9月30日（金）快晴
西側当局は2月のウクライナ侵攻開始以来、ロシア兵7万～8万人が負傷または死亡したとみている。 人員を確保するために刑務所では、志願者が1年間従軍すれば無罪放免を呼び掛けている。住民投票でロシア領に編入されたウクライナの東部地区でも徴兵。国内の戦争反対の逮捕者も強制徴用。しかし訓練不足の兵士を戦場に送り込んでも戦況は好転しない。一方優勢のウクライナ軍も弾薬不足。シティーの海岸通りに鈴なりの砲丸を送ってやりたいが…。
9月29日（木）快晴
シティーの海岸通りにいつの間にか観覧車が出現していた。それほど巨大ではないが、25個くらいの箱が揺れているから、結構な高さだ。頂上では、正面に珊瑚海、左手に国際空港、右手にケアンズ・ハーバーが見えるのだろう。国際船ターミナルはビルで視界が遮られて見えない。近づいてみたが、一時的な設置か、永久モノなのか不明。乗客は少ない。景観を乱すこと甚だしい。こんなものを喜ぶのはアジアからの旅行客だけだろう。
9月28日（水）快晴
ケアンズには、北・中央・南・更に南の4か所のモールがある。最大のモールはシティーにあるセントラル・モール。昨日2年半ぶりに訪れたが、2時間でマスクをしている人3人を発見。OZはマスクが嫌い。津軽の五所川原市は人口5万人でモールは2か所だが、ケアンズより混雑している。特に食堂街は行列ができる。OZは日本人より、買い物にも食べることにも熱意がないのだ。それでも館内の客の歩く速度は、コロナ以前より早くなった。少し残念な気がする。
9月27日（火）快晴
昼頃にユミと一緒にシティーに出かけた。2人とも2年半ぶりのシティーだ。途中でケアンズ港に停泊中の、それほど大きくはない旅客船を発見。船の艤装も古く、外国船ターミナルまで出向くほどのことはないと通り過ぎた。夕方帰宅してLive Ships Mapで調べると、英国のP&O社所有のエクスプローラー号。全長261m、全幅32m。最後に自宅テラスから見た沖止めの船は、2020年4月だから、2年5か月ぶりの旅客船。今年中に沖止めの船を見られるかも。
9月26日（月）快晴
母も姉も物を粗末にしない人間だった。押し入れに空箱や包装紙を山のように備蓄。近所で買った贈り物を有名デパートの包装紙で包んで渡したりはしなかったが、一体何の役に立ったのだろう。本棚に思い出の本やCDやDVDを行儀よく並べて悦に入る友人がいた。大事なのは外装ではなく、内容なのだから、空箱の収集家だ。収納に凝る人は、少し危ない。旅行の思い出に小物を漁る人も要注意。写真をアルバムに綴らなくても思い出は残る。
9月25日（日）快晴
ウエストミンスター宮殿（国会議事堂）付属のクロックタワーにある大時計の愛称。11階建て、高さ96m。愛称の由来は、工事責任者で国会議員のベンジャミン・ホール卿にちなむ。大時計の振り子は長さ3.9m、重さ300kg。2秒ごとに時を刻む。動力源は、塔の内部に吊り下げられた3個の錘で、週に3回係員が巻き上げを行う。女王葬儀が執行されたのは近所にあるウエストミンスター寺院で62分間。安倍首相の過酷葬儀は武道館。参列者全員が飲食禁止で5時間の予定。
9月24日（土）快晴
石川県能登町は、観光交流施設「イカの駅つくモール」で昨年４月に完成したスルメイカのモニュメント「イカキング」について、経済効果は約６億円だったと発表。全長13メートル、高さ4メートル、重さ5トン。制作費は2700万円で、その90％はコロナ対策の地方創生臨時交付金を充当。国内だけではなく、BBCやNYタイムスなど海外メディアからも不謹慎との批判が殺到。もしも経済効果があるなら、アベ銃殺現場の奈良市の近鉄駅前にアベと山上容疑者の銅像建設もあり？と揶揄されている。
9月23日（金）快晴
ビーチからハイウエイに至るトリニティビーチ・ロードのとある家の前庭で、輝くような黄色の花を発見。ゴールデン・トランペットにしては樹が高いな、と車を停めるとイペーだ。イペーはノウゼンカズラ科の広葉高木で、南米先住民語のトゥピ語で「皮の厚い木」を意味する。ブラジルの国花として愛されるイペーの木には、桜と同様に花が咲き終ってから葉が出てくるという特徴があり、黄色い花は1ヶ月ほど咲き続ける。近年は地球温暖化の影響もあり、沖縄でも盛んに露地栽培されている。
9月22日（木）快晴
最高気温は30～32度。空気が乾燥しているので、直射日光は強烈だが、日陰に入ると十分涼しい。真夏になってもケアンズの最高気温が34度を超えることは珍しい。熱帯アジアや日本と違って1年中快適な気候だ。コロナで外国人観光客の姿が消えて以来、国内客が殺到して、トリニティービーチの人気は急上昇。宿泊施設はどこも満員。派手な色彩の2階建てバスが、景気づけの音楽を流しながら観光客を運んで来る。小さな村の住人たちは、観光バス会社に苦情を申し入れ、酔客や無法者の乗り入れや駐車を規制している。不動産価格の上昇も住人は歓迎していない。
9月21日（水）快晴
ロンドンは天気の悪い街として有名だが、昨日の葬儀は幸い雨は降らなかった。東京は巨大台風で土砂降りの中、「アベ国葬反対」2万人デモ。老いたる同志の鎌田慧、落合恵子などが主催者に顔を連ねていた。今日のケアンズは相も変らぬ穏やかな夜明け。豪州は8つの州からなる連邦国家。シドニーを州都とするNSW州では祝日の女王誕生日が6月13日。パースを州都とするWA州では、1週間後の9月26日。ケアンズが属するQLD州では10月3日等々…。各州で女王誕生日が廃止されて、不人気の新国王の誕生日が新しい祝日になるのだろうか？
9月20日（火）快晴
英国王室を君主に仰ぐ豪州では、昨夜8時から国営ABC放送で延々3時間TV実況中継。1953年小学校の講堂での戴冠式の白黒の記録映画を見せられて「どうして他国の元首を？」と不思議に思った。あれから69年。葬儀は電飾華やかなキンピカリン。20年間予行演習を続けたらしく、1時間の隙のない儀式、そして観衆の群がる行進。五輪以上の経済効果があるらしい。1998年十和田カトリック教会での次男の告別式は40分。神父への謝礼は10万円で、戒名は無し。
9月19日（月）晴
12日に米国防総省は、ロシア軍の装備が放棄され、指揮・統制が乱れていると分析。ゼレンスキー大統領は、東部と南部、あわせて6,000平方kmを超える領土を奪還したと発表。プーチン大統領は16日、ウズベキスタンでインドのモディ首相と会談し「早期の停戦に努める」と述べた。本当かな？一方WHOは「来年にはコロナに終息の目途がつくだろう」と声明。しかし経口治療薬と、吸入やハンコなどの無痛ワクチンが開発されないと無理だな～。
9月18日（日）快晴
19世紀屈指の覇権国英国は世界各地に植民地を建設。その後独立した国家の多くが英連邦に加盟し、現在56か国。そのうち豪州、カナダ、NZなど15カ国が現在も英国王を国家元首としている。独立から120年を経た豪州でも立憲君主制から共和制へ移行を求める声が多数だが、年老いた女王に遠慮してきた。新国王に変わって英国離れは確実？もう1つの遺産について…。女王の個人遺産は720億円。英国の一般庶民は40％の相続税が徴収されるが、英王室は0％。
9月17日（土）快晴
19日の英女王の国葬には日本から天皇・皇后が参列。天皇の国葬に女王が参加したことはない。外国の元首や要人ら約500人が出席するが、旧英国植民地の英国離れは加速しそうだ。国民の半数以上が反対するアベ元首相の国葬儀は27日。天皇・皇后は代理出席、野党党首の多くは参加しない。アベと密接な関係がある旧原理研要人の参加は不明。ケネディー元大統領の国葬には池田首相が出席。台湾では蒋介石・蒋経国父子、テレサテンが国葬にされた。
9月16日（金）快晴
1963年11月23‐24日岡山大学に2000人の医学生が結集。革命的医学生連合の結成が目的。ノンポリの参加者が多く初日は盛り上がりに欠けた。次の日の早朝、日課のジョギングから戻ると旅館街が騒がしい。2階の雨戸をあけて、通り越しに「ケネディーが暗殺された」、「残念だ」と医学生が叫びあっている。僕は路上から「そんなことで大騒ぎするな！」と叫んだが、たちまち罵詈雑言の嵐。医ゼミ2日目の開会冒頭に司会者が「ケネディーの死を悼んで黙祷」を提案。「異議あり！」と僕は叫んで反対意見を5分間展開。医ゼミは親米愛国路線から、革命路線に軌道修正した。
