日々是勉強

気軽に我流でワインを楽しんでみようかと。

赤に合うお料理

2012-01-16 22:38:28 | Today's Menu

2012.1.16. Mon.

昨日の飲み残しのラングドックとローヌを美味しく飲みたくてマリアージュを考える。(今日はお休みだし。

 ル・カデ・ドック カベルネソーヴィニヨン 2009   (ラングドック) 

 レミー・フェルブラス・コート・デュ・ローヌ2009

 

~田崎真也氏の記事から

 ワインはその土地で育まれたブドウから醸されるものですから、まずは土地の料理と合わせてみるのが基本です。ボルドー地方は食材の宝庫としても知られ、鴨、仔羊、牡蠣、ヤツメウナギなどはパリの高級レストランにも届けられます。
 皆さんが家庭で楽しめる料理としては、たとえばサーロインステーキにエシャロットを載せて赤ワインのソースをかけたもの。あるいは仔羊の背肉を焼いて塩胡椒だけでシンプルに味付けしたもの。こういった料理とボルドーの赤を合わせてみてください。それらと合うのがボルドーのクラシックスタイルと言えます。

ムートン系とは言え、ラングドックで非常にアロマが豊かな今風のスタイルだったから、ボルドークラシカルは合わないだろうな。

南西部南東部のワインだからそれぞれの食材・料理を調べてみた。

 南西部

・世界三大珍味のうちの二つ「トリュフ」「フォア・グラ」が南西フランスに!
・なんと言っても鴨料理:カスレ(インゲン豆と鴨肉の煮込み料理)、鴨のコンフィ(鴨そのものの脂で煮て熟成させたもの)、鴨のマグレ(胸肉)、鴨の砂肝のサラダ、フォア・グラなどが代表的な鴨料理。
・ピレネーやアヴェロン県特産のお菓子「ガトー・ア・ラ・ブロッシュ」(クレープ状の生地を串に垂らし、回しながら幾層にもなるように竈で焼いた円錐形のバームクーヘンのような味のお菓子)
・AOCチーズ:ロックフォール、ロカマドゥール、ブルー・デ・コース、ライヨール、オッソー・イラティ など
・ワイン:カオール(「黒いワイン」)、ガイヤック、リムー(世界最古の発砲白ワイン)、コルビエール、ミネルヴォワ、ジュランソン(甘口白ワイン)、バニュルス(天然甘口ワイン)、コリウール など
・高級ブランデーアルマニャック

 南東部

ローヌ・アルプ地方は、フランスでも有数のグルメな地方。さまざまな特産品があり、日本でもよく知られているボージョレをはじめ、有名なワイン産地が連なります。そのおかげでフランス食文化の中心地 となっているのでしょう。

ポール・ボキューズ(Paul Bocuse 、リヨン) やピエール・トロワグロ(Pierre Troisgros 、ロアンヌ) 、ジョルジュ・ブラン(Georges Blanc 、ヴォナス) やマルク・ヴェラ(Marc Veyrat 、アヌシー湖) といったフランス料理界を代表する有名シェフたちが店を構えているのも特徴的です。

ソーセージ、アンドゥイエット、川カマスのクネル リヨン風、ガトー ド フォワ ド ヴォライユ(鳥レバーのムース)など。(個性あふれるリヨンの料理)

ブレスの鶏肉、ナンチュアのエクルビス(ザリガニ)、サン・マルスラン、サン・フェリシアン St Felicien、ピコドン(AOC) Picodon(シェーブル)、ブルー・デュ・ヴェルコール・サスナージュ(AOC)

じゃが芋のグラタン「ドフィーネ風グラタン」

 

結局産地を合わす食材は難しいので、我が家の冷蔵庫と胃の調子を考えて。

 パテ・ド・カンパーニュ   アプリコット・バルサミコソース

   「田舎風」の意味を持つこのパテはフランス全土にある家庭料理だが、特にブルターニュ地方でよく作られてきた。

   (理由は、海に囲まれたブルターニュには船乗りが多く、保存がきくパテは船上での携帯に便利だったから。)

   地方的には合わないけれど、アプリコットをたっぷり使ったソースで。

 チーズ3種(ゴーダ5年熟成・フェタオイル漬け・ペッパー・ジャック

 マグレ・カナールとフォワグラのソテー   マスタードソース   + 焼き野菜(パプリカ・玉葱・もやし・エリンギ)

   パプリカ・セロリ・玉葱を炒め、ブイヨンスープ・クレマンの飲み残しで煮詰め粒マスタード・マーマーレードを加え一煮立ち。

 焼き餅

   鴨とフォワグラを焼いた脂で餅を焼きチーズを添えて頂く。 残ったマスタードソースも乗せて、とても美味しかった。

 

今日もマリージュは大成功◎。

ワインも昨日より今日の方が良い状態。

特にマグレカナールとフォワグラのソテー、マスタードソースはカデはとばっちり合って飲み過ぎる。

ローヌとも鴨の「血」繋がりで楽しめた。

ハード系のチーズにぴったりのワインが今一分からない。
 

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