1月31日（木）雨
モールのキッチン用品店で「改装のため」閉店セールを実施中。日本人は安物に群がるが、OZは不用品を買わない。日本でも閉店セールが大はやり。安室奈美恵はともかく、嵐の解散が2年先だなんて。「20年先に解散」というグループも出てきそうだ。稀勢の里は無残な閉店セール。無理やり日本人横綱に祭り上げられ、精魂尽き果てても2年間も相撲協会に「かわいがり」された。
1月30日（水）曇時々雨
2か月間マンゴを食べ続けたら、さすがに飽きてきた。晩生種のR2E2の甘味が強すぎる。という訳で別の果物を取り揃えた。リンゴは甘味と酸味のバランスが良いピンクレディーを丸かじり。チェリートマトとバナナは甘さ控えめで食べやすい。ザクロは真っ赤な果汁がシミを作るからテラスで。本命はタスマニア産チェリー。今年は豊作らしく値段も手ごろ。
1月29日（火）雨
モールに買い物に行ったついでに、フードコートへ。カツ丼はやっていないと言われ、カツカレーを注文。カツもカレーも苦手。人目を避けミニ熱帯雨林庭園を見下ろすテラスへ。「絞め殺しのイチジク」の幹が雨に濡れている。6月の全仏オープン＝クレー（赤土）コート、7月の全英オープン=芝コートは大坂なおみを苦しめるだろう。9月は全米オープン。彼女が優勝するたびにカツを食べるのがお約束。グランドスラムは苦難の道だ。
1月28日（月）晴
土曜日がオーストラリア・デーの祭日だったので、月曜日の今日は振り替え休日。この点は豪州も日本も変わりはない。1か月以上振り続いた雨で、ケアンズの市内と郊外にで洪水の被害が続出している。我が家は丘の上にあるから水害とは無縁だ。朝ジョギングに出かけようと家を出たら、カンガルーがきょとんとこちらを見ていた。
1月27日（日）雨
日本ではテニスのインストラクターだったが、テニス肘とアキレス腱断裂で引退。スポーツ見物にあまり興味はないが、昨日の全豪女子決勝の第1セットだけTVで観戦。大阪はパワーがあり、フットワークもサーブもパッシングもマナーも良い。グランドスラムも夢ではないだろう。良い試合を見せてもらったから、近日中にカツ丼を食べる。
1月26日（土）雨
豪州気象庁が異常高温気象警報を発表､｢1月26日のオーストラリア･デーはシドニーでは気温が摂氏42度、郊外では48度まで上がる所もある｣としている｡既に豪州の砂漠地帯の河川水域では猛暑で魚が大量死。推定35万頭生息する野生馬が、アリススプリング付近で数100頭渇死。一方ケアンズは今日も朝から豪雨。最低気温23度、最高気温25度、湿度97％。叩きつけるような雨にテラスは子燕たちの避難所になっている。
1月25日（金）雨
日本ではペットを飼う人のマナーが悪い。猫や犬の放し飼いは普通。避妊手術はしないで、生まれた子犬や子猫は粗大ゴミへ。引っ越しでも捨てていく。だから捕獲して殺処分が普通。駅前で「災害で捨てられた犬猫の餌代」募金の呼びかけ。本当かな？豪州ではレジに捕獲犬の餌代寄付のタッチパネルがある。寄付金の使い道も公明正大だ。
1月24日（木）雨
東京では記録的な乾燥が続いているとか。火災とインフルエンザにご注意。ケアンズでは昨年のクリスマスから1か月も雨の日が続いている豪州の雨は日本とは違って1日中降り続かず、晴れたり降ったり。最高気温が30度以下で快適。 長雨の影響で海辺の散歩道の植え込みにキノコが生えている。OZは野生のキノコは食べず、マッシュルーム一本槍。アジアンショップでたまにエノキダケやエリンギを見かける程度。
1月23日（水）曇時々雨
田中康夫氏（当時24歳）が1980年に発表し第17回文藝賞受賞。 流行のブランド、レストラン名をちりばめて442個の脚注を付記した小説。翌年に第84回芥川賞の候補になった時、「芥川賞は終わった」となんとなく納得した。「終身制」で高齢の選考委員たちは「同時代性」とは何かを知りようもなかったのだろう。今回（第160回）の芥川賞作品「ニムロッド」は仮想通貨の物語で、年寄りには理解不能。設立者の菊池寛は「芥川賞・直木賞は文芸春秋の宣伝のため」と言っていたが…。
1月22日（火）曇時々雨
僕は15歳から10年間、月刊総合同人誌の主幹を務め、自分でも政治論文や書評を書いた。同人に文芸春秋の社員がいて、彼の紹介で「選考人」の著名作家を紹介された。作家氏は高齢だが、講演と銀座のバー巡りに多忙を極め、最終選考の5～6作を読む気力もなかった。速読の僕が3日間くらいで各作品を読んで書評を書いてやった。その後の数年間、彼の（僕の書いた）書評が毎月同人誌に連載され、彼は同人誌へ高額の協力金を払ってくれた。
1月21日（月）曇時々雨
モールで初めて散髪。スタッフはやや高齢の白人女性4人。「白人理容師は下手」という噂があるが、15分で手際良く終了。洗髪、剃毛はなく、シニア＄20（1600円）。これまではシティーの日本人理容師に散髪してもらっていたが、そちらは倍の＄40。値段はともかく、シティー中心部の駐車が1時間限定に変更になり、ついでの買い物は無理。シティーまで車で片道30分もかかるし。ついでに歯医者も変えようかな？
1月20日（日）曇時々雨
経団連の中西宏明会長は原発御三家の１つ日立製作所の会長でもある。「国民が反対している原発を作るのはもう無理だ」との発言は何故かマスコミでは取り上げなかった。同会長は15日の記者会見で、「再稼働をどんどんやるべきだ。原発の新設や増設も認めるべきだ」と発言。どうやら官邸筋から油を搾られたらしい。しかし「ゴーン前会長の長期拘留への海外批判は率直に認めるべきだ」とも述べた。
1月19日（土）雨
知人の古市君が最終選考に残っていたので、候補6作品を2日間で読んだ。彼は社会学者で小説は2作目。現在大きな話題となっている安楽死が主題。他の5作よりは面白いし、読みやすい。だけど平成の日本で安楽死が合法化されているという設定は無理で、ファンタジー小説化している。IT用語など横文字を多用しているが（これは「ニムロッド」も同じ）、縦書き原則の日本の小説には馴染まないし、賞味期限が短い。古市くん、文学を学び直しなさい！！ついでに直木賞受賞作「宝島」も読んだ。沖縄の戦いの物語だが、ストーリーが幼稚な作品だ。
1月18日（金）曇
248mx38m、2万トン。攻撃ヘリを14基搭載。現在海上自衛隊が保有する戦艦の中で最大。2015年に竣工したが、防衛庁ではこの「いずも」を攻撃型空母に改装する意図で設計建造した。垂直着陸できるステルス型ジェット戦闘機F35Bを24機搭載可能。安倍首相はトランプ大統領に、1機47億円のF35Bを90機購入の約束。実はこれ時代遅れの「最後の有人爆撃機」で、ソフトにバグがあるポンコツ機。代金前払い、返品不能とは…。ちなみにケアンズ駐屯の哨戒艇「ウーロンゴン」号は、57mx10m、300トン。兵員21人。豪海軍は総員4,215人だ。
1月17日（木）快晴
昨夜の所さんのTV番組に友人のカジポンが1時間もビデオ出演。51歳の彼も奥さんもお元気そうだ。芸術評論家というが、何をやっているのかよく分からない。100か国以上の3000人以上の有名人の墓を訪ねたらしい。ケアンズにも日本人のワーホリ・金堀り・真珠採りのお墓や慰霊碑があるよ。故人は有名人じゃないけど、悲しい物語だよ。
