マエストリ・タワー

6月30日（月）曇

　　マエストリ・タワー

今日無事に5度目の引越しを済ませました。新居はサセックス通りとバサースト通りの角にあるマエストリ・タワー。25階建ての新築アパートの最上階のペントハウス。写真左はダーリンハーバーから見たバサースト通り。9ブロック先の突き当たりはハイドパーク。平日はかなりの交通ラッシュがあります。写真右の王冠をかぶったようなビルがマエストリ・タワー。僕のユニットは３LDKで地下に駐車場が2台分。テラスはかなりの広さです。ジム、プール、サウナもあります。

海外流出組

6月29日(日)快晴

海外流出組

タウンホールのシネコンでジム・キャリーの「ブルース・オールマイティー」を見ました。あまり面白くはなかった。豪州で今1番有名な映画スターはニコール・キッドマン。彼女も海外流出組。彼女のマンションがシドニーのすぐ近所にあります。

チャイナタウンの夜市

6月28日（土）快晴

　　チャイナタウンの夜市

毎週金曜日チャイナタウンのホコテンで開催されるナイトマーケット。冬場は休業です。昨夜は今シーズン最後の開催とあって大賑わい。特に食べ物屋は安くて美味しいものが多く、日本の夜店に似ています。こちらでは何故か指圧や盆栽が人気があります。2人前25ドルの台湾料理を食べた後、入浴セット、下着と靴下、お菓子と果物、ビールを買って帰宅。荷造り完了後の3日間の引越し延期。今日の昼にはリフトは復旧していました。どうも納得できません。

豪州食物・植物事情:豪州は北海道に似ています。食物が美味しいのは、まず素材がいいから。そして欧州やアジア各地から多くの職人が移住しているからです。植物も熱帯から寒帯まで、いい素材に恵まれています。花や野草の種類がとにかく多い。木材や園芸植物も豊富で安く、木工や造園技術に長けています。だからこちらには飛騨の匠もびっくりの木地を生かした安くて良質の家具がたくさんあります。前庭を美しく保つことは住人の義務なので、庭造りはこちらでは贅沢な趣味ではありません。庭木や下草やエクステリア関連商品の値段がとても安いのです。

納得できなくてビールを飲みすぎたので蛇足:日本の盆栽と庭木や庭石って何故高いんでしょうか？あれって芸術なんでしょうかね。話は飛躍しますが、いわゆるミュージシャンとかスーパーモデルは芸術家なんですか？こちらは絵も安いし、ミュージシャンや映画スターやモデルもギャラが安いので海外流出しているようです。「アーティスト」って職業はこちらにはないんじゃないのかな

不要品目録ー３

5月27日（火）晴

　　不要品目録ー３

乾燥機：十和田では結構重宝していたんですが、ユミが天日乾燥じゃないと厭だと言います。それよりも洗濯室のシンクは使ったことがない。レンジ：あれば便利ですがなくてもいい。1度クッキーを焼いたきりです。ドアホン：来客があった時にボタンを押すとドアが開き、エレベーターも使用可になります。防犯上有益ですが使用方法がいまいち不明。来客があれば下まで迎えに行くのでほとんど使ったことはありません。

ホームレス

6月27日（金）快晴　

　　ホームレス

リフト（エレベーター）の故障で本日の引越しは急遽月曜日に延期。こういうことって豪州では珍しくはないんです。故障はアパート側の責任ですから、僕たちは現在の住まいに居座り。後釜の入居予定者はアパートで待機。しかし権利は権利として主張しないといけません。こんな時外交が下手な日本人はホームレスになります。ここは中央暖房だから夜の寒さも平気。だけど荷造りはもう終わっているんですよ。冷蔵庫の中はメロンとチョコレートと飲み物だけ。

豪州ホームレス事情:こちらは気候はいいし、食料は安いし、ホームレス天国です。食事の無料奉仕施設や無料宿泊所もあります。一方シドニーの市内のあちこちには大道芸人がいて、投げ銭の収入もいいようです。しかし優しい豪州人も働かない物乞いには結構厳しい目を向けます。話は変わりますが、こちらのホームレスは英語を話せるって日本人観光客が驚いていました。去年僕が大阪に行った時、公園で3人の中年のホームレスが英字新聞を読んでいました。事情を聴いたら3人は元商社マン、旅行社役員、ゼネコンの海外駐在員でした。これには驚きました。

不要品目録ー２

5月26日（月）曇

　　　不要品目録ー２

客用トイレ：誰も使ってくれない開かずの間。物置か食品庫に改造したいですね。バスタブ：こちらに来てからシャワーばかりでバスは使ったことはありません。シャワー室が立派な代わりに、バスにシャワーはありません。入浴剤の温泉シリーズも賞味期限切れ寸前。あれって体に塗ってシャワーを浴びてもだめですよね。2室あるバスルームはいずれも4畳半大。専用のバスルームがあるのは快適ですが、何とはなく納得できません。

豪州麺

6月26日（木）曇

　　豪州麺

いよいよ明日は豪州5度目の引越です。引越そばは豪州産の有機麺「黄金の大地」。去年日本でブームの讃岐うどんを何度か食べましたが美味しくない。日本産の小麦はあまり良質とは言えません。うどんは豪州に限ります。一方豪州そばはローカルの好みに合わせて香りを消しているので更科系の味。藪そば系好みの方には物足りないかもしれません。

無機そば：その昔そばは救荒食品で痩せ地に作ったものです。だから当然そばは有機食品だばかりと思っていました。製麺会社に電話で問い合わせたところ、日本のそば粉はほとんどが輸入品。国産のそばは除草剤や化学肥料を使用していることが多いそうです。中国産のそばも有機ではないらしいですね。

不要品目録ー１

5月25日（日）雨　

　　不要品目録ー１

英語学校の友人の中にはスーツケース1つだけで来豪した人もいます。だけど僕は去年購入したロックスのホテルも、収納スペースが少ないという理由で、空き家のままにしています。反省を込めて、現在の借家の不用品目録ー台所編。皿洗い機：これまでの3軒の借家にもありましたが使ったことはありません。ディスポーザー：それよりシンクを広くして欲しい。錆びるといけないのでたまにＳＷを入れます。シンプルな生活にＳＷ－ＯＮしたいですね。

東の窓辺の風景

4月25日（水）快晴

　　東の窓辺の風景

借家の東側はシティービュー。寝室と2つの書斎がありますがどの部屋からもシドニータワーとＣＢＤ（中心商業地区）の高層ビル群が眺められます。夜景もきれいですが、東のテラスに面して前面ガラス張りですから朝日が部屋中に差し込んでいい気持ちです。写真左はベッドからの眺め。写真右は僕の書斎からの眺め。これもあと2日で見納めです。2つあるバスタブと食器洗い機は結局1度も使いませんでした。

豪州引越事情:引越は嫌いなほうじゃありませんが、厄介なのが住所と電話番号の変更。電話会社とプロバイダーも変わるので、メールアドレスもホームページのアドレスも変わると思います。前回の航海中にプロバイダーが倒産したか、合併したかの理由で、ホームページが開けなくなりました。ファイル転送用のデータが入っていたＰＣは空き巣に持っていかれたので、転居後ホームページの再構築をします。それと火災保険と盗難保険もかけなおさないといけません。明日電話会社が工事に来ますが2，3日インターネットを使えなくなるかもしれません。

引越まで3日

6月24日（火）快晴

　　　引越まで3日

ダーリンハーバーから見た僕の現在の住まい。シドニータワー付近をズームアップ。24階建てのアパートの22階の左側が僕の借家です。4月14日に引っ越してきて、6月27日にまた引越ですから、74日間ここで暮らしたことになるんでしょうか。オーシャンビューの西のテラスからの夕日が美しく、毎日数100隻の船を眺められる素敵な住まいでした。地下10層に設けられた電子制御のガレージから車がなかなか出てこないのが唯一の欠点でした。

よくあるご質問:孟ママってもしかするとモームスのママのこと？馬鹿を言っちゃいけません。モームスの生みの親はつんくでしょう。そうじゃなくって孟母三遷の教えです。孟子のお母さんは大変な教育ママ。兵舎のそばに住んでいた幼い孟子が戦争ごっこばかりするのでお寺の隣に引越。葬式ごっこばかりするので医者の隣に引越。お医者さんごっこばかりするので、学校のそばに引っ越したら孟子は勉強ばかりするようになったとか。言い忘れていましたがCockle Bayには飲食店だけではなくて学校も多いようです。

孟ママもびっくり

孟ママもびっくり、5度目の引越

6月23日（月）快晴

　　孟ママもびっくり、5度目の引越

今週また引越です。2年間で5回目です。ＯＺは生涯に6.5回引っ越すそうですから、僕も大分豪州人らしくなってきました。3ブロック南へ、300ｍの引越です。上の図はダーリンハーバーの案内図。回転橋の南側はCockle Bay。湾を取り囲んで100軒以上のレストラン、カフェ、パブが並んでいます。椰子の木並木をさらに南に進むと中国庭園があり、この付近はチャイナタウン。中華料理だけではなく各種アジア料理が安く食べられます。

Cockle Bay美味秘話：Cockleとは鳥貝。1788年1月26日（国民の祝日：オーストラリア・デイ）流刑者を乗せた英国船団がシドニーに到着し、オーストラリアの開拓が始まりました。最初の収穫まで1年以上の期間がありました。飢えに苦しんだ囚人や兵士たちはダーリンハーバーに多数いた鳥貝を獲って食用にしました。だからコックルベイのシーフードはうまいのです。

ワガママ快走

6月22日（日）快晴

　　　ワガママ快走

シドニーから撤退した高島屋を改装して千葉が本店の鴨川がオープン。キングサーモン、イクラ、サケフレークの三色丼が$12（960円）。シドニーで8店舗展開の回転寿司スシ・トレインは1皿$2.5ですから、6皿で$15（1200円）。日本人観光客の激減でどちらも苦戦。和食は高くてボリュームが少ないというイメージが定着しています。それに比べて以前紹介した開店2ヶ月目のロンドンが本店のラーメン屋ワガママはローカルに大うけで満員御礼状態です。

英文和訳
My father is my mother....私の父はワガママだ。
My mother is step-father...ワガママは洋風だ。

ラーメンはぬるくて不味い！焼き豚の代わりにビーフ、シナチクの代わりにオリーブ、鳴門の代わりに揚げ豆腐、ネギの代わりにコリアンダー。こりゃ何だ？！これが白人に受ける理由のようです。

ワガママ

食用魚

6月21日（土）快晴

　　　食用魚

昨日の朝8時、火災報知器の空騒ぎ。非常階段で22階から0階まで。タイ人がタイを焼いたようなんです。夜は8時から徒歩5分の水族館へ。夜行性の魚を観察できるように午後10時まで営業しています。写真は豪州の代表的な食用魚の50セント切手。左からタイ、タラ、マス、マグロ、バラマンディ。こちらのタイとタラは鍋物に最適。バラマンディは先日体長70ｃｍと書きましたが、最大150ｃｍの淡水魚だそうです。僕は日本の淡水魚は苦手だったんですけどね。

エレクトロニック・ショウ

６月２０日（金）快晴

　　　エレクトロニック・ショウ

ＡＶ、携帯、デジカメ、ＰＣのショウ。多分日本人にはつまらない。ロボットや写メールやゲーム機がありません。こちらは国土が広いのでＰＣ、携帯の先進国です。流行は無関係、ＰＣは白でも黒でもかまいません。おもちゃのような道具やデザインがいいとか、小さいだけでは通用しません。ＯＺは無駄使いをしません。ＰＣソフトは日本より進んでいます。だけどマニアックじゃないからつまらない。クールなタップダンスと車のトランクの大音響スピーカーだけが面白かった。

トキとオオム

６月１９日（木）快晴

　　

日本ではトキが数羽しかいないようですが、こちらではゴマンといます。希少価値がないから可愛げがないのでしょうか？オオムも日本では珍しい鳥ですが、こちらではカラスと同じ。朝夕大群で押し寄せて、騒音とゴミを撒き散らします。シドニーではスズメとカラスはそれほどいなくて、カモメと蝙蝠が多いですね。蝙蝠が多いためか、蝿と蚊はあまりいません。インコ、ペリカン、白鳥、黒鳥、笑いカワセミもよく見かけます。緑が多いシドニーには200種類の鳥がいるそうです。