10月31日（火）快晴
僕のアパートから50mのバス停には「シティー～ケワラ・ビーチ」のバスが30分おきくらいに停まる。バス停にはマンゴとタマリンドの大木があり、どちらも沢山の実をつけている。夕方の散歩の途中にタマリンドの根元にいるワラビーを発見。西に500m離れた運動公園にはカンガルーとワラビーが計200頭住んでいるが、海辺までは滅多にやってこない。住宅地に迷い込んで帰り道が分からなくなったのか？小さな村だから自力で戻れるだろう。
10月30日（月）快晴
本日のケアンズの最高気温は32度。30度を越えるとジョッギングは無理。朝の直射日光が痛いので夕方に海岸通りを歩く。水泳もプールが日陰になる午後4時以降。日中はもっぱら昼寝と読書。夜はアマゾン・プライムで映画を観たり、読書で遅寝遅起き。食事は野菜スープと果物。今の時期はマンゴ、バナナ、ミカン…。パイナップルは甘過ぎて苦手だ。ところでプールサイドのパイナップルが食べ頃で、鼻を近付けると甘い香りがする。
10月29日（日）快晴
小学校の夏休みは家から徒歩5分の海で毎日過ごした。昼食は海に獲った獲物。ウニ、ナマコは生で食べ、ホタテ、カキ、ムール貝は焼いて食べた。僕は潜水が得意で長さ30cmもある岩ガキを獲った。カキは大きいほど美味い。成人後も生ガキは苦手で、家では殻付きならレンジやフライパンで加熱して食べる。むき身ならグラタンやカキ鍋。カキフライは家ではやらない。丸の内で久々にカキフライを食べた。980円で味は良かった。
10月28日（土）快晴
台湾の東海岸で遊んでからケアンズに戻ろうかと考えたりもしたが、台風22号が北上中なので寄り道しないで帰ることにした。雨の日も寒い日もあったが毎日よく歩いた。クラス会で笑われたが当分は月額980円のガラケーで結構。日本は食事はバカ安だが、コーヒーは何故か高い。カプチーノが豪州に比べると薄味。ミルクの味も変だが、国によって味の好みは違うのだろう。熱過ぎて断熱紙輪が必須。猫舌には苦痛だし、紙コップは味気ない。
10月27日(金)快晴
プロ野球ドラフト会議のニュースがTVで繰り返し流れる。高校野球の本塁打新記録を達成した清宮君と中村君が話題の中心。記録は破られるためにある。別の控え目のニュースの方に僕は興味を引かれた。明日全国の「田中宏和」氏たちが東京に集合してギネス記録に挑戦する。利権や排除は排して、しっかり頑張って欲しい。現在のの記録は米国の「マーサ・スチュワート」さんたちが達成した164人。昨日高校のクラス会に7年ぶりに参加。50人のクラスの17人の高齢者が銀座1丁目に集合した。
10月26日(木)快晴
昨日ホテルを移動。新橋から銀座1丁目に移った。ホテルから徒歩3分の京橋を渡ったすぐ先に警察博物館があり、前から気になっていた。1987年一等地にオープンした6階建ての立派な建物。豪州の博物館は学習重視だが、ここは警察のPRと子供の遊び場を兼ねたお粗末な内容。それでいて2階以上は写真撮影禁止。歴代殉職者の顔写真に1室を割いて身内重視がありあり。
10月25日(水)曇時々雨
台風21号のために日程が狂ったが、東京はあちこちに美術館、博物館があるので1‐2時間の空き時間も有効利用できる。しかし山種美術館は作品入れ替えのため休館。山種証券の創業者山崎種二が1966年に日本橋兜町に開設した美術館。2009年に恵比寿に移転。主として明治以降の近代日本画を収蔵。西洋の油絵と違い日本画は素材が惰弱で長期展示が難しいし、取り扱いも細心の注意が必要。休館もやむを得ない。
10月24日(火)曇
用談のために市ヶ谷へ。中央総武線で何度も通過したことはあるが、この駅で降りるのは初めて。プラットホームに降り立つと、すぐ目の前に釣り堀がある。江戸城の外堀と神田川に隣接する広い敷地だ。用談まで時間があったので見物に行った。駅から徒歩2分。料金は1時間750円。釣り糸を着られると交換料100円。20人ほどの釣り人がいた。一等地でペイする商売なのだろうか？
10月23日(月)快晴
台風21号はスピードを加速して東京を通過。関東地方では航空機、電車、バスのダイヤが一部乱れたが、午後からは青空がのぞいた。新橋に泊まった時にはたいていD51広場そばにある「すしざんまい」に行く。寿司ランチの「あやめ」は1.5人前、サラダ、味噌汁付きで1050円。東京の寿司屋にしては味が良い。24時間営業なので並ばずに食べられる。店員の応対も良い。
10月22日（日）雨
ケアンズ→成田のジェットスター便は予定通り午後6時に成田空港に到着。機外は雨だがそれほど激しくはない。台風21号はまだ宮崎沖なのだが、降機場が混んでいるとのことで機内で2時間待たされた。空港バスで銀座へ。タクシーで新橋のホテルへ。日曜午後10時半の銀座も新橋も路上はほぼ無人。コンビニではおでんが人気らしいが潔癖症の僕は烏龍茶と柿ピーを購入。風はない。「希望」にも風は吹かない。
10月21日（土）曇
世界で「20歳選挙権」の国は5か国だけだったが、昨年日本でもやっと「18歳選挙権」が導入された。初回の2016年参院選では18歳と19歳の投票率は46.78%と低水準だった。豪州の投票率は97%超。政治に「関心がある」という若者の割合を比べてみると、日本が豪州を上回っているのだが…。日本では選挙権のない18歳未満は選挙運動は禁止。中高生の政治活動は禁止。15歳の僕は国会デモで「安保反対、岸を倒せ！」と叫んでいた。
10月20日（金）曇時々雨
生命の源は海。その海が死滅しつつある。大きな原因は3つ…地球温暖化、魚介類の乱獲、プラスチックごみの増大だ。温暖化により世界中の珊瑚が白化現象を起こし海生動物の揺り篭＝サンゴ礁が消えている。世界最大のサンゴ礁＝グレートバリアリーフも10年以内に消滅する。魚介類の乱獲で海の生態系は回復不能な状態になっている。プラスチックごみは海獣、海鳥、魚介の体内に侵入…。日本で上映の予定はないらしい。
10月19日（木）曇
豪州各地で飼育されているアルパカは南米大陸原産の家畜。ラクダ科のビクーニャ属またはラマ属に属する。 極めて良質な体毛を具えており、衣類など生活用品への体毛の加工利用が品種改良の目的だった。体長約2m、体高約1m。体重は約50–55kg。同じ南米ラクダ科のビクーニャよりやや大きく、グアナコより少し小さい。時速40km前後の速力で走る。威嚇・防衛のために唾液を吐きかける。反芻動物だからとても臭い。
10月18日（水）曇
カモ科ガン亜科の家禽。白い姿はアヒルに似ているが別種。野生のガン（雁）を飼いならして家禽化したもので、古代エジプトで鶏とともに既に家禽化されていた。ガンと姿形は似ているが、体は大きく太っていて飛ぶ力はほとんどない。粗食に耐えながらも短期間で成長し、肉質が優れ、良質な羽毛を備える。世界的に肉や卵は食用にされる。警戒心が非常に強く、よそ者が来ると大声で鳴くので番犬代わりに飼われる。
10月17日（火）曇時々雨
僕の住むビーチに「孔雀通り」がある。野生化した孔雀は豪州では珍しくはない。本来は南アジアに分布するキジ科の鳥。オスは大きく鮮やかな飾り羽を扇状に開いてメスを誘う。独特の甲高い声で鳴く。オス1羽とメス数羽からなる群れで落葉樹林や農地などに生息。滅多に飛ばないが危険を感じると飛ぶ。昼行性で夜間は樹上で休む。神経毒に耐性がありサソリや毒蛇を食べる益鳥とされるが、豪州では小型固有種を捕食し問題となっている。
