市立図書館

10月31日(金)快晴　　　市立図書館

シドニーの市立図書館は僕の家から徒歩2分のタウンホール内にあります。地上4階建ての旧館はコンサートホールに利用されていて、隣接する20階建ての新館が市役所。その2階部分が図書館。この付近は語学学校や専門学校が多いので、本を読む人より勉強部屋に利用する人が多いようです。学生はアパート代と交通費の節約のためにシティーの1室に4－6人住んでいるのは普通。閲覧室が5室あり、うち1室はほぼ日本人と韓国人が占拠しています。

クリスマス商戦

10月30日(木)快晴　　　クリスマス商戦

こちらもだんだん暑くなってきました。デパートやスーパーでは早くもホットなクリスマス商戦が繰り広げられています。真夏のクリスマスでもサンタはやっぱり赤いコートを着ています。日本と違うのはこちらではクリスマス・ソングがほとんど流れていないこと、サンタがそりではなくてサーフボードに乗っていることです。暑くなると水不足、ブッシュファイアーの季節を迎えます。アメリカからも山火事のニュースが流れています。カリフォルニアのシュワちゃんも苦労しそうですね。

ライオン・キング

10月29日(水)快晴　　　　ライオン・キング

昨夜家から徒歩15分のキャピトル・シアターでミュージカル「ライオン・キング」を観ました。チケットは2枚で200ドル(15,000円)。ストーリーはアニメと全く同じで、単純そのもの。たくさんの動物が本物そっくりの動きをしますが、仮面や衣装や小道具が過剰で、消化不良を起こしそう。いつも不思議に思うのですが、ディズニー作品のテーマって何なんでしょうかね？子供っぽいのが嫌いで、ディズニーランドに行ってもちっとも面白く感じない僕のほうが変なんでしょうか？

もっと古い写真

10月28日(火)快晴　　もっと古い写真

1770年キャプテン・クックから1851年ゴールドラッシュまで豪州は世界最果ての地でした（日本も江戸時代で刀を振り回していました）。NSW州立図書館収納の最古の写真は1874年フリーマン撮影の「ブローク総督の娘」と言っても60歳の肖像。写真右は彼が翌1875年に撮影したベチントン夫人像。どちらも旧植民地時代の貴族で、窮屈な服で着飾って身構えています。この当時写真はまだ上流階級の高価な肖像画だったんですね。

時空を超えて

10月27日(月)快晴　　時空を超えて

NSW州立図書館に収納されている最も新しい写真は、現在開催中のラグビー・ワールド・カップのポスターになった写真。こんな写真はどうでもいいんです。古い写真は1874年なんてのもあって、学術的には情報量も多くて興味深いのですが、軽薄な見地からは面白みに欠けます。掲載した写真はOZ写真家フリーマン1905年(明治38年)撮影の女優のポートレート。98年も前に女性をこのように自由で美しく表現できるというのは驚きですね。

Daylight Saving：今朝英文法のクラスに1時間遅刻。原因は昨日からサマータイムが始まったのに腕時計の時刻を進め忘れていたからです。

NSW州立図書館(旧館）

10月26日(日)晴　　　　NSW州立図書館(旧館）

州立図書館の新館は普通の近代的な図書館ですが、旧館は1826年建造当時のまま保存。書架は3階建てでシェークスピアをはじめとして多くの古文書を収納。歴史的な写真の収集もしていて、併設の展示室は入場無料。OZは読書好きで、通勤用、会社用、就寝用の3冊の本をいつも準備していると言われています。学校でレポート提出の宿題が毎日あるので読書の習慣がつくのです。11月の試験期には結構自殺者が出るので社会問題化しています。

今夜はしあわせ

10月25日(土)曇時々雨　　　今夜はしあわせ

C・ルルーシュの「必然と偶然」(和名は「しあわせ」）に出てくるメプラーナ教団の驚異のグルグル回転ダンスはトルコ版の「踊る宗教」。本場では異端とされています。これは12月の儀式の時期にトルコのコンヤに行かなければ拝めないもの。それが今夜オペラハウスで見れると聞いて早速出かけることにしました。

オペラハウスの内装

10月24日(金)快晴　　オペラハウスの内装

オペラハウスは建物全体が曲線で構成されているので、内部も曲線が華麗で、モダンでありながらとても心地よく感じます。写真左はエントランスからオペラシアターに至る階段。宇宙船に乗り込むような錯覚に陥ります。オペラハウスには「ハーバー」と「コンコース」の2つのレストランがあり、ガイドブックではどちらも「眺望良し、雰囲気良し、味良し、値段は手ごろ、カップルにお勧め」。写真のハーバーは「要予約、服装に注意」ですが、短パンやサンダル履きでなければOK。

オペラハウスの外壁

10月23日(木)快晴　　オペラハウスの外壁

オペラハウスの外壁材は白タイルです。帆立貝のようなシェル型屋根には30年を経た現在でも水垢の跡も全くありません。そしてこの建物は広い屋根にもかかわらず、雨樋がありません。タイル屋根には幾何学的な溝があって、雨水が流れる構造になっています。そして建物の建つ広場にも排水溝がありません。石畳が浮き床構造になっていて、敷石の隙間から雨水が流出する計算がなされています。

国際反戦デー

10月22日(水)快晴　　国際反戦デー　　

タイで開催中のアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）の首脳会合のついでにブッシュ米大統領が訪豪。各地で反戦デモが起きています。今日もタウンホールで平和集会。巨大な骸骨に扮したリーダーが演説をしています。この後寸劇が行われて、ハワード豪首相と小泉首相がブッシュ大統領の靴にキスをしているのは、ちょっと笑えません。日本もいよいよイラクに参戦するんですね。平和憲法も風前のともし火。昨日は国際反戦デーだったんですよね。

泣き面に蛾

10月21日(火)快晴　　泣き面に蛾

水漏れ事故から9日目。まだ寝室の壁から水がにじみ出ています。アパート開発会社はいろいろの口実を設けて積極的な対応はしません。夕食後リビングで2匹の蛾が飛び回っています。寝室のドアの下をくぐって入ってきたのです。寝室のドアを開けてびっくり。100匹以上の蛾が工事であけた壁の穴から侵入しています。穴を段ボール箱でふさいでコンビニへ殺虫剤を買いに走ります。しかし殺虫スプレーでも死にません。今から夜の街に開いている薬局探しに出かけます。

三十路のオペラハウス

10月20日(月)快晴 三十路のオペラハウス

今日はオペラハウスの30歳の誕生日。シドニー港の玄関口に立つ帆船をイメージしたこの白亜の殿堂はデンマークの建築家ヨハン・ウッツオンの設計。総工費12,000万ドル(当時の価格で約500億円)、14年の歳月をかけて完成。当時は斬新なデザインに反発も多く、工事費の増大に国論を２分する論争も起きました。内部にはオペラシアターを始め7つの劇場があり、写真右のコンサート・ホールには巨大なパイプオルガン。弾かせてもらえないもんでしょうか。

土禁

10月19日(日)快晴　　土禁

僕の家は玄関部分と、台所と3つのバスルームは大理石張りで、あとは絨毯が敷き詰められています。実は大理石も絨毯も豪州では贅沢品ではなくて普通なんです。十和田の家も絨毯張りで僕はサンダル履きでしたが、こちらではユミの方針で裸足の生活です。空気が乾燥しているので裸足が快適です。従って我が家は土足禁止。玄関脇の1mx1mx2mの押入れに僕の履物19足と、ユミの履物32足が収納されています。アジア人の家庭は土禁が多いようです。

BBQパーティー

10月18日(土)晴　　BBQパーティー

今期初のBBQパーティー。「テラスの大掃除をしてくれるなら会場を提供してもいいよ」という条件をつけたので、我が家のテラスはきれいになりました。おにぎりは英語学校のクラスメートが作ってくれました。だけど実は僕もユミも肉食は苦手なんです。BBQの材料は、牛、鶏、羊、ホタテ、エビ、マグロ、イワシ、その他サラダ、果物、おにぎりなどで経費は7人前で約150ドル。OZのパーティーは気軽ですが、我が家は不慣れで、重くて、硬いようです。

美容歯科

10月17日(金)晴　　美容歯科

1年に2回歯の手入れをしてもらっています。先日定期クリーニングの後歯科医にホワイトニングを勧められ、3時間結構痛い思いをして1,149ドル（86,000円)。終了後「歯並びの矯正もやったほうがいいよ」と勧められましたが断りました。18ヶ月かかって90万円だそうです。だって見栄えのために歯を白くしたのに1年半も針金くっつけるなんてね。僕の家系は両親も兄姉も歯が悪いのに、僕はすべて自分の歯。35年間ボクシングで顎を鍛えたのが良かったんでしょうかね。