豪州落人日記 (桝田礼三ブログ) : Down Under Nomad

1945年生れ。下北に12年→東京に15年→京都に1年→下北に5年→十和田に25年→シドニーに5年→ケアンズに15年…

ヤシの芽の移植作戦

2019-06-30 12:45:40 | トリニティー・ビーチ
6月30日(日)快晴
 
市から委託されて海辺の散歩道脇の植え込みの手入れをしていた作業員が、茂みの中から数個のヤシの実を拾い出してきた。そのうち2個は目を出している。ひっくり返してみると根も伸びている。1個を分けてもらって持ち帰る。VUEの裏口のすぐ横にガレ場のような赤土むき出しの斜面がある。ここにヤシの芽を定植。と言っても窪地に置いただけ。うまく根付いてくれれば5年くらいで見られる姿になるだろう。
 
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改修工事後の散歩道

2019-06-29 10:48:31 | トリニティー・ビーチ
6月29日(土)曇時々雨
 
海の散歩道の改修工事は大体終わった。現在は植え込みや芝生に体裁を施している。ケアンズの北には9つのビーチがあり、いずれも散歩道が併設されている。毎朝BBQコンロの洗浄、毎週歩道の清掃、季節ごとにヤシの摘果や葉刈りを市の委託業者が行う。「税金が正しく使われているね」と住民は満足している。豪州では箱モノよりも住環境の整備に、より多くの税金が投入される。
 
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世界一重い潜在扶養率

2019-06-28 14:55:34 | 医療・福祉
6月28日(金)快晴
 
年金問題で深刻なのは高齢者ではなく、退職金を多分もらえぬ若年者。国連経済社会局は17日、65歳以上の人口に対する25~64歳の人口の比率を示す「潜在扶養率」が、2019年には日本が世界最低の1.8を記録したとの統計を発表。少子高齢化の影響で、年金加入者である生産年齢層の負担が増加。日本は現役世代1.8人で高齢者1人を支えなければならず、働く世代の負担が、世界一重い。2050年には1.1人で1人を支えることになり、更に負担が重くなる。
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貧乏人は恥を知れ?

2019-06-27 11:08:58 | 医療・福祉
6月27日(木)晴
 
もはや年金だけでは普通の暮らしはできません。貧乏人は恥を知りなさい。まとまった貯蓄が無い人は普通の暮らしは諦めてください。自己責任ですから、宝くじでも当ててください。病気になったら途方に暮れてください。生活保護は納税者の迷惑ですから、ご遠慮ください。長生きはやめましょう。幸いなことにアベノミクスで日本経済は上向き中ですから、もっと経済を回すために個人消費をしましょう。節約はいけません。
 
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ビーチにタイ食堂がオープン

2019-06-26 16:18:26 | 
6月26日(水)曇
 
2か月前に内装工事のスタッフに尋ねたら、「チョプチョプ」という食堂との答。中華食堂だと思っていたら「トゥクトゥク」という名のタイ食堂。オープン直後とあってほぼ満席状態。味は悪くはないが価格設定は高め。タイ料理以外にジェラートとエスプレッソも提供しているので、簡単に潰れることはないだろう。この店が呼び水になって、空き家だらけのビーチハウスに中華食堂と朝食もできるカフェが入居して欲しい。
 
 
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援助物資ポスト

2019-06-25 14:33:00 | 災害
6月25日(火)快晴
千葉と静岡で地震。僕の生まれ故郷にはイタコと呼ばれる超能力者が大勢いる。日本には地震予知研究と呼ばれる国策超能力グループがあるが、ご宣託はことごとく外れ。近年は国交省有識者検討会が「100年に1度の豪雨」とか、「200年以上に1度…」などと寝言を言って、あの国には科学はないのかと疑われている。世界1の災害国だから、占いゲームよりも対策を重視すべきだ。豪州では日ごろから災害必需品の備蓄に怠りがない。
 
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市民劇場の一般公開

2019-06-24 09:42:04 | 芸術
6月24日(月)快晴
 
市民劇場(CPAC)の舞台裏が見られると聞いて探検に出かけた。見物人が多いので、説明はなく、眺めるだけ。楽屋などには興味はない。引綱装置とオーケストラピットも眺めるだけで、幕の上げ下ろしやせり上がりは見れなかった。照明や音響も実際に光や音を出して欲しかった。隣接するモンロー・マーチン公園では無料の屋外コンサート。芝生の会場も良いものだ。
 
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「毛沢東のバレエダンサー」

2019-06-23 10:32:00 | 芸術
6月23日(日)快晴
 
激動と混乱の時代の中国で貧しい村に生まれたリー・ツンシンは、11歳の時バレエの英才教育に選抜される。1979年18才でバレエ研修で渡米。堕落していると教えられてきた西洋社会との出会いは、リーに衝撃を与える。米国亡命後、1995年34歳で豪州に移住。QLDバレエカンパニーでプリンシパルを務めた後、芸術監督。異色のバレエ「危険な関係」で世界巡業中。ケアンズで会えて超ラッキー。
 
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夏至(Summer Solsitice)

2019-06-22 19:08:00 | トリニティー・ビーチ
6月22日(土)快晴
 
北半球と南半球は季節が逆だが、暦は一緒。だからケアンズの夏至は1年で1番昼の短い日。今日の日の出は6時45分、日没は17時52分。直近の冬至は昨年12月22日。朝日は南の陸地から昇り、折しも熱波が襲来してケアンズの気温がは43度の新記録。今日の朝日は大きく北に寄り珊瑚海から昇った。最高気温は25度、最低気温は16度。プールの水温が20度あるので、連日1000m泳いでいる。
 
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「危険な関係」

2019-06-21 13:58:20 | 芸術
6月21日(金)快晴
 
原作はラクロの古典小説。1959年ヌーベルバークのロジェ・バディム監督がジェラール・フィリップとジャンヌ・モロー共演で映画化。互いの恋愛を報告し合う夫婦の退廃的な官能美が話題を呼んだ。日本では昨年4Kデジタルリマスター版でリバイバル上映。それをクイーンズランド・バレエ・カンパニーが舞台化。今夜ケアンズ劇場(CPAC)で上演される。18歳未満入場禁止の成人向けバレエだ。
 
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「日本奥地紀行」

2019-06-20 11:18:21 | 歴史
6月20日(木)快晴
 
英女性旅行家・イザベラ・バード(当時47歳)は、明治11年(1878年)4か月をかけて単身東京から北海道まで旅をした。徒歩・馬・人力車の旅。折畳みベッド、ゴム製の浴槽、椅子を持参。通訳兼雑役の伊藤鶴吉(19歳)が同行。蚤、貧弱な馬、悪臭、プライバシーのない宿、栄養価の低い食事に悩まされた。維新当時の日本の地方の住居、服装、風俗、自然を知る一級資料。1か月後にユミと僕は軽自動車をフェリーに積んで北海道に渡る。
 
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座して死を待つ

2019-06-19 12:04:23 | 災害
6月19日(水)晴
 
昨夜TVで日本の番組を見ていたら、臨時ニュースで山形~新潟方面で津波注意報が発令され、明け方まで緊迫した雰囲気が続いた。稼働中の原発も、休止中の原発も異常なしとの発表を聞いて眠った。狭い日本は地震帯・火山帯だらけ。おまけに原発だらけ。火薬庫の上で死を待っているような国だ。首都機能を分散するとか、核燃料を安全な場所に中間貯蔵するとか、方策はあるはずだ。しかし日本の政管学はおバカばかり。こんな低能な国民も珍しい。令和は滅びの時代らしい。

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我がビーチのビキニ諸島

2019-06-18 13:31:13 | トリニティー・ビーチ
6月18日(火)晴
 
今年は冬に入っても気温が高く、まだ屋外プールで泳いでいる。1年前に凍結肩で6か月間泳げなかったが、12月から水泳を再開して筋力もかなり回復。遊戯用プールでは水着は自由に選べるが、競泳用プールでは男女ともビキニ水着の着用が義務。水を汚さないためと、水着による浮力や抵抗の調節を防止するため。ビーチ後方に見える2つの島はダブルアイランドとスカウトアイランド。しかし僕には女性用ビキニ水着に見える。
 
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我らのビーチ・冬の満月

2019-06-17 18:12:04 | トリニティー・ビーチ
6月17日(月)曇
 
トリニティービーチの海辺の散歩道の改修工事は、どうやら今週で終わりそうだ。3か月間のんびりと牧歌的に工事が行われた。住人は不便だが、遅い作業に文句を言わない。OZは道ですれ違う知らない人にも挨拶をする。工事作業員とも笑顔で挨拶を交わす。僕も毎日50人くらいと挨拶をする。「良い子は他人と話さない」、日本はいつの間にか窮屈になった。午後5時50分、珊瑚海から冬の満月が昇った。

 
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ヨロイカオリシダ(鎧香りシダ)

2019-06-16 10:59:25 | 植物
6月16日(日)晴
 
日本では「沖縄裏星」とも呼ばれるが、豪州北部原産の常緑性のシダ。胞子嚢が葉の裏側の深いくぼみにあるので、葉の表面がエンボス状に隆起して2列に並ぶ。葉の形に強いインパクトがあり、目立つシダ。日陰でも日向でも良く育ち、庭や花壇の植え込みに利用される。南太平洋諸島ではこのシダから香りのある敷物などを作るというが、ケアンズ産には香りがない。
 
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