1月31日(日)快晴
中華街は食事に限らず、何でも安い。豪州の衣類や履物はアジア人にはフィットしないので、東南アジアで買うことが多い。双眼鏡=1機、デイパック=1個、サンダル=1足、Tシャツ=3着、下着のパンツ=7着、ジーンズ=2着と裾上げ=2着。日本円に換算すると総計1万円弱。中国正月の縁起物のミカンを店員がサービスしてくれた。
1月31日(日)快晴
中華街は食事に限らず、何でも安い。豪州の衣類や履物はアジア人にはフィットしないので、東南アジアで買うことが多い。双眼鏡=1機、デイパック=1個、サンダル=1足、Tシャツ=3着、下着のパンツ=7着、ジーンズ=2着と裾上げ=2着。日本円に換算すると総計1万円弱。中国正月の縁起物のミカンを店員がサービスしてくれた。
1月30日(土)快晴
バトゥー洞窟の周辺はまるでアミューズメント・エリア。土産物屋や食堂、絶叫マシンのある遊園地、屋外演芸場、そして奥行き300mほどの小洞窟を利用したジオラマ。総天然色の彫像を所狭しと並べて、ヒンズー教の歴史を物語る。仏教にもキリスト教にも字を読めない人々のための絵図などがあるが、ここにはかなわない。20mもあるスーパーマリオのような王の臥像もあった。
1月29日(金)快晴時々雨
ヒンズー教には、頬や舌に太いくぎを刺して神輿を牽くタイプーサムという苦行がある。過激過ぎる儀式のために本場インドでは禁止されているが、KLのバトゥー洞窟では先週この苦行祭が行われたそうだ。僕には猟奇的趣味はない。14年振りに洞窟を訪れた。派手な門前町が築かれ、土産物屋や食堂が軒を連ね、大音響のインド音楽。カレーは激辛で、苦行さながらだった。
1月28日(木)曇時々雨
永住ビザ申請に必要な健康診断、銀行口座開設、移民局への書類提出などの手続きは無事完了。申請代行業者の中国人担当者がKLの美味い中華料理店を教えてくれた。その「客家」で、ピースボートの同僚だったモッチーと夕食。客家は中国の流浪の民。流れ者のモッチーもやっとKLに落ち着く気になったらしい。
1月27日(水)快晴
ビルマは先週「満月祭り」だった。1年で初めての満月の日に、出家する幼子たちが着飾って馬でパレードしていた。KLの繁華街は、来週から始まる中国正月の派手な飾りつけ。周辺にはISを警戒する兵士が厳重な警備。マレーシアの国民の60%は厳格な回教徒のマレー人だが、クリスマスも派手に祝う。
1月26日(火)晴
今日はオーストラリアデー(建国記念日)。英国から最初の移民船がシドニーに到着した日。そしてOZの反日感情が高揚する日。第2次大戦中にタイ~ビルマの軍事鉄道建設に英豪捕虜やビルマ人を酷使、その多くが衰弱死した。マンダレーにも立派な日本軍供養塔があるが、反省の念はない。反省だけならサルにもできるか…。
1月25日(月)晴
マンダレーの人口は100万人で、ヤンゴンに次ぐビルマ第2の都市。700のパゴダがあり、無数の仏教石板が保存されている。観光の人気No1は、市中央から南10㎞にあるウンタマン湖に架かるウーベン橋の夕日見物。1849年に建設された全長1.2㎞の木造の世界最長の橋(隅田川の橋は200m)。橋脚の数は1086本。チーク材でできている。
1月24日(日)快晴
150US$でタクシーをチャーターし、バガン→ポッパ山→メイティラーの日本兵慰霊碑→ウーベン橋の夕日見物→マンダレーの大移動。11時間を要した。ビルマはすべて山の頂上に寺院やパゴダがある。ポッパ山は標高1518mの火山。山麓から急勾配の階段を30分登ると山頂に空中城塞のような寺院がある。無礼なサルが多く油断できない。
1月23日(土)晴
バガンから車で南に2時間田舎道を走るとサレイ文化遺跡保護地域がある。政府の保護対策が不十分で、この地も見るべきものは少ない。サレイは第2次世界大戦の激戦地でもある。捨身のの大逆転を狙った日本軍のインパール作戦は大失敗。英印軍の反撃で全滅。サレイに日本軍の慰霊碑があり、ビルマ人の僧たちが手厚く守っていた。
1月22日(金)晴
バガンは100m移動する毎にパゴダに出会う。日本の国会議事堂風もあれば米議会風もあり、シンデレラ城風まである。軍事政権が考古学的検証を無視して改修工事をした結果だ。遺跡地域の中央に「バガン考古学博物館」という壮大な建物がある。外国人は5米ドルの入場料を払わないといけないが、見るべき展示物は全くない。
1月21日(木)晴
東南アジアの都市は街歩きに不適。歩道が未整備だし、信号や横断歩道が少なくて危険がいっぱい。警笛と排気ガスと埃が街中に充満している。車道と歩道の段差が大きくて疲れる。ホテルから1㎞離れたモールまで40分もかかった。スーチー邸までは7㎞もあるのでタクシーを利用。観光客は門前で車を止め、写真を撮っては帰って行く。
1月20日(水)晴
全長70m、高さ17mの巨大涅槃仏。性別不詳…。涅槃とは煩悩から解脱した状態=精神も肉体も滅んだ状態=死。足の裏には108個の仏教宇宙観図絵が描かれている。寺院に入場する時には裸足にならないといけない。靴は勿論、靴下も駄目。だから寺院を詣でると足の裏が汚れる。靴下も汚れて、旅先では洗濯が大変。109個目の煩悩だ。
1月19日(火)晴
シンガポール~ヤンゴンは空路3時間。今が乾季で、日中は30度くらいまで気温が上がるが、朝夕は15度と肌寒い。ミヤンマーは国土が日本の1.8倍、人口は5000万人。国民の90%は仏教徒だ。長らく軍政が続いていたが、昨年11月の総選挙でスーチー女史が率いるNDLが勝利。街を見下ろす丘に金箔と宝石で輝くパゴダが鎮座する。