ビーチの誕生会

7月31日（土）快晴　

 

パーティーの会場は様々。OZは東洋人のように堅苦しくないから、結婚式でも、ホームパーティーでも、誕生会・卒業祝賀会などでも、友人やご近所さんが気軽に参加する。会場が式場やレストランでなければ、自宅の庭や、公園などでのBYOパーティーが最適。参加者は自分の飲み物と何かシェアできる一皿を持参。ビーチや公園には無料で利用できるBBQコンロがある。BBQパーティーの場合は自分が好きな肉を持参。風船を飾るのは誕生日の目印。公園やビーチでは飲酒と喫煙は禁止。誕生日のプレゼントも持参する。

 

スター誕生　

トーマス・クック（1808-1892）

7月30日（金）快晴

 

英国出身の実業家。近代ツーリズムの祖。旅行代理店であるトーマス・クック・グループの創業者。1840年代にイングランドの旅行ガイドブックを発行し、欧州・近東・北アフリカへと広げた。安価な夜行列車や乗合馬車利用して、多くの民衆をロンドン万博に運ぶ企画を成功させた。その時の料金は、往復運賃と食事込みで1人2000円の日帰り旅行、25万人が利用した。その後、1855年のパリ万博、1869年の大陸横断鉄道やスエズ運河の開通を機に海外旅行も手がけ、庶民の娯楽としての旅行を定着させ、代理店を世界展開。しかしオンライン化の遅れで、2019年に業務破綻。

 

1872年の世界一周旅行　

ドローン・ライトショー

7月29日（木）快晴

 

東京五輪開会式のライトショーには1824基のドローンが動員された。一方7月1日の中国共産党100周年では5200機のドローンを使用。ドローンは色々な可能性が取り沙汰されているが、最も卑近なところでは「2023年より宅配に使われる」らしいが、日本で実物が飛行しているのを見かけることは、ほとんどない。それはテロやスパイ活動を理由に法律で厳しく規制されているから。ドローンでの撮影は超簡単。操縦は手動ではやや難しいが、プログラミングすると、自分が思った通りに動いてくれる。ドローンのメーカーは中国のDJIで世界の7割以上を生産している。

 

中国共産党のライトショー（動画）　

ドローン・ライトショー

7月29日（木）快晴

 

東京五輪開会式のライトショーには1824基のドローンが動員された。一方7月1日の中国共産党100周年では5200機のドローンを使用。ドローンは色々な可能性が取り沙汰されているが、最も卑近なところでは「2023年より宅配に使われる」らしいが、日本で実物が飛行しているのを見かけることは、ほとんどない。それはテロやスパイ活動を理由に法律で厳しく規制されているから。ドローンでの撮影は超簡単。操縦は手動ではやや難しいが、プログラミングすると、自分が思った通りに動いてくれる。ドローンのメーカーは中国のDJIで世界の7割以上を生産している。

 

中国共産党のライトショー（動画）　

五輪はセックスショー？

7月28日（水）晴

 

くるぶしまで脚が覆われたこのユニフォームを、独女子体操チームは25日に開かれた東京五輪の予選でも着用。女性アスリートが性的な興味で撮影されるなどの問題があり、独チームは「女性アスリートが性的な対象として扱われていることへの抗議」だと説明。ノルウェーの女子ビーチハンドボールチームはヨーロッパ選手権で、ビキニパンツを拒否して短パンを着用し、罰金を科された。連盟のユニフォーム規定では、「女性選手はビキニパンツを着用」と定められており、短パンは不可。陸上女子、水泳女子のシンクロ・飛び込みなども同様だ。

 

Tバック　

ユニセックス・トイレ

7月27日（火）曇後晴

 

日本人の根強い差別意識を世界に印象付けた東京商業五輪。それは辞任・解任になったスタッフだけの問題ではない。バッハ氏が「中国国民、いや日本国民」と言い違えたことを多くの国民が過大に問題視。「米国民」とか「仏国民」と言い間違えたなら笑い話で済んだのだろうか？そうではなく、中韓に対する差別が日本国民に深く浸透しているのだ。差別が重大犯罪になる豪州では、人種、障害者、老人、難民、ジェンダー、LGBTなど、あらゆる差別は違法。トリニティービーチの公衆トイレも、障害者用1室、男女共用が2室。これならLGBTも安心して利用できる。

 

アベ友の人種差別入試　

砂糖依存症

7月26日（月）快晴

 

日本のTV番組を見ると、必ずどこかの局でグルメ番組をやっている。時には同じ時間帯に半数以上の局がグルメ番組。食レポと称して肉にも、魚にも、野菜・果物にも「甘くて美味い」と言う。甘味と旨味の区別がつかないのは危険な兆候。砂糖依存症とは、砂糖の含有量が多い甘い飲料や食品の過剰摂取によって様々な疾患が発現する原因となる依存症の一種で「砂糖中毒」とも呼ばれる。肥満、糖尿病、心臓病、高血圧、虫歯、骨粗鬆症などの原因になる。肥満大国の豪州では学校からが炭酸飲料の自販機が撤去され、砂糖税の新設が検討されている。

 

砂糖工場　

真冬の満月

7月25日（日）快晴

 

昨夜7時前に満月が昇った。日中の気温は28度だが、夕方は22度。空気が澄んでいるので月の輪郭も南のヤラバ半島（アボリジニ居住区）の山影もくっきり見える。VUEアパートのプールサイドでは避寒客の親子が陰踏みをして遊んでいる。南の東屋でBBQから肉を焼く香りがかすかに漂ってくる。子供の頃の平和で懐かしい風景だ。だが実際には、僕の幼年時代の記憶にそんな心温まる実風景はない。時間は記憶を浄化して、飢えや寒さや、廃墟や荒れ果てた景色さえをも、美しく変える。月や星を眺めていると、コロナの恐ろしさも忘れる。自然は遠大で人生は短い。

 

日の出と月の出　

大食い五輪ピック

7月24日（土）快晴

 

昨夜NHK総合では五輪開会式の中継。同じ時間にTV東京では「最強大食い女王決定戦」を放映。「PCゲームとパチンコと大食い競争が五輪種目になるらしい」と聞いてはいたが…。出場者15名を抽選で「肉」・「米」・「魚」の3つのグループに振り分け。制限時間45分で対戦し、各リーグ1位の選手のみが決勝へ進出するサバイバル戦！グループリーグを勝ち上がった3名が、“史上最強女王”の座をかけて激突！とサッカー並みのルール。しかし開会式と同様の単なるおバカ番組だったので、すぐにSWを切って就寝。商業五輪も大食い競争もSDGｓとは真逆のイベントだ。

 

大食いびと　

差別五輪ニッポン

7月23日（金）快晴

差別五輪ニッポン

森喜朗前組織委員会長に端を発した差別五輪は、不祥事が次々と発覚。佐々木宏、のぶみ、小山田圭吾、小林賢太郎とトカゲのしっぽ切り。「女性蔑視、障害者への凄惨ないじめ、女性の容姿やホロコーストをギャグにするのも一つの世界、共有しあおう（？）」との電通や博報堂の価値観は世界から非難の嵐。外交問題まで発展した現在、謝罪と部下の首切りだけで問題解決とはならない。橋本聖子・現組織委員会長も五輪男子若手選手へのセクハラ・パワハラの前歴がある。世界に責任の所在を示すため会長を辞任し、今夜の開会式のセレモニーを中止すべきだろう。

 

日本のパクリ文化　

海の日

7月22日（木）快晴

 

トリニティービーチの本日の最高気温は28度、湿度は45％。先週から学校が冬休みとなり、ビーチでは家族連れで賑わっている。豪州は四方を海に囲まれた大陸。日本の20倍の国土に、日本の5分の1の国民が住む。人口の90％が海沿いに住んでいるので、豪州は砂漠の国と言うより海洋国だ。国民の多くが休日にはビーチで過ごし、水泳が国技のような国。ライフセーバーは国民的ヒーローだ。豪州の海は塩分濃度が低く、透明で宝石のように輝き、磯臭さがなく、ゴミが少なく、空気も乾燥していて快適。しかし10年後に、この天国のようなビーチはどうなるのだろう。

 

ツナミで破壊されたピピ島（タイ）　

鉄人エディー

7月21日（水）快晴

 

海辺の散歩道で顔見知りのエディーは55歳で、中肉中背。筋骨隆々ではないが日々のトレーニング量が常人の域を脱している。毎日速足で8㎞歩くのはいいとして、屋外トレーニング・マシンでプッシュアップ（腕立て伏せ）を2000回、ディップス（写真参照）を1000回こなす。見るからに苦しそうだし、体に悪そうだ。僕はマシンを用いた運動はしない。しかし、エディーも「コロナ禍での東京五輪開催はクレージー」、「五輪は見世物でスポーツとは別物」と、僕と同意見。

 

ビーチのマシン　

「スパコン富岳」後の日本

7月20日（火）快晴

 

コロナの飛沫シミュレーションでしばしば登場する「富岳」は、2020年に理研と富士通が1300億円で開発。2020年の世界のスパコンTOP500は、中国製214台、米国製113台、日本製34台。スパコンの速度は、ギガ→テラ→ペタ→エクサと10年ごとに1000倍に向上。富岳はぺタ級だが、2022には中国と米国で3台ずつエクサ級スパコンが誕生の予定。だが日本ではNECと日立が既にスパコンから撤退。米国では実用性と汎用性を重視するが、日本のスパコンは世界ランキング獲得と国民への説得を目的としていて「ショーケース・マシン」と呼ばれる。

 

スパコン「京」が2位に転落　

「ものづくり大国」日本の衰退

7月19日（月）薄曇

 

日本は中国、韓国、台湾などの目覚ましい成長によって、その地位を追われた。液晶のシャープは台湾に身売り。液晶に代わり有機ELの時代でLGとサムソン。白物・黒物家電は中国ハイセンスと韓国LGが最先端。パソコンはすべて海外企業に買収された。スマホ、ドローン、太陽光パネルからも撤退。唯一頑張っている自動車も先行き不安。EV、自動運転に必要な半導体を日本で作る技術がない。パナソニックも台湾のTSMCに売却。経産省主導の「日の丸半導体プロジェクト」は連戦連敗。「下請け大国」で生きる道も、日本の素材技術や製造装置の技術は世界から見放されている現状では厳しい。

 

平成の夢は空白の夢　

泳ぎ人

7月18日（日）快晴

 

ケアンズの昨日の最高気温は29度。天気予報を眺めると、今月は26～29度で推移しそうだ。僕は41歳で室内プールを所有して以来35年間、ほぼ毎日1000m以上泳いでいる。熱帯でも冬の日差しは厳しくはない。それでも日焼けはするだろうが、76歳にもなって日光疹や皮膚癌を気にしてもしょうがない。先週から避寒客が減ってプールは貸し切り状態。青空と、プールの底に広がる波紋を眺めながら30分間、のんびりペースで泳ぐ。アパートの住人がテラスから「レイ！スイム、レイ！」と叫ぶので、潜って底をゆっくり泳ぐ。レイは英語で、平べったい魚のエイ（鱏）のことだ。

 

プールの波紋