バリハイ・クラブ

12月31日（日）

タヒチは物価が高い。ホテルも土産物も食品も日用品もすべて高い。フランス人と中国人は豊かな生活をしているが、原住民は失業者だらけだ。レストランでも商店でも従業員は白人ばかり。ホテルやクラブでも原住民はポリネシアン・ダンサーくらいしか見かけない。

うっかり・ひょうたん島

12月30日（土）

フェリーボートでタヒチ島に渡り、ひょうたん型をした本島を1周ドライブ。ゴーギャン美術館があったが作品は1点もない。すべてパリに持っていったのだろう。キャプテン・クック上陸地付近で昼食後、勘違いしてしばらく左側を走行していた。

ポリネシアン・ダンス

12月29日（金）

シアター・レストランで夕食。ポリネシアでは古代は存在した土器が消滅する。人々は地面に穴を掘って、焚き火で熱した石と豚肉とバナナを埋めて蒸し焼きにした。食器はバナナの皮が皿代わりだ。ポリネシアン・ダンスを見ながら蒸し焼きを食べたが、決してうまい物ではない。

水上コッテッジ

12月28日（木）

僕たちは珊瑚礁の上に作られた1泊7万円の水上コッテッジに泊まっている。寝室の床がガラス張りで、夜間照明に浮かぶ珊瑚礁を泳ぐ熱帯魚が見える。テラスから海に飛び込むことができて、ルームサービスは小船で届けられる。

南太平洋

12月27日（水）
　　
モーレア島は珊瑚礁に囲まれているので波は穏やかで、泳いでいると熱帯魚が沢山寄ってくる。白い砂浜とエメラルド色の海、ヤシとバナナの木が多い未開発の緑の島だ。目と鼻の先のタヒチ島が俗化しているので、いずれこの楽園のような島も観光客と土産物屋で見る影もなくなるのであろう。

モーレア島

12月26日（火）

タヒチ島から15km、フェリーボートで30分の珊瑚礁に囲まれた島が、映画「南太平洋」の撮影現場となったモーレア島。映画ではバリハイ島になっていた。ゴーギャンが「古城のようだ」と評した1000mを越す山々が聳え立っている。ル・トラックは当てにならないので、レンタカーを借りている。

ル・トラック

12月25日（月）

フランスのクリスマス諸島での原爆実験に反対する暴動があったのでフィアアの街はあちこち焼け跡が目立つ。豊かな白人と中国人。貧しい島民。島民の足はル・トラック、トラックを改造したバスだ。

北里クリニック・忘年会

12月8日（金）

オウム真理教・狂想曲が連日活発だ。ファッショな国民たちはTVに釘付けで、マスコミはうれしい悲鳴を上げている。北里クリニック・忘年会にオウム退治の迷彩服姿で参加した。