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1月9日(火)晴
岡山シティーミュージアムで「究極の超写実絵画展」を見た。ホキ美術館は、千葉市緑区あすみが丘東にある日本唯一の写実画美術館。主に現代の日本人画家による写実絵画を収集・展示している。ホキ美術館の「ホキ」は、昭和36年に心電図用紙販売会社を経営する保木将夫氏が所蔵していた写実絵画をもとに設立したから。写実絵画とは、一見、写真のように見える対象をあるがままに細部まで丁寧に描写した油絵のこと。日本人は何故か写実画を敬遠し、印象画や抽象画を好む傾向がある。しかし手先の器用な日本人は、江戸~明治のころ超絶技法による絵画や工芸で欧米人を感嘆させた。その熱狂はすぐに冷め、日本人の目も印象派に向いた。それでも尚、TVの決まり文句「日本の匠の卓越した技術」に心くすぐられてか、会場は混雑していた。写真のような絵なんて面白くないのに…。
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