8月31日(土)快晴
台風対策として種々の防災グッズを購入した。窓ガラス破損に備えるマスキングテープや簡易トイレ60回分などは、今回は使用する機会はなさそうだ。迷走中の台風10号は本日夕方には、まだ紀伊半島沖で道草を食っているが、岡山に戻ってくることはなさそうだ。早速備蓄用の干菓子や干物の珍味などの在庫減らしをしながら、TVで「パガニーニ(愛と狂気のバイオリニスト)」を観た。
8月31日(土)快晴
台風対策として種々の防災グッズを購入した。窓ガラス破損に備えるマスキングテープや簡易トイレ60回分などは、今回は使用する機会はなさそうだ。迷走中の台風10号は本日夕方には、まだ紀伊半島沖で道草を食っているが、岡山に戻ってくることはなさそうだ。早速備蓄用の干菓子や干物の珍味などの在庫減らしをしながら、TVで「パガニーニ(愛と狂気のバイオリニスト)」を観た。
8月30日(金)晴時々雨
中学生のころ、毎日巣鴨から講道館まで往復5kmを走り、柔道を習った。当時巣鴨駅前には焼け跡を不法占拠した飲食街が広がり、中国人経営の街中華の店があった。炎の燃え上がるコンロを前に中華鍋を振ってチャーハンを調理する姿は美しかった。ふと忘れていた思い出が浮かんだ。「あのパラパラチャーハンをもう一度食べたい」これまでも自炊で何度か挑戦したことはある。先にごはんと卵を混ぜておくのが、最も簡単な方法だが、かなり違う。中国人コックが中華鍋を振り、強火で短時間加熱することが、最低必要条件だと信じている。というわけで駅前地下街のS軒で、麻婆豆腐と半チャーハンを注文した。
8月29日(木)晴時々雨
時速10‐15㎞で東に進んだり、西に戻ったり、迷走中の台風10号は中心気圧が930hPaと超大型。四国では線状降水帯が発生して、各地で洪水被害をもたらし、竜巻も報告されている。もうすぐ日付が変わるが、現時点では岡山市には目立った変化はない。進路をころころ変えるので岡山直撃の恐れもあるが、竹中工務店が設計・施工した「杜の街タワー」は、外壁や窓ガラスが飛ばされる心配はないだろう。しかし停電と断水には不安が残る。
8月28日(水)晴
2か月ほど前から、「杜の街タワー」の前庭に、枯れススキのようなパンパスグラスが5株ほど茂っている。「♬俺は川原の枯れススキ~(中略)♬どうせ2人はこの世では、花の咲かない枯れススキ~」不景気な歌だ。パンパスグラスはニュージーランドやニューギニア原産で、6月から10月ごろに開花。あれは南半球では立派な花なのだ。和名はシロガネヨシ。高さ3m、直径2mほどの株を形成。タンポポのように綿毛が風で飛んで増える。亜熱帯化した日本でも川原などで自生している。ドライフラワーとして好んで利用される。
8月27日(火)快晴
本日の岡山市の最低気温は25度、最高気温は35度。県内には熱中症警報と洪水警報が発令中。夏枯れの「杜の街タワー」の前庭に一輪だけ咲いているシコンノボタンを発見。ブラジル原産の鮮やかな紫色の花。豪州では各地に自生していて、花芯がクモに似ていることから「スパイダー・フラワー」とも呼ばれる。アボリジニは鮮紫色の花弁を染料や化粧品として利用する。
8月26日(月)快晴
夏枯れとは、植物が、夏の暑さのために生気を失うこと。また 夏になると、商店・劇場・料亭などが、客足が減って不景気になること。異常気象のために「杜の街タワー」の前庭から、ほぼ完全に花が消え連日岡山市は最高気温が35度を超える猛暑日が続いている。青空が覗いているからと油断して近所に出かけると、突然の雨にたたられる。昨日もユミが傘を持たずに散歩に出かけて、びしょ濡れで帰宅。台風10号は、鹿児島付近で西に進んだり、東に曲がったり,方向が定まらない。
8月25日(日)快晴
ツキノワグマは本州に住み、全長120センチから180センチ。 一方、ヒグマは北海道に住み、170センチから280センチにまで成長する日本では最大の陸上動物。ツキノワグマは木登りが得意で、ヒグマは穴掘りが得意と言われる。2012年4月、秋田県鹿角市にある秋田八幡平クマ牧場からヒグマ6頭が檻から脱走し、従業員2人が襲われ死亡した。クマは運動場にできた雪山を足場にして、高さ約4.5メートルのコンクリート製の壁を越えて脱走したとみられている。そして脱走したヒグマとツキノワグマの混血種が白神・八幡平山系に生息しているという伝説が一部地方に流れている。
8月24日(土)快晴
岡山での夏の朝の散歩は、地下道を通って駅までの往復。日焼けすることもないし、不意の雨にも安心だ。深浦から戻って初の朝の散歩。朝5時はまだ太陽が昇っていないので薄暗い。外気温は27度で、ひんやりとした空気が肌に気持ち良い。雨の心配がなければ地下道を歩くより、歩道を歩く方が気分が良い。駅前広場まで行くと街路樹に数1000羽のスズメが群がっている。ムラスズメは群雀または村雀と書き春の季語だが、スズメは年中群れる性質がある。ヨシ原、竹やぶ。駅周辺などに群れる。集団の方が餌を探しやすい、天敵から逃れやすいからと言われる。
8月23日(金)快晴
深浦町は日本海に面していて、「夕日海岸」と呼ばれるほど落日が美しい。しかし今年の夏は天候不順で、毎日のように熱い雲が垂れ込めて、海に落ちる夕日を1回も見ていない。しかし3‐4日前に真夜中の満月を目撃。南の空の雲の切れ目に、冷たく輝く正円の月影が見えた。その翌日は晴れたり曇ったりの、落ち着かない天候だった。夕日の名所の千畳敷海岸には落日見物の住人たちが20人ほど押しかけていた。午後6時半に水平線に漂う千切れ雲を焼くように太陽が日本海に沈んで行く。日本橋三越の獅子像のようなライオン岩も満足げに落日を眺めていた。
8月22日(木)晴
八甲田山・十和田湖はツキノワグマ騒動で行動制限が厳しいので、十和田市に行き先を変更。旧友に会えるかと思ったが、大半の人は本人自身の高齢化や家族の介護のために、平日は外出は困難。車で街を一周したが、繁華街も寂れ,人出もまばら。現代美術館を覗いたが、今流行の体験アートの展示は面白味に欠けた。七戸町の美術館にも寄ってみたが、閉館時間が迫っていたので、消化不良のまま帰路に就いた。
8月21日(水)快晴
早朝に実家を出て、青森から八甲田山を通って十和田湖へ。八甲田はツキノワグマによる殺人事件があったので、ほぼ全山登山禁止・山菜採り禁止。奥入瀬渓流もトレッキング客は少ない。ユミと僕も、十和田湖では歩くのはやめて、スワンボートで乙女の像へ行った。2人乗りの足漕ぎボートでも、ユミと僕は「喧嘩船」状態でまっすぐには進まなかった。
カナディアンカヌー https://blog.goo.ne.jp/reym1234/e/f4a27be27ab73e4525e6fc41de9b4f09
8月20日(火)曇
素数ゼミとは毎世代正確に17年または13年で成虫になり大量発生する米国のセミ。その間の年にはその地方では全く発生しない。ほぼ毎年どこかでは発生しているものの、全米のどこでも素数ゼミが発生しない年もある。今年は17年と13年の2種の素数ゼミが、同時発生する221年(13x17=221)の当たり年。米国東部では騒々しい夏を送っていることだろう。一方で僕は昨日は3匹、今朝は2匹のエゾゼミの行倒れを発見。この原因も調査する価値があるのだろう。
8月19日(月)晴
深浦町の隣町である鰺ヶ沢町の港には外見の立派な全長100mほどの吊り橋がある。我が深浦町の港にもよく似た小さな吊り橋がある。どちらも歩行者専用(車両、自転車は通行禁止)のなければ困る橋ではなく、見せることが目的のような橋だ。街から距離があるので、歩行者はあまり渡らない。日本海の荒波で橋桁付近の砂が流出し、雑草がはびこりゴミも目立つ。しかし予算不足で町のお荷物と化している。こうなることが分かっているのに、町長は町の経費でゴミ遺産を残し、町民も街の予算を食い物にする構造を恥とは思わない。両町とも絶滅が近い。
8月18日(日)曇
昨日猿賀神社に行った帰りに、鶴田町の鶴の舞橋を見物。1994年に建設された木造(青森ヒバ)三連太鼓橋で、全長300m。地元では「日本一の木造歩道橋」と宣伝しているが、静岡市の大井川に架かる蓬莱橋が897mで、遥かに長い。ちなみに世界一の木造橋はミヤンマーに1849年建設されたウーベン橋で、1.2kmのチーク材製。おらが県の鶴の舞橋は建造から10年を経てあちこち劣化し危険構造物化している。昨年から改修工事をしているが、予算不足で杉材製で今年までに3分の1が工事終了したが、いつ工事が終わるかは不明。解体が最良と思うが…。
ウーベン橋の夕日 https://blog.goo.ne.jp/reym1234/e/89c2c83ff1f22fea9d121bc87eea6181
8月17日(土)曇
TVで青森県内の観光案内を見ていたユミが「猿賀神社のハスを見に行く」と言い出した。蓮っ葉という言葉でも分かるように、ハスは粗雑で優雅さに欠ける花。花も葉も嫌だし、蓮根も嫌いだ。蓮の花は朝に咲き、昼にはしぼむ。朝早くユミの車で出発。2️時間かかって平川市に到着。猿賀神社は木山神社、高山稲荷神社とともに津軽三大神社に数えられていて、 拝殿奥の本殿は、文政9年(1826年)に造営された流れ造りのもので、県重宝に指定されているらしい。 藩政時代には津軽為信の祈願所となり、農漁業、交通、目の守護神だとか。しかし蓮の花は見るほどの価値はないと再認識。