12月31日（木）曇後雨
安陪外交は疑問符だらけ。戦争法案や靖国参拝やヘイトデモの放任など、挑発的姿勢で日韓対立を助長したのは安倍政権。軍の関与を認め謝罪したのは当然だが、 元慰安婦の同意なしに10億円で解決は難しい。従軍慰安婦問題は日本に一方的に非があるのだ。早々と台湾と中国でも謝罪と補償を求める声が上がった。北朝鮮も…？藪蛇の連鎖になりそうだ。
12月30日（水）雨
五輪招致時には3000億円のはずの予算が今や2兆円、今後どこまで膨らむのか分からない。政治家、役人、企業、メディア、スポーツ団体などが、寄ってたかって税金を食い物にする。政治＝利権のたかりの構造。選挙民も税金を引っ張ってくる候補者を歓迎する。「政治は3流、メディアは4流、国民は5流」と揶揄される日本の情けない現実なのだ。
12月29日（火）曇後雨
1932年完成のSHBは1149m、世界最長の鋼鉄製アーチ橋。橋の上には10車線の道路＋複線の鉄道＋歩道が通っている。 日本の建造物は鉄骨やコンクリートでも50年しか持たない。先見の明も技術力もなく、利益追求の手抜きが罷り通っている。日本のガラスは驚くほど割れやすい。橋もトンネルも崩落だらけ。日本の公的建造物は汚職でできているから。
12月28日（月）雨
2000年のシドニー五輪スタジアムは、83,500人収容で460億円。日本の新国立競技場は68,000人で1500億円。それより驚くのは「旧」国立競技場の寿命が50年だったこと。SCGは1848年完成、48,000人収容。各種競技やコンサートに利用されている美しい歴史的建造物。19世紀の建造物で現役なのだ。写真右奥は1988年完成のフットボール・スタジアム。
12月27日（日）快晴後雨
食品と新聞だけに軽減税率が適用 。トイレットペーパーは適用外。野党が「新聞よりも水道や電気が必需品」と主張したら、新聞各紙は「民主主義や報道の自由への理解を欠いている」と強く糾弾 。産経や聖教は OKだが、ネットやスマホの料金はNGということ。海外では「日本政府が新聞買収に成功」 とか 「新聞が賄賂を受け取る」 と報道された。
12月26日（土）曇後雨
1週間に1回、新聞の週末版を買う。Weekend Postは200円。ビーチにワニが出現したとか、ニシキヘビがペットの犬を食べたとか田舎街らしいニュースばかり。ケアンズ郊外の露天掘りの金鉱跡地に実験用の揚水発電所を作るらしい。高低差のある2つのダムの水を太陽光発電で移動して水力発電。結果が良ければ全国各地の鉱山跡地で本格工事に入る。
12月25日（金）晴後曇
豪雨は峠を越したのか、昨夕と今朝は時々太陽が顔を出した。しかし天気予報では今後10日間は毎日雨。明日は大潮で3m以上も海面が上昇する。大雨だと埋立地のシティーは間違いなく水害が発生する。ボクシングデーのセールスが延期になるかもしれない。僕の住むトリニティービーチの丘は水害も大潮も心配ないが、サイクロン接近が不気味だ。
12月24日（木）雨
連日の大雨でケアンズ各地で水害が発生。サイクロンも接近中。今年最後の沖止めの旅客船はハリケーン姫。全長293m、全幅32m、88,500トン、乗客2,400人、乗員930人。世界最大の旅客船会社カーニバル社はカリブ海クルーズがメイン。翼を広げた鳥のような煙突は、赤青白に塗られている。雨で海上にガスがかかっているので、PR写真を借用。
12月23日（水）雨
効率化の伝説のトヨタの生産方式。今では非効率なのに変えられない。長時間労働が生産性増大というわけではないが、みんな最初に帰るのをとても怖がっている。午後8時過ぎまで働いて、グループで夕食を食べに行き、深夜に酔っぱらって帰宅。翌朝8時にまた繰り返し。深夜のラーメン屋。サラリーマンらしき男性客が、みんな揃ってぐったり爆睡中。
12月22日（火）曇夕方から豪雨
日本の就職の条件が様変わり。今では運転免許証よりスマホを持っていることが採用の必須事項らしい。スマホを持っていれば、位置情報で外回りの仕事でもサボれない。「こんな時間にファミレスで何を食べたんだ？」24時間社員の管理が可能だ。勤務時間外でも、どこにいようと夜中でも呼び出せる。「朝6時半に東京駅集合。大阪支社で緊急会議だ！」
12月21日（月）曇
以前住んだ青森県のむつ市も十和田市も小さな街。外食すれば「一人でハンバーグば食ってだ～」と翌日は街中の噂。外食恐怖症は一生治りそうもない。OZは他人のやることを気に留めない。日本でできたのだから豪州でも平気だ。シティーで日本食材を買ったついでにタイ食堂に寄ろう。だけど店が混んでたし、雨が降りそうだから不本意ながら帰宅した。
12月20日（日）曇時々雨
南極に近い南オーストラリアでは40度を超える猛暑で山火事が起きている。熱帯のケアンズは冬が暖かいのは当然だが、夏に猛暑ということはほとんどない。夏は雨期なので夜間雨が降る。太陽が昇っても蒸発熱で気温はあまり高くならない。上がっても34度。湿度が低いこともあり、ケアンズは真夏でも東京や大阪よりずっと過ごしやすい。
12月19日（土）曇
昨日ケアンズに戻ったが、いつも帰還後3日間くらい悩まされる頭痛が今回はない。北陸とピースボート船内でのんびり過ごしたのが良かったのかもしれない。ユミは故郷の深浦で両親の介護。独身家の掃除と洗濯。当面必要な食糧の買い出し。車1台はバッテリーが上がっている。郵便受けも満杯。だけどここは田舎だ。時計はゆっくりしか進まない。
12月18日（金）曇
下船して電車で東京駅へ。バスで成田に向かう。時間があるので皮膚科で老人性のシミを4個焼いてもらった。再診なので650円。駅の地下街で床屋を発見。散髪は10分で1000円。髪型に凝らないので、安くて短時間が良い。他人の目を気にしないので、服は清潔で寒くなければ良い。味にうるさくないので、食堂は空いていて腹8分になれれば良い。
12月17日（木）曇
日本で最大級となる55,000トンの旅客船で、2020年完成予定。最大の特徴は船内消費電力を太陽光発電で賄い、推進力を10本の折り畳み可能な帆柱から得るエコ旅客船。100％再生可能エネルギーの船舶は現在の技術では困難だが、夢の帆船で消費する化石燃料は半減、CO2やNOXなどの排気ガスも半減を目指す。東京五輪はどうでもいいけど、あと5年生きられるかな？
