豪州落人日記 (桝田礼三ブログ) : Down Under Nomad

1945年生れ。下北に12年→東京に15年→京都に1年→下北に5年→十和田に25年→シドニーに5年→ケアンズに15年…

釘抜きの使い道

2022-10-31 12:38:36 | 趣味
10月31日(月)快晴
 
VUEアパート1階の屋内駐車場に隣接して、各戸1室の屋内倉庫がある。広さは大体4畳半大。引っ越し準備に倉庫を片付けていたら、釘抜きを発見。写真の棚は僕が日曜大工で作ったが、釘抜きは日曜大工用ではなく、ウニ採り用。ケアンズのウニは巨大で、直径20~30㎝もあり、パパイヤに5寸釘を200本打ち込んだような外見をしている。岩の間に陣取っているウニを採るには、作業用手袋やドライバーで掻き出すのは無理。最終兵器は全長50㎝の釘抜き。おかげでウニは簡単に採れるようになったが、殻を割るのが大変。ウニを割るたびにまな板と出刃包丁がボロボロになるので、ウニ採りは止めた。
 
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モールの街中華

2022-10-30 09:36:55 | 
10月30日(日)快晴
 
昨日の続きのお話。銀行で用事を済ませた後、モールのラーメン・餃子屋のテーブルを借りて、行員からもらった書類を点検。熱い中国茶を注文。この店には1か月前にユミと一緒に入店したことがある。当時は海外からの観光客を解禁したばかりだったので、マスク姿の通行人もいたが、現在では全員ノー・マスク。そして店員の顔ぶれが変わっていた。店主は中国人だが、店員3人は日本人の若者たち。ワーホリの若者は時給が最低賃金の3000円。OZは最低賃金では応募しないが、日本人ワーホリは賄い付きだと、喜んで就職するらしい。
 
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モールのカフェ

2022-10-29 14:02:54 | 政治・経済
10月29日(土)快晴
 
先日シティーに行った時に、3年ぶりにカフェに入った。別にコーヒーを飲みたかったわけではない。銀行に提出する書類を点検するのに、テーブルと椅子が必要だっただけ。息子の定期預金が満期を迎えたので、代理で期間延長の手続きに行ったのだ。銀行で顔見知りの行員の説明を聞いて驚いた。昨年は0.23%だった1年定期が、今回は3.65%に上がっていた。最近は2~‘3か月ごとに0.5%ずつ上昇中だ。この分だと来年は5.0%以上になるのだろう。日本は依然として0.3%だが、勤労者は定期預金もできないほど疲弊している。
 
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外貨両替

2022-10-28 05:42:14 | 政治・経済
10月28日(金)快晴
 
引っ越しの荷物を整理したら、手提げカバンに満杯になるほどの外貨が出てきた。謄写版で粗悪な紙に印刷したような紙幣は、アジア・アフリカ・中近東の途上国製で、両替は不能。両替可能と思われるのは、30数か国の外貨。先進国の紙幣でも、破れたり、汚れていると両替は拒否される。ケアンズ空港にあった両替屋は現在廃止されていた。シティーの両替屋は換金率が悪いが、銀行ほど手続きが面倒ではない。30分以上の時間を要して、受け取った豪ドルは、$15,040。札束の山は17枚の豪札に交換され、無事に財布に収まった。傷物の紙幣は捨てるしかなさそうだ。
 
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バイキング号

2022-10-27 13:00:35 | 
0月27日(木)曇後雷雨
 
昨日いくつかの用事を片付けるためにシティーに出かけた。日本領事館があるコーポレート・ビルの前に駐車して外国船ターミナルを眺めたら、初めて見る旅客船が停泊していた。色々の用事があったので、取り合えず写真を1枚撮って、本日ネットで照合。ノルウエイのベルゲンを母港とする「バイキング・オクタンティス」号らしい。昨年12月に竣工した豪華客船で、205mx23m、乗客378人乗り。しかしLive Ships Mapによると、当該船は現在ブラジルのベレンでアマゾン川を遡上中。多分、昨日の船は姉妹船なのだろうが、ベルゲンもベレンも熱い思い出の港だ。
 
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巨大旅客船と観光客

2022-10-26 08:30:15 | 
10月26日(水)快晴
 
旅客船が前沖に戻ってきたので、心なしかビーチも華やいだ雰囲気。平日にもかかわらずカフェはジャズ演奏で盛り上がる。VUEでも泊り客が満艦飾のマジェ・プリ号を眺めながら、泳いだり、BBQを楽しんでいる。僕が1000mを泳ぎ終わると一人の観光客が、「1000mも泳げるのなら、あの船まで往復できるよね?」と訊かれた。冗談じゃない。巨大船を見慣れていない人は300mくらいの近場に停泊しているように錯覚するが、船までの距離は3㎞超。往復6㎞に3時間を要する。伴走船なしには泳げる距離ではない。ビーチから巨大船を目指すSUPが時々遭難しているくらい危険だ。
 
SUP 
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クルーズ船が前沖に戻ってきた

2022-10-25 08:06:38 | 
10月25日(火)快晴
 
2年半ぶりに珊瑚海に旅客船が投錨。マジェスティック・プリンセス号は330mx38m、143,700トン。乗客定員3,560人。英プリンセス・クルーズ社が運航するクルーズ客船で、2017年に就航。中国市場向けに建造された客船であり、中国名は「盛世公主号」。日中台人乗客向けにカスタマイズされていて、ヌードルバーやカラオケスイートなど、これまでのロイヤルクラスにはない新サービスを提供している。中国はまだ海外旅行が解禁されていないから、一体どこの国の旅行客が乗っているのだろう?
 
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次世代太陽電池の本命?

2022-10-24 06:34:50 | 技術
10月24日(月)快晴
 
ペロブスカイト太陽電池は色素増感太陽電池の一種で、シリコンの代わりにペロブスカイト結晶を使用。シートに印刷して折り曲げることができるなど、いままでの常識を大きく覆す太陽電池。レアメタルを使用せず、製造が安価で、軽量で柔軟性があるため、これまで太陽光発電に欠かせなかった広い敷地の確保以外にオフィスビルの壁や曲面など、これまで設置が難しかったところにも使用できる。経産省では2030年度までに1kwh14円以下の発電コストを達成する目標を掲げている。ポーランド、英、中のベンチャー企業も今年度中に量産を始める予定で、製造コストが安く設置場所を選ばないため、普及すれば世界の再生可能エネルギーの割合が一気に高まる可能性がある。
 
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ビーチでジャズ生演奏

2022-10-23 07:59:49 | 芸術
10月23日(日)快晴
 
トリニティービーチでは木、金、土曜日の週3日間、夕方にジャズの生演奏が聴ける。三叉路の南角のイタリアンレストラン「ルニコ」と、北門のカフェ「ビーチハウス」の2軒で交代に演奏される。ギター、サックス、トランペット、クラリネットで、主にジャズ、時にはカントリーを演奏する。カントリーと言えば米国の専売特許のように考える人が多いが、牧畜大国の豪州でもカントリー・ミュージックは伝統的な音楽だ。しかしコロナ禍で、ジャンルにかかわらず、すべてのアーティストがパーフォーマンスの機会を奪われている。
 
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ビーチでクラシック生演奏

2022-10-22 08:33:59 | 芸術
10月22日(土)快晴
 
コロナによる閉じ籠り独居生活のために、1日5時間以上の読書。読書中にはスマート・スピーカーで音楽を聴いている。ジャンルはクラシック、ジャズ、ロック、演歌、Jポップ、ラップ、フォーク、ボカロ、和太鼓、琴、津軽三味線と何でもござれ。夕方ビーチを散歩していると、バイオリン、チェロ、フルートのライブに遭遇。素人とは思えぬ演奏に、日没まで聞き惚れた。僕は日本で40年近くピアノ、エレクトーン、ギターなどを弾いたが、豪州移住以来20年間器楽演奏はしていない。コロナ禍のこの3年間はコンサートに行く機会もない。
 
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ハマユウ

2022-10-21 06:10:27 | 植物
10月21日(金)晴
 
ヒガンバナ科の多年草の海浜植物。別名のハマオモトは、肉厚で長い葉がオモトに似ることから。 水はけが良く日あたりの良い場所を好み、主に温暖な海浜で見られる。道ばたや公園、庭に植えられることもある。英名はBeach Spider Lily。直訳すると「浜クモユリ」。ハマユウもクモユリも、白く細長い6枚の花弁で、花はそっくり。しかしクモユリは南国のホテルや公園の植え込みに好んで多用されるが、ハマユウは肉厚の葉が邪魔で植込みには不適。
 
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タベブイア・ロセオアルベ

2022-10-20 10:21:34 | 植物
10月20日(木)快晴
 
隣のアパートの塀から姿を見せた白い花弁に黄色い蕊(ずい)の花。ブラジル語でタベブイアはイペーの仲間の総称。ロセオアルベはブラジル語で「白いバラのような」。英名は「White Ipe」、つまり白いイペー。南米原産のノウゼンカズラ科の落葉樹。樹高は10~20m。イペーの花言葉は「秘密の恋」。ノウゼンカズラの花言葉は「名誉」。それはどうでもよい。ユミは10日前に日本に戻っていった。大事なことは、どうすれは傷心のユミを立ち直させられるかだ。
 
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家を失うこと

2022-10-19 09:20:29 | 住まい
10月19日(水)曇
 
ロシアの無差別ミサイル攻撃で我家を失ったウクライナの一家の映像がTVに流れる。茫然自失の状況から、住処を失っただけではなく、思い出や将来の夢も失った姿だ。4週間前に、引っ越しの荷物を片付けていたユミが、パニック症候群のために救急車で1日入院。思い起こすと45年前、初めて家を建てた下北から6年後に、十和田に引っ越す時に亡妻のマキが数か月間うつ状態に陥った。昼夜突貫工事で家を建てて、半年後に全快した。再建した病院、新聞社、反原発団体のリーダー、酪農施設、ホタテ養殖場などすべてを捨てた。そして何より、2人の子供を産み育てた家に対する喪失感だったのか?
 
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狐の尾と黒い鳥

2022-10-18 16:54:45 | トリニティー・ビーチ
10月18日(火)快晴
 
ハイウエイを右折してビーチに向かうと、ラウンドアバウト(ロータリー)に樹高15mの狐尾ヤシが3本。ここがトリニティービーチの入り口だ。このヤシの木にテリハカラスモドキが先月から巣作りを始め、今では雛鳥の鳴き声も聞こえる。豪州では邪魔な鳥の巣を撤去するのは構わないが、雛のいる巣の撤去は禁止。市が委託した造園業者が、撤去の時機を逸したらしい。左のヤシは枯れ葉が揺れている。枯れ葉が落ちれば、雛が死ぬだけではなく、車両や通行人に被害が及ぶかも。造園業者は、巣立ちまで嵐が来ないことを祈りながら芝刈り中。
 
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高級紅茶

2022-10-17 06:59:09 | 食事
10月17日(月)快晴
 
シドニーに戻ったジミーから、高級そうな紅茶が送られてきた。ブランドとは無縁なのでネットで調べると、T2紅茶は南豪州メルボルン発祥の紅茶専門店で、200種以上の香りを揃えているとのこと。僕はコーヒーやジュースなどは飲まない。麦茶、ソーダー水、水道水、紅茶は飲む。だけど地元のネラダ茶園の紅茶を買いだめしている。ネラダ紅茶は味や香りが特に良いわけではない。地場産で値段が安いのと、茶園に木登りカンガルーがいるのが、常飲の理由だ。
 
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