豪州落人日記 (桝田礼三ブログ) : Down Under Nomad

1945年生れ。下北に12年→東京に15年→京都に1年→下北に5年→十和田に25年→シドニーに5年→ケアンズに15年…

誕生日のチキンライス

2013-02-28 06:53:12 | 食事

 

2月28日(木)快晴
 
小学生の頃、母が仕切って誕生パーティー。60人の級友のうち母が気に入った20人ほどが招待される。いつもこんな感じのチキンライス。それにサイダー、ミカン、手造りケーキの質素なパーティーだったが、招待から外れた級友から恨まれた。だから12歳で家を出てから誕生パーティーをしたことがない。今日68歳を迎えるが、一人東京行きの飛行機に乗る。
 
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マイクロソフト・サーフィス

2013-02-27 07:05:06 | 日常生活

 

2月27日(水)快晴
 
老眼が進行して旅行用PCの小さな画面が見れなくなった。第1世代のiPadを持っているが、スカイプができて、USB端子があることが僕の旅行では不可欠。堅牢、軽量、低価格で、必要最低限の機能があれば良い。ということでWindows 8の勉強も兼ねてサーフィスの最廉価機を購入。しかしiPadの軽快さはなく、とにかく扱いにくい。明日から東京だ。
 
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讃岐うどんは豪州産

2013-02-26 07:25:26 | 食事

 

2月26日(火)快晴
 
日本はコメの裏作で片手間に小麦を作る。小麦が湿度の高い日本の風土に合わないこともあるが、品質は最悪。小麦でできている食品は、パン、うどん、ラーメン、味噌、醤油、ビスケット、スパゲティ、和菓子、ケーキ、お好み焼きなど無数。讃岐うどんは「国産小麦使用」と銘打って品質の悪い国産粉を少量混ぜて、原料の大半はAustralian Standard Whiteという良質粉だ。
 
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水田の除草

2013-02-25 07:29:37 | 政治・経済

 

2月25日(月)快晴
 
夏の除草は重労働。中腰の作業で農民は腰を痛める。選択型除草剤を使用すると双子葉植物を除去できる。芝は稲と同じ単子葉植物なので家庭の芝生やゴルフ場ではこれを用いる。日本では有機米が高く売れるので、鎌や原始的な草刈り機で条間除草をする。豪州の水田は直播で稲が密植するので雑草が生えない。種もみは多く使うが、収穫が多く、除草は不要だ。
 
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被災2年目の村

2013-02-24 06:17:41 | 豪州国内旅行

 

2月24日(日)曇
 
先週のエアーの収穫祭の行き帰りに通過した海辺の村・カードウェルは2年前にサイクロンで甚大な被害を被った。破壊された家屋はほぼ修復が終わっているが、波浪で浸食されたハイウェイ500mほどが未だに補修工事中。ケアンズーシドニー間2,700kmを2往復したことがあるが、ハイウェイが海に隣接しているのはカードウェルだけ。内陸に道路を新設すべきか?

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ユミのいぬ間に洗濯

2013-02-23 07:35:55 | 食事

 

2月23日(土)快晴
 
ユミが歯の治療に出かけたので、生ダコを買ってきてタコ飯を作った。なぜ歯医者とタコ飯が関係があるのかを説明するのは、かなり難しい。つまり…生ダコのヌメリを取るのは非常に難しい。塩をたっぷり振って1時間も揉まないといけない。他にビニール袋にタコと塩を入れて洗濯機で15分間洗う方法もある。要するに、ユミがいない時に偶然タコ飯を作っただけだ。
 
 
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白馬(しろうま)事件

2013-02-22 07:01:09 | 昔話

 

2月22日(金)快晴
 
オランダ領インドネシアを占領した日本軍は、17歳から28歳の合計35人のオランダ人女性を強制連行し、従軍慰安婦にした。「白馬」の由来は、日本兵が白人女性を白い馬になぞらえていたのが由来で、慰安所の所在地から別名「スマラン事件」とも呼ばれる。戦後の連合軍によるBC級戦犯裁判で、強制連行、強制売春、強姦の罪で多数の将兵が死刑を含む有罪になった。
 
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カウラの自虐的脱走

2013-02-21 07:04:10 | 昔話

 

2月21日(木)快晴
 
ダーウィン空襲で豊島一の零戦は不時着し捕虜となり、カウラの捕虜収容所に送られた。戦陣訓「生きて不慮の辱めを受けず」の通り、捕虜は売国奴でその家族は村八分にされた時代。豊島は他の日本人捕虜たち1,100人を扇動して暴動を起し、成功の見込みの全くない脱走を図った。追い詰められた豊島は投降の勧告を無視して、仲間の233人と共に集団自決した。
 
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ダーウィン空襲

2013-02-20 07:43:18 | 昔話

 

2月20日(水)快晴
 
1942年2月19日、日本軍は242機の艦載機でダーウィンを攻撃。9隻の船舶を撃沈、20機の軍用機を破壊。多くの民間人を含む251人が死亡、400人が負傷。3月中旬に米陸軍航空軍がダーウィンに到着。豪空軍と交代する8月までの5ヶ月間で、日本機の爆撃を迎撃し、米軍は21機を失ったが日本機を79機撃破した。3月3日の日本軍のブルーム空襲では88人が死亡した。
 
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稲作民族幻想

2013-02-19 10:35:07 | 政治・経済

 

2月19日(火)曇
 
「豊葦原(とよあしはら)の瑞穂(みずほ)の国」は日本の美称。豊かな広々とした葦原のような水田に、みずみずしい稲穂が実る国。しかし現実は、狭い農薬まみれの水田で、創意・工夫のない3K仕事。米作技術が低劣だから国際競争力ゼロで、TPP参加で即死する。日本の米作は水田ではなく票田。オーガニック米ではなく、ポリティック米。魚沼米が生産量の10倍も出回る偽装食品だ。

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ホタル復活

2013-02-18 17:35:27 | 昔話

 

2月18日(月)曇時々雨
 
町内子供会の休耕田2.5haを利用した稲作は、ホタル復活も目的にしていたので無農薬。田植えと稲刈りは子供たちの手作業。収穫量は少なかったが、天日乾燥のため味は秀逸。そしてホタルだけではなく、トンボ、タニシ、ドジョウなども大量復活。シギやサギなどの水鳥はもちろん、ツバメや防風林のキツツキやキジなども増えた。自然保護グループによれば、野兎やモモンガも増加。
 
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エアーの米作り

2013-02-17 19:33:40 | 豪州国内旅行

 

2月17日(日)快晴
 
放射能汚染で農地を失った福島の農民が、ケアンズの南450kmの村で米作に挑戦している。熱帯なので発芽から収穫まで3カ月、計算の上では4期作が可能だ。今日が入植1周年、4回目の稲刈り。ケアンズからも30数名のボランティアが手伝いに駆けつけた。昔ながらの鎌を使っての手作業。頑張って欲しいが、前途多難だ。稲刈りは町内子供会の収穫祭以来20年振りかな?
 
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欧州の食糧庫・オランダ

2013-02-16 06:37:36 | 政治・経済

 

2月16日(土)快晴
 
オランダは北緯52度でサハリン北部に相当する。冬期の日照条件は極めて厳しく気温も低い。国土の大半が海を埋め立てた土地なので土壌も悪い。全農地の半分は牧草地で、0.5%の1万haがガラス温室などの人工環境農業(日本は1%の5万ha)。その60%が花卉、40%がトマト、パプリカ、きゅうり、イチゴなどの無農薬野菜で、世界各国に高価で輸出される。
 
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オランダ式農業

2013-02-15 07:09:10 | 政治・経済

 

2月15日(金)快晴
 
オランダは日本の10分の1強の狭い国土だが、野菜栽培や園芸や酪農に特化した世界有数の農業国。高度な集約化・機械化により生産性はEU連合諸国の中でも高く、世界の花市場の6割強を生産。国土の半分の200万haが農地で(日本は500万ha)、1戸当たりの農地面積は30ha(日本は1ha)で農民の生活は豊か。土地は痩せているが創意と努力で国際競争力のあるビジネスに育て上げた。
 
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日本の片手間米作

2013-02-14 07:11:33 | 政治・経済

 

2月14日(木)快晴
 
日本が米作農家だらけなのは、他の農作物に比べて圧倒的に手がかからないから。春秋の休日に片手間でできる。兼業農家の農業年収は平均100万円だが税金は優遇され、農地の相続は容易だ。米作の大型化も進んでいる専業米農家は兼業農家に価格面で敵わない。米価が下落した時に兼業農家はサラリーマン収入で補えるが、専業農家は倒産の危機に直面する。
 
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