豪州落人日記 (桝田礼三ブログ) : Down Under Nomad

1945年生れ。下北に12年→東京に15年→京都に1年→下北に5年→十和田に25年→シドニーに5年→ケアンズに15年…

津軽三味線

2019-07-31 08:42:07 | 芸術
7月31日(水)快晴
 
車で1時間半の黒石市に津軽三味線名人の渋谷幸平の演奏を聴きに出かけた。強烈なビートの津軽三味線は全国に愛好者も多く、流派も乱立状態。全国大会で優勝して名人になるのは容易だが、弟子の養成は困難。黒石市では三味線を習う子供たちも多いが、高校を卒業すると街を離れ、三味線も弾かなくなる。名人の生計も楽ではないようだ。
 
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田舎館(いなかだて)村

2019-07-30 09:29:54 | 青森
7月30日(火)曇
 
「田んぼアート」の見物の為に田舎館村へ。会場は村役場と道の駅の2か所で入場料は各300円。村役場はお城の形をしていて、天守閣から田んぼアートを眺めるには200円の追加料金が必要。年間30万人の見物客がやって来るとのこと。1人が600円の入場料を払うとすると、村の臨時収入は1億8000万円。
 
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郷土のアイドル=ワサオ

2019-07-29 08:42:08 | 青森
7月29日(月)晴
 
北海道は道南も道東も最高気温が21度前後の肌寒い気候だったが、青森は30度超の蒸し暑さ。太平洋岸の八戸市も35℃超えで、冷害の危機も去りつつある。ユミの故郷には郷土出身力士以外には名士はいない。全国レベルで有名なのはブサカワ犬のワサオ。飼い主のお婆さんが去年死んでから元気がないとは聞いていたが、暑さですっかり参っていた。
 
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北海道の作物

2019-07-28 13:54:29 | 日本国内旅行
7月28日(日)曇後晴
 
道路の両脇では、蕎麦と馬鈴薯が花をつけていた。水田は見えず、収穫期を迎えた小麦畑が黄金色に輝いていた。アスパラガス、大豆、玉ねぎ、人参、牧草、飼料用トウモロコシなどは見分けがついたが、最後に道の駅で尋ねるまで判別できなかったのがビート。新そばや新ジャガや枝豆の時期には少し早かったのが残念。
 
 
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北海道の動物

2019-07-27 23:24:28 | 動物
7月27日(土)晴
 
今回のドライブ中に見た北海道固有の動物は次の5種。エゾリス、エゾシカ、エゾムササビ、オジロワシ、キタキツネ。登別クマ牧場でヒグマを見たが、今回野生種は見ていない。20年前に知床で野生ヒグマを目撃しているし、カナディアン・ロッキーでも見ている。エゾリスやエゾシカは増加しているが、他は減少しているらしい。
 
 
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外国人と先住民

2019-07-26 17:09:46 | 日本国内旅行
7月26日(金)曇時々雨
 
20年ぶりの北海道。地方都市の栄枯盛衰が目立つ。近年の傾向として中韓台からの観光客が多い観光地はにぎわい、他は衰退する傾向がある。彼らに飽きられたらどうなるのだろう?近隣諸国との友好関係の維持が命題だ。もう1つ気になったのは、アイヌ関係の資料・展示が少なくなったこと。沖縄も含め先住民問題にも真面目に取り組む必要がある。
 
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霧の洞爺湖

2019-07-25 08:54:31 | 日本国内旅行
7月25日(木)曇
 
苫小牧から支笏湖へ。霧で湖水が見えないので室蘭へ。改築された室蘭駅を見物した後、昭和新山、有珠山を眺め、真狩村へ向かったが、羊蹄山は霧に包まれていた。洞爺湖に宿を取り、湖畔の遊歩道を散歩。20年ぶりの北海道ドライブは高速道路がほぼ全道を網羅しているので、段違いに楽になった。しかしユミも僕も疲労が蓄積してきたので、そろそろ深浦に戻ることにした。
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動物残酷物語

2019-07-24 22:19:49 | 動物
7月24日(水)曇時々雨
 
帯広ばんえい競馬場を見学。ばんえい競馬は体重1トンほどの農耕馬に機種と重量物を載せ、2か所の小山がある200mのコースで速さを競う。日本では競馬でもばんえい競馬でも平気で鞭を入れる。残虐極まりないから、十和田で馬を10年間飼った僕はレースを見ない。20年ぶりに登別クマ牧場を訪れた。深いプールの様な劣悪な環境の飼育場で、10頭ほどのヒグマが観客に媚びて餌をねだる。北の王者の尊厳もお構いなし。入場料は2600円。
 
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釧路勝手丼ぶり

2019-07-23 21:50:03 | 日本国内旅行
7月23日(火)曇時々雨
 
網走から美幌峠を越えて釧路へ。その衰退ぶりに唖然とした。駅前はシャッター街と化し、人影も少ない。昨夜はコンビニを探すのに苦労した。今朝は釧路の台所=和商市場へ。かつては札幌の二条市場、函館の朝市と並ぶ北海道3大市場の1つと言われたが、観光客もまばら。名物の「勝手丼ぶり」の御飯と刺身を別の店で買うシステムも、意味不明で煩わしいだけ。1軒の店で用が足りる方が韓中台などの観光客にはわかりやすい。それだけで地方都市の衰退にブレーキをかけることは困難だろうが…。
 
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網走監獄と囚人道路

2019-07-22 21:42:47 | 日本国内旅行
7月22日(月)曇時々雨
 
ユミと1~2時間交代で運転。僕がドライバーの時には、ユミが退屈しないように、北海道の地理や歴史の講義。だけど気が付くとユミは眠っている。旭川から層雲峡を通り網走へ。1891年(明治24年)、西南戦争や佐賀の乱の国賊、自由民権運動の思想犯など1200人を網走監獄に移送。旭川~網走の北見道路(囚人道路)開削に従事させた。囚人たちは足鎖をつけて山中のタコ部屋に寝泊まり。夜明けとともに丸太の枕を叩いて起こされた。過酷な労働で1年間で211人が死亡して、山中の道路わきに埋葬され、鎖塚と呼ばれた。
 
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サロマ湖

2019-07-21 21:49:08 | 日本国内旅行
7月21日(日)快晴
 
昨日はサロマ湖の畔に建つホテルに投宿。名物の湖に沈む夕日は水平線付近の雲が禍して不発。今朝は日の出前に起きて、瀬古利彦がマラソンの練習をしたサロマ湖とオホーツク海に挟まれた「竜宮街道」を自転車で往復。しかし原生花園の野草の多くは花期を過ぎていて、花はちらほら。朝食後サロマ湖展望台に登った。海と湖が一望でき、ウグイスとエゾゼミが鳴いていた。
 
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富良野と美瑛

2019-07-20 22:08:21 | 日本国内旅行
7月20日(土)曇時々小雨
 
富良野のラベンダー園は今年も大盛況。内外の観光客が1日10万人以上も押しかけている。対照的に美瑛の寂れ方は悲惨だ。美瑛駅にも道の駅にも人影はまばら。「パッチワークの丘」は麦畑に変わっていた。それでも「セブンスターの木」や「ケンとメリーの木」には、中国人観光客を乗せたバスが次々やって来る。日本人は僕とユミだけのようだ。
 
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クラークと稲造

2019-07-19 23:08:12 | 日本国内旅行
7月19日(金)曇時々雨
 
早朝の札幌街歩き。時計台→大通公園→赤レンガ道庁旧庁舎→北大へ。クラークと新渡戸稲造の胸像とポプラ並木を見た。2000年に米国で死んだ義兄の遺灰は、母校のポプラ並木に散骨。西バージニアの墓は翌年訪れたが、ポプラ並木は散骨後初訪問。車で月寒の羊ヶ丘に行き、クラーク像の隣でポーズ写真を撮影後、富良野・美瑛に向かった。
 
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北島三郎記念館

2019-07-18 06:27:07 | 芸術
7月18日(木)曇
 
一度は住んでみたい街=函館。今回はまだ見学していない名所3か所を中心に攻略。高田屋嘉兵衛資料館(入場料300円)には特に目新しい資料はなかった。1879年創業の五島軒(入場無料)では歴史的建造物のインテリア、ステンドグラス、所蔵品などを見学した後、付属レストランでカレーライスを食べた。北島三郎記念館(入場料1540円)ではガイド嬢のこぶしの利いたサブちゃん立身出世物語と、ド派手な山車の上で絶唱するサブちゃんロボに圧倒された。小樽の石原裕次郎博物館、真狩で羊蹄山をバックに歌う細川たかしの銅像も見ているから、もう思い残すことはない、かな?
 
  

 

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「ブルーハピネス」号

2019-07-17 22:20:06 | 

7月17日(水)曇

 
青函フェリーで函館へ。このフェリーは全長144m、8851トン。乗用車なら230台積載可能。旅客定員は583人だが、本日の乗客は50人ほど。岸壁で82歳の鉄爺に遭遇。東京から青森まで35日で到着。次はフェリーで函館に渡り、北海道1周を目指すと言う。「全国一週」の誤字は少し残念。名前も「チリンチリン号」にして欲しかった。
船の名も「悲しい幸せ」って変だよね。
 
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