるバースデー・パーティー。
近くの中華料理店にまたまたワインを持ち込ませてもらう。 今回は大好きな2010年のブルゴーニュ白も。
クラゲの冷菜、檸檬風味
豚しゃぶサラダ
フカヒレスープ
小海老の天ぷら
春巻き
焼き餃子
松笠イカと茄子のトウチ炒め
若鶏の唐揚げ
大海老と粒コーンのマヨソース
麻婆豆腐
牛肉と三色ピーマンの細切り炒め
牛肉のオイスターソース炒め
カリカリ梅と大葉のあっさり炒飯
冷麺
胡麻団子
杏仁豆腐
Champagne Gremillet Brut Selection NV
「シャンパーニュ地方のトロワから40キロ、パリから180キロの所に位置するBalnot sur Laignes村(オーヴ県のリセー地区の近隣)に存在するシャンパーニュ・グルミエ。
※シャンパーニュ地方の中でも南部に位置するため、葡萄の成熟度は増し、より深みのある果実味を生み出します。
シャンパーニュ・グルミエは、小規模ではありますが、非常に洗練された家族経営のシャンパンハウス(25haの畑を所有)として、現在注目を浴びています!!またここ近年、販売本数が飛躍的に伸びているブランドです。世界中のフランス大使館・領事館で飲まれている事実からもその品質をうかがい知る事ができます。」
ヴァリュー・シャンパーニュで期待せずに開けたものだったが、これが実に美味しい。
しっかり冷やして(例のルクレーゼのアイス・クーラー・スリーブを活用。←メッチャ便利)頂いたのもあったのだろうが、アロマは特に芳しいわけでは無かったが、味がピノ・ノワールがしっかり効いている感じのもので、2010年の葡萄を使っているのだろうか?とても良い出来の葡萄を想像させるものだった。 一同これは飲みやすいと良く進む。
調べてみると、ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%でした。 リピしたいけど、お値段2割近く上がってる~
「グルミエ・ブリュット・セレクション(Champagne Gremillet Brut Selection NV)は、世界最大といわれる国際ワインコンテスト「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」を主催していた雑誌【ワイン・インターナショナル・マガジン】主催のブラインド・テースティングにて、たくさんのシャンパン有名ブランドを打ち負かして銀賞を受賞しました。
この企画では45種類のワインが試飲され、グルミエに91点と銀メダルの評価をつけました。
これはドンペリニョン1998と同じスコアで、ヴーヴ・クリポール・ロジェ、モエエ・シャンドンのような世界の有名なシャンパンハウスのワインの評価(銅メダル)よりも高い評価です!!」なのだとか。
クラゲ、豚しゃぶサラダにぴったり、◎。
説明によるとシャンパーニュの南部とのこと、それだからか、小エビの天麩羅まで〇◎。
シャルトロン・エ・トレビュシェ・モンタニィ・プルミエ・クリュ “レ・ブーショ” 2010 (フランス・ブルゴーニュ地方・コート・ド・シャロネーズ地区)
「面積6.30haの[レ・ブーショ]という畑は、モンタニィのアペラシオンを構成する4つの村のうちの一つ、「モンタニィ・レ・ビュクシー」の東、「ビュクシー村」との境界に接する標高350メートル前後南東向き斜面にある、日照条件抜群のプルミエ・クリュ(1級畑)なんです。
その昔、この地の「クリュニー修道院」の修道士たちがその厳しい戒律を忘れ、ここの白ワインを愛飲したという逸話があるほどの銘酒を産み出す[モンタニィ村]は、ブルゴーニュ南部、コート・シャロネーズ地区の南端に位置します。
この[モンタニィ]のワインは、あの世界的権威のワイン評論家「ロバート・パーカーさん」も日頃からお気に入りの様子で、
『トップレベルのモンタニィは実にまとまりが良いもの。 リンゴを思わせるシャルドネの果実味、バターやナッツの風味が心地よく、酸味も溌剌としていて[シャサーニュ・モンラッシェ]のまとまりの良い村名ワインに似たスタイルがある。』とその味わいを讃え、さらに、『どうしてもっと多くのワイン商がモンタニィの良さに気づかないのか不思議でならない。』
とも語っているほど!!
また、【ブルゴーニュ・ワイン】の著者「セレナ・サトクリフ女史」も、
『冷やしたモンタニィは絶対にうまい。アーモンドの混ざった蜂蜜のような匂いがあり、藁とシナモンの香りが強く出る。』
と著書の中で紹介している程の、コスパに優れ、旨味と香りに溢れたワインなのです。
では何故、このモンタニィがそれほど高評なのでしょうか?
実は[モンタニィ]というアペラシオン(産地)では、シャルドネによる白だけが生産され、驚くことに、畑はすべてプルミエ・クリュ(1級)を名乗る権利を持っている白の名醸地なのです。
ただし、それには果汁への補糖をせず、出来上がったワインのアルコール度が11.5%以上になることが条件。」
さんざしのアロマと言うのだろうか?甘い白い花のあろまががたっぷり。 やっぱり2010年ブル白はとんでも無いのでは?
お安いプルミエ・クリュだが、一格どころか二格上の味わい。 これもまた一同納得の美味しさでスルスル飲めてしまう。
想像通りのブルゴーニュの南端らしいシャルドネで、全ての海鮮類、鶏の唐揚に◎。
Chateau Balestard la Tonnelle シャトー バレスタール ラ トネル 1997 (サンテミリオン)
Critic | Score | When to drink |
Jean-Marc Quarin | 85/100 | 2001 to 2005 |
Wine Spectator | 85/100 | |
Vinum Wine Magazine | 14/20 | 2000 to 2005 |
La Revue du Vin de France | 12/20 |
こちらもあまり評価の高いワインでも無かったので、期待せずに開けたが、抜栓して1時間ほど放置、大きめのボルドー・グラスできつい還元臭の後、5分もすると開く。
樽香がぷんぷんで、熟成香もしっかりありつつ、甘い赤い果実のアロマもしっかりありで、まさに私の好みのボルドーのアロマ。
タンニンも酸味もすっかりこなれ、柔かく熟成した飲み頃のお味で感激。 流石サントリーさんの扱いだと感心する。
赤はちょっとと言う父や義姉まで、これは飲みやすいと。 文学少女?の義姉は「時の流れを感じる」とのたまう。
少し薄めではあるが、サンテミリオンらしいお味も感じられ、牛肉の二種にベストマッチ、◎
今日は3本とも実に飲みやすいお味で、状態も最高に頂けたと思う。 お料理の格も合っていたのだろう。 一同、大満足で飲み過ぎ食べ過ぎ…