1月31日（土）快晴
シラスウナギの国内漁獲量は1960年代には200トンだったが、2012年は1.5トンにまで落ち込んだ。欧州ウナギの稚魚を中国で養殖しそれを日本へ輸出するルートができた。しかし欧州でもシラスが激減し、2008年に絶滅危惧種に指定された。今 アフリカ産や太平洋・インド洋産のシラスを輸入しようという動きがある。世界中の資源を枯渇させてでも食べたいというのは極めて無責任で悪質。欲望丸出しの変態日本人は食欲に自制心がない。
1月30日（金）快晴
北海道教育委員会が毎月第1・第3日曜を「ノーゲームデー」に指定。子どもたちに「ネット利用も含めた望ましい生活習慣」を定着させ、家族の団らん、読書、魚釣りなどの屋外活動を指導するって？？豪州の小・中学校では生徒にテーマを与えてネットで調べさせた上で、プレゼンテーション（発表）とディベート（討論）を行う。だから誰もがはっきり自分の意見を言う。受け身の教育は駄目。節操のない変態日本人を作るだけだ。
1月29日（木）快晴
世界の馬の数は6000万頭。内訳は中国1000万頭、豪州100万頭、日本10万頭など。豪州は大抵の町に競馬場があり、全国で500ヵ所。レースの数は日本の15倍。しかし馬券に使う金額は少ない。世界全体の年間馬券売上高は10兆円。日本の売り上げはその3分の1以上＝3兆4000億円で、断トツの世界一。売上世界一（2兆3400万円）のマカオのカジノを越える。しかし、パチンコの売り上げは何と20兆円（ピーク時は30兆円）。欲望丸出し日本人は賭博に自制心がない。
1月28日（水）快晴
東京に行くと空の汚さ、空気の臭さにうんざりする。それでも皇居周回ジョギングの人波が絶えない。信号がなく止まらずに一周できる、景観が良い、距離が約５㎞で区切りが良いなどの理由でランニングコースとして異常な人気がある。歩道内側の花壇に県の花が埋め込まれていて、これが100メートル間隔になっていると言われている。しかし歩道外側は混雑する車道。埃や排気ガスがひどく健康に悪そうだ。
1月27日（火）快晴
原子力規制委員会は先週、増え続ける汚染水対策の一環として、福島原発周囲のサブドレンから地下水をくみ上げ海に放出する計画を認可した。これにより建屋内に流入する一日当たり約300～400トンの地下水を半分に減らすことができるとしている。日本人は昔から、海はゴミ捨て場と考えている。日本近海の放射能汚染はどんどん拡大している。日本人は近海魚を沢山食べて、人間浄化装置になって欲しい。
1月26日（月）快晴
今日は豪州の祝日「オーストラリアデー」、日本で言う建国記念日。豪州の国獣はカンガルー、国鳥はエミュー。ともに前進はできても、後退はできない動物。国花はアカシア。連邦を形成する6つの州と1つの準州を表す七稜星。盾には6つの州の記章。記章に描かれた動物は袋ライオン（タスマニア州）、黒鳥（西オーストラリア州）、ツチスドリ（南オーストラリア州）。袋ライオンは化石が見つかった古代種だ。
1月25日（日）快晴
米国はフセイン政権を倒すためにアルカイダを援助していた。同様に米国が支援していたシリアの反政府勢力の分派がISISだ。CIAも”テロリスト”も大差ないのだ。安倍さんの外交方針は常に米国の顔色をうかがっている。アラブ、イスラム世界と関わる際に、対米追随ではなく独自の中立的アプローチができていれば、今回の人質事件の平和的解決ができた。その外交の基本的姿勢とは平和憲法＝第9条なのだ。映像が合成かどうかは大きな問題ではない。(photo by Kuso-Colla)
1月24日（土）曇
ベトナム戦争の頃にはTV局や新聞社が特派員を戦場に送った。湾岸戦争の頃から報道各社は組織防衛のために、危険地域に記者やカメラマンを派遣しなくなった。戦場カメラマンが活躍できる場ができた陰には、メディアの堕落がある。2004年にもイラクで日本人3人の人質事件が起きた。政府関係者が「自己責任論」を唱え、日本社会は被害者家族へのバッシングに覆われた。日本政府の無能と、露骨な責任放棄だ。
1月23日（金）快晴
毎年1回（時には2回）上演のケアンズ市民ミュージカル。今年の出し物は「Legally Bronde」。同名の青春喜劇映画（邦題は「キューティ・ブロンド」）のミュージカル版。「金髪女性は頭が悪い」と恋人に振られたヒロインは一念発起、ハーバード大学法学部に入学。学生ながら、殺人の濡れ衣を着せられた女性の弁護士を務める。機知と行動力とで勝訴を勝ち取り、首席で法学部卒。よりを戻そうとするかつての恋人を見返すという単純な物語。
1月22日（木）快晴
ISISでは72時間以内に2億ドルの身代金を払わないと2人の人質を殺害すると言う。安倍さんのイスラエル訪問にタイミングを合わせた脅迫だ。今回の外遊は税金の無駄遣いだけではなく、有害な外遊だった。アラブ、イスラム世界ではイスラエルと国交を持っている国がほとんどないという事態を無視しているし、日本人の人質2人がいることは周知の事実。「ISISと闘う周辺各国に総額で2億ドルの支援を約束します」という発言も挑発的だった。
1月21日（水）快晴
安倍首相はイスラエルのホロコースト記念館を訪れ演説。「特定の民族を差別し、憎悪の対象とすることが、人間をどれほど残酷にするのか、そのことを学ぶことができた。差別と戦争のない世界、人権の守られる世界の実現に向け、働き続けなければならない。今年は戦後70年。このような悲劇を二度と繰り返させない」と述べ、日本が世界の平和と安定にさらなる貢献をしていくことを表明した。戦争犯罪を忘れてはならない。
1月20日（火）快晴
プロテニス世界No2のロジャー・フェデラー昨夜の第1戦を楽勝したが、気になるのが彼のウエアー。以前は赤シャツを着用していたのに、今回はシャツも靴もボールと同色の黄色。僕が昔テニス・ランキング・ポイントに参加していた時には、白が基調で、黄色は一切禁止されていた。今朝、錦織も黄色のシャツで初戦突破。コートと同じ青地にボールと同じ大きさの黄色の水玉だって着用可かな？折しも豪州では蛾が大発生。蛾が嫌いな選手はナイターで苦労するだろう。
1月19日（月）快晴時々雨
領事館に用事があってシティーに行ったら、繁華街のレイク・ストリートの向こうの国際船ターミナルに巨大客船のセレブ号が停泊中。田舎街のビルなど問題にならないくらい大きい。2008年完成、全長314ｍ、全幅36ｍ、122,000トン。乗客2850人、乗員1246人。切られ与三郎のように船体や煙突にＸのマークがある。昨年11月にシドニーで見かけたし、僕の住むトリニティービーチにも時々沖止めする、割と庶民的な客船のようだ。
1月18日（日）快晴後雨
第二次大戦終結から70年が経過するが、「日本は戦争中の問題が原因となって、これまで以上に謝罪しなければならなくなる可能性が高い」との記事をウォール・ストリート・ジャーナルが先週掲載した。ドイツは積極的に反省と謝罪を真摯（しんし）に行うことで、世界に再び平和を脅かすことはないと理解させた。これに対し、日本からは改悛の意思はほとんど示されていないことが、中国や韓国との関係が改善されない原因だと指摘する。
1月17日（土）快晴
モンスーン気候の東南アジアでは天水（雨）だけで米作をする。日本のように灌漑施設は不要だし、農薬漬けの米作ではない。だから安くてヘルシーな米ができる。炊き方は、たっぷりの湯で7‐8分ゆでて、ざるに上げて湯を切るだけ。ジャスミンライスなど香り米はとても美味。素のまま食べる時にはジャポニカ米の方がいいと言う人もいるるが、カレー、チャーハン、丼物などには断然インディカ米が良い。シドニーのタイ料理教室に通っていた時の実感だ。
