ブドウ畑

11月30日(日)快晴　　　ブドウ畑

豪州の酒屋では国産ワインしか置いていません。他国のワインを入れる必要がないほど豪州のワインは安くて、質も高く、充実しているからです。広い国土に様々な気候があるため、ワイン用のブドウのほぼすべての品種が生産されています。ワイナリーの数はおよそ1000。そのほとんどでテイスティングができます。ブドウ畑のスケールもでっかくて驚きます。今日は日韓の若者とワイナリーめぐりとビーチのドライブ。僕は運転手なので苦手なワインを飲まずに済みます。

便利グッズ

11月29日(土）快晴　　便利グッズ

買い物は好きじゃありませんが、街を歩いていて、珍品奇品を見つけるとつい買ってしまう悪い癖があります。写真上はピンセット式の箸。外国人を食事に招いた時にこれは絶対に重宝します・・・多分。写真下は長すぎる冷麺を切るための鋏。片方の刃が鋸状になっていて麺が滑りません。赤い蝶番が出っ張っているのでテーブルに置いても刃が浮くので清潔です。明後日ユミが戻ってくると怒られそうなので当分の間物置に隠しておきます。

QVBのダスケ

11月28日(金)快晴　　QVBのダスケ

QVBの玄関前にはビクトリア女王の大きな銅像と並んで小さな噴水と子犬の銅像があります。噴水に銅貨を投げ入れると感謝の吠え声を上げます。よく見るとテリヤのようですが、一見シーズー犬のダスケそっくりです。写真中央は我が家のマスコットのダスケ。本物のダスケは十和田の友人宅で余生を送っています。当年15歳で白内障とフィラリア症になっているとのこと。去年会った時には黒かった毛が白くなり、前の飼い主の僕をすっかり忘れていました。

Japanese Film Festival

11月27日(木)晴　　Japanese Film Festival

Star Princess号は本日出航しました。シドニー停泊が1日だけとはもったいないですね。外国船ターミナルの対岸にはオイスターバーがあります。今夜はここで食事をした後、隣接したDndy劇場で新藤兼人の1960年世界的に大ヒットした「裸の島」を見ました。音羽信子と殿山泰司主演ですが出演は4人、スタッフは13人だけ。セリフが一言もありません。舞台は瀬戸内の水のない段々畑の島。毎日隣の島に水汲みに出かけます。OZも結構泣いていました。

夏季限定：牡蠣が特に好きということはありません。ワインは滅多に飲みません。ビールなら多少飲みますが現在禁酒中です。禁酒の特別の理由もありません。ただ水物の買出しは重くて大変なんです。シドニーでは11月1日から節水条例が発動されています。それに合わせてビールをやめただけです。節水条例が解除されれば多分また飲みますよ。

Star Princess

11月26日(水)晴時々雨　　Star Princess

Japanese Film Festivalに顔を出すためにサーキュラーキーにやって来たら6万トン級の豪華巨大客船が停泊しています。全長250m、窓のある客室部分だけでも10層もあり、3階建ての外国船ターミナルが小さく見えます。すべての客室にはテラスがついているらしくて、外観はまるで日本の団地風景。お世辞にも美しい船とは言えません。コンピューター設計で、居住性もお値段もいい線行っているのでしょうが、最近こういう無粋な船が多いですよね。

matrix

11月25日(火)曇時々雨　　　matrix

火曜日は映画の日、入場料が割引になります。先週は「マトリックス・レボルーション」、3部作の完結編でいずれもシドニーで撮影されています。特撮はまあまあですが「ロードオブリングス」のほうが上。「スターウオーーズ」のような叙情性もなく、人間が描けていません。今日の「シービスケット」は馬と人間の交流がテーマの実話。体は小さいのに気性が激しく、ガッツのある馬。十和田に残してきた名馬ユーコンを思い出しました。もちろん忠犬ダスケもね。

たかが映画、されど映画：評判のレストランで行列までして食べようとは思いません。待つのが大嫌いなので多少味は落ちても空いている店のほうがいいのです。読書も映画も観劇も単なる暇つぶし。美術館や博物館通いも手軽な娯楽です。と言うわけで1年に100本以上映画館で見ます。多い日は1日3本とか。宮崎アニメも寅さんシリーズも北野タケシ作品も全部見ています。明日はメグ・ライアンの「in the cut」に行きます。26日から28日までJapan FilmFestivalも開催されます。新藤兼人の「ふくろう」と「裸の島」、新藤風の「love/juice」も見たい作品ですね。

roo と loo

11月24日(月）曇時々雨　　　roo と loo

我が家の外車のヒュンダイは普段ユミが通学用に使用しているので、僕は滅多に運転する機会はありません。ユミのいない間の選択で、道路を覚えるために郊外にドライブに出かけました。景色の良い場所で写真を撮っているとカンガルーやオオムが割り込んできます。トイレにも行きたいのに、どこまでも付きまとって離れようとしません。見かねた親切なOZがツーショット写真を撮ってくれたらやっと満足して開放してくれました。

豪方言：rooはカンガルー。looはトイレ。barbieはバーベキュー。 a cuppa はa cup of tea 。tinnyは缶ビール。 yapping はおしゃべり。cossieは水着、swimmieとも言います。 arvoは午後。 beautは美しい。 dunnyは野外トイレ。 tuckerは食べ物。esukieはクーラーボックス。 comfyは心地よい。crocはワニ。

ワールドカップ・ラグビー決勝戦

11月23日(日)曇時々雨　　　ワールドカップ・ラグビー決勝戦

昨夜ルームメイトのユミが3年ぶりに日本に一時帰国。ロックスのジャーマン・レストランで夕食の後7：45pm空港へ。シドニー空港はいつもそんなに混雑してはいませんが、昨夜はほとんど無人状態。乗客も職員も空港内のレストランやバーのテレビに釘付け。試合は一進一退で延長戦へ。10：15pmユミの飛行機が飛び立ち、10：30pm英国が豪州を降しました。雨の中車でシティーに戻るとあちこちでびしょ濡れのOZたちが「よくやった！」と大声で歌っていました。

金食いスポーツ大会：サッカーは相手チームの反則をアピールするために大げさに倒れ込むのが卑屈で厭ですね。ラグビーはニュージーランドが試合前に「ガンバッテ、ガンバッテ・・・」とダンスするのがいい感じです。だけどワールドカップはどちらも巨額の怪しい金が動いています。オリンピックもあまりお金がかかりすぎるので本場のギリシャ人が白けているようですね。

嵐の前の静けさ

11月22日(土)雨のち晴　　　嵐の前の静けさ

ロックスの路上で毎週土曜日に開かれるマーケット。観光客向けの手作りの高級お土産品が中心で値段も高め。鶴のように羽を広げたテントがメインストリートを埋め尽くします。そこから少し離れた路上に巨大スクリーンが設置されています。今夜8時からラグビー・ワールド・カップの決勝戦。雨なら悪天候に慣れたイギリスが有利、晴ならもちろんオーストラリアが有利。4時半現在天候は曇。しかし試合開始の8時まで僕はシドニー空港に行かないといけません。

異国の教会

11月21日(金)晴　　　異国の教会

マーケットシティーにはクリスマスツリーが飾られても中華街の門内にツリーはありません。ここでは中国本土での法輪功弾圧の抗議ビラが連日配布されています。あれって気功の一種なんでしょうが、マルクス教と同じで宗教でもあるんでしょうね。中華街のずっとはずれに中国人信者の古い教会があります。その2軒隣には韓国人のカトリック教会。韓国は道徳は儒教ですが、宗教はカトリックの信者が多いんですよね。ワーホリの韓国人も毎週教会に行くみたいです。

オーストラリアの宗教：キリスト教67.9％（カトリック教26.6％、英国国教会20.7％、新教その他20.6％）、仏教1.9％、イスラム教1.5％、ヒンズー教0.5％、ユダヤ教0.4％、無宗教15.5％

卓球と飲茶

11月20日(木)快晴　　　卓球と飲茶

マーケットシティーの催事ホールでは時々ラジオやテレビの実況中継が行われます。しかし今日はクリスマスツリーの前で卓球大会。決勝戦で白人が中国人をコテンパンにやっつけていました。ここの4階にある中華料理店は300席とあまり大きくはありませんが、飲茶の種類は100種類以上。蒸篭を山積みにしたワゴンが20台ほど店内を回ります。こちらの蒸篭は大きいのでボリュームたっぷりで、味は極めつけ。欲張って食べても支払いは1人1500円程度。

マーケット・シティー

11月19日(水)快晴　　　マーケット・シティー

中華街の門前にマーケットシティーと呼ばれる4階建てのモールがあります。1階は食料、衣料、雑貨、お土産品など300店舗が入居するシドニー最大のマーケット。お買い得品が多くて東京のアメ横の雰囲気です。2－4階は各種専門店が軒を並べています。ここで和食の食材はほとんど手に入ります。ブランドショップも値段は安め。フードコートやシネコンもあります。このモールの上には40階建てのアパートがそびえていて、中華街のランドマークになっています。

中華街のフードコート

11月18日(火)晴　　　中華街のフードコート

シティー中心部(CBD)には沢山のパブとカフェがありますが、中華街にはそんなものはありません。CBDのフードコートは5：00pmに閉店ですが、中華街は夜が書き入れ時。5箇所あるフードコートはいずれもアジアンフードが中心。北京。広東、四川、台湾、日本、韓国、ベトナム、インド、インドネシア、タイ、マレーシアなどのファーストフード店と酒屋、フルーツ店などが軒を並べています。値段は食事が350－700円、ビールやジュースが200円程度。セルフサービスです。

中華街

11月17日(月)晴　　中華街

シドニーにはスペイン街の他に、イタリア街、アラブ街、韓国街、ベトナム街などがありますが、最大の街は中華街。純粋の中華街は南北の門にはさまれた長さ200mほどの通りですが、その周辺は漢字の看板と、北京語と広東語が飛び交う活気の溢れる地区。アジアン・レストラン、貴金属店、貸金業、不動産屋、漢方薬局、マッサージ店、美容院、超級市場(スーパーマーケット)、乾燥鮑魚(アワビ)店、アパレル、玩具店、B級CD・DVDショップが軒を連ねます。

金のなる木：中華街の一角に太い枯れ木があり、その上部が金で出来ています。そこから金色の水が滴り落ちてくるのを、中国人はありがたく両手で受け止めています。中国は侵略と略奪の受難の歴史を持っています。貨幣よりも金を信じます。国が滅びるとき、貨幣は紙くずです。万一の時には金を持って逃げ出します。それでも金は奪われます。「頭や腹に詰め込めばもう奪われない」中国人は教育熱心で、大変な食道楽です。

スペイン街

11月16日(日)快晴　　スペイン街

いよいよ暑くなってきました。ジャカランダは満開、クリスマスは近いし、ラグビー・ワールドカップで豪州は快進撃、街中が浮かれたっています。この時期にはシドニー・フェスティバルが開催され、市内あちこちで芸術、造園、スポーツ、パーフォーマンス、衣食住などの催しが目白押し。僕の家のすぐ横のスペイン街でも食と音楽とサルサの祭典。スペイン人、南米人が集まってサングリアを片手に踊り狂っています。メキシカンはあるけどシドニーに南米料理店はあったかな？

イエローページで調べたシドニーのレストラン：イタリア、インド、インドネシア、オーストラリア、オランダ、ネパール、韓国、ギリシャ、スペイン、タイ、中華、ドイツ、日本、フランス、ベトナム、マレーシア、メキシコ、モンゴル、レバノン、ロシア。