不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

日々是勉強

気軽に我流でワインを楽しんでみようかと。

6/8 いわし明太子

2013-06-08 21:24:55 | Today's Menu

2013.6.8. Sat. 

梅雨入りしてから快晴が続く…

昨日、今日とやたらあちこちで地震が発生してるような…

昼:

 『蓬莱』の豚まん

 オニオン・スープ

 『天平庵』 のみかさ「大和三山」

 『会津葵』 のお干菓子二種

夜: 休肝日にするべしだったが、チーズを消費したくて1本開けることに。

今日は仕事も早く引けて、何故かAKBの総選挙をみながらの食事。

 いくらおろし 

   

 焚き合わせ  ひろうす、蒟蒻、干帆立、干椎茸、里芋、大根、人参

   

 いわし明太子

   

 〆: 高菜ご飯

 MOF熟成チーズ + ソーシッソン

  【ロドルフ・M熟成】 ボンドン・ア・ラ・フルール・ド・セル (シェーブル)
    最高級塩フルール・ド・セルを使って熟成させた、ロワール河流域のチーズ。シェーブル特有のホックリとした上品な甘みが長く余韻として残ります。 
  【P・アレオス熟成】 コンテ18ヶ月熟成 (ハード)
    1年以上の熟成により、深く濃厚な味わいです。一切れに詰まったミルクの甘みとコク、そして栗のような凝縮された旨みは圧巻の一言です。 
  【P・アレオス熟成】 ヴァルブリー・オ・ポワーヴル (白カビ)
    クセがなく、クリーミーな味わいのブリーチーズに、たっぷりとブラックペッパーをまぶし、コクの中にあらわれるスパイシーな風味がアクセントとなっています。 
  ブルードーヴェルニュ AOC  (青カビ・生乳・オーベルニュ地方)    
    『ロックフォール』を参考に作られた牛乳製チーズで、フランス中央部のオーヴェルニュ地方で作られています。
    濃い青カビの風味が、チーズ本来の旨みにアクセントを加えていて、味わい深いチーズとなっています。

日本酒とシラーを半分ずつ。

 貴仙寿 吉兆  豊澤酒造製  (奈良市)  冷酒で

     

日本酒度 +4
アルコール度 15度以上16度未満
酸度 1.5
アミノ酸 1.6
原料米 山田錦100%
精米歩合 60%
使用酵母 熊本酵母

「いち早く純米にこだわった純米酒「貴仙寿」が大ヒットした後、より磨かれた酒をという多くの方の声にお応えして、昭和59年に純米吟醸「貴仙寿吉兆」を発売しました。和食のほか、脂っこい料理にも合います。」

 デ・ボルトリ ディーン・シラーズ 2009  (オーストラリア/サウスイースタン)  シラーズ100%  Alc: 14.5%

       

「国内外のワインコンペティションで金メダル多数受賞。
 ●ベルリンワインショー2012 ゴールドメダル受賞!
 ●AWC・ウィーン・ワインショー2011 ゴールドメダル受賞!
 ●ロイヤル・ブリスベン・ワインショー2012 ブロンズメダル受賞!

このワインは冷涼なセントラルレンジス(NSW)から、温暖なヒースコート(VIC)、涼しいライムストーンコースト(SA)、そしてやはり涼しいポートフィリップとキングヴァレー(VIC)等の広範囲の地域から収穫されたブドウを使用し造られています。ブドウはワインメーカーにより厳選され、糖度と風味が最適と判断された時に収穫しました。
低温浸漬後、平均7日間25~32度で発酵、12ヵ月間樽熟成しました。
紫がかった深いルビーの色調。その香りは熟したカシスとプラム、そしてブラックペッパーと微かなミントのアロマ。杉の木とオーク樽由来のバニラの香りが混ざった、新鮮で複雑なものです。全体に溶け込んだタンニン。チョコレートとイキイキとしたプラムの様な果実味が混ざり、穏やかなバニラ風味と共に長い余韻へと続いています。
【おすすめマリアージュ】  ミートボールのトマト煮」

今日の献立ならロゼを開けるところなのだが、チーズにシラーを合わせたかったのと、先日のスペインのシラーの記憶の新しい内に比較したくて選んだ1本。

還元臭がきつく、10分程グラスで開かせる。 現れたのは、熟した赤や黒の果実、カカオ、スミレや赤い花束のアロマ。

未だタンニンも酸味も落ち着かないのでデキャンターして放置。

30分もすると、しっかり開き、チーズに手を出す頃にはばっちり飲み頃。 

キャラメリーゼした砂糖の甘い香り、熟れた赤い果実のアロマがいっぱい。 芯にある豊かな酸味の果実味がアフターにしっかり残りとっても美味しい。

スペインのシラーより、さらに明るく陽気で取っ付きやすい。

今日は前半にお食事で日本酒、デザート的にチーズとワインという二部構成で頂いたが、ところどころ食事にシラーを合わせてみた。

当然日本酒が良く合うメニューだったが、いわし明太とイクラはシラーと△〇。

わざわざ合わせるものでも無いけれど、生臭みを感じることは無かった。

青カビ、シェーブルが〇、コンテが〇△。

ソーシッソンと◎。 脂加減と独特のムスク感が合うように思う。

ヴァルブリー・オ・ポワーヴルとも◎。 胡椒のスパイス感がとても良く合う。 

私はやっぱり熟成チーズと樽香有りのシラーのマリアージュが好き。

コメント

会津葵

2013-06-08 11:13:32 | 和菓子

福島の方に頂いた面白いお菓子。

会津葵

 

二種のお干菓子を頂くが特に「」がなんとも楽しい。

お店のHPに「初市の十日市に並ぶ起き上がり小法師は会津三縁起の一つで、 家族の数より一つ多く買い求めて神棚に供えます。 縁起菓子は小豆餡と白小豆黄身餡を用い、 石衣で包んで雪の情緒を表現しました。 」とある。 パンフレットにより詳しくあった。

「雪国会津は元日の初音売りで明けます。 続いて十日市に風車やが並びます。 初音、風車、を会津三縁起といい、は家族の数より一つ多く買い求め神棚に供えて無病息災を祈ります。 縁起菓子起上り小法師は小豆餡と白小豆黄身餡を用い、 石衣で包んで雪の情緒を表現しました。」

打ち菓子「舞鶴」も会津の蒲生氏郷公の幼名鶴千代に因んだもので、鶴ヶ城本丸に移築復元された茶室「鱗閣」の茶室開きの記念菓子として使われたよう。

阿波産純和三盆糖に会津産特上の白蕎麦粉を配合し、 紅花より抽出した、 あでやかな本紅を用いた干菓子でございます。 千少庵に系譜を求める会津茶道の微かなる世界をご賞味下さい。」とある。

 蒲生氏郷  ~日野町HPより~

文禄四年(1595)、戦国の世を駆け抜けた一人の武将が40歳という若さで病に倒れ、この世を去りました。蒲生氏郷、その人です。彼は弘治2年(1556)、名門蒲生家の跡取りとして誕生。13歳の時、蒲生家の人質として織田信長のもとに送られました。これが彼の運命を決定づけることになったのです。14歳の氏郷は信長の部下として伊勢大河内城の戦に初参戦。大きな手柄を立てた氏郷に対し、信長は身柄開放と娘の冬姫との婚姻で報いました。
 日野に戻った後もさまざまな戦で自ら先頭に立って闘う強者ぶりを見せる一方、氏郷は信長のもとで学んだ城下町づくりの手法を取り入れ、領内の行政、経済の改革に着手。日野は大きな繁栄の時代を迎えました。そんな彼のもとに、信長絶命の悲報が届いたのは天正10年(1582)のこと。氏郷は信長一族を守るため、日野城に立てこもりました。しかし光秀の反乱は天王山の合戦であっけなく終結。秀吉の傘下に入ることを決めた氏郷は、反乱を企てた北畠氏と伊勢で激突。次々と敵城を攻略し、伊勢を平定しました。この功績により、氏郷は伊勢松が島城主として転封。さらに会津に移り、92万石の大名となりました。
 武道ばかりではなく、和歌をはじめ文化面にも造詣が深く、茶道において利休七哲の一人に数えられるほどの文化人。利休の子である少庵を保護し、千家茶道の再興に尽力したことは有名です。また「レオ」という洗礼名も持つ彼は、イタリア人宣教師を家臣に迎え、ローマヘ使節団を送ろうとしたほどの熱烈なキリスト教信者でもありました。
 400年という歳月をこえ、日野の人々の心に生き続けてきた蒲生氏郷、その魂は今も信楽院で静かにふるさと日野の姿を見守っています。

コメント