ガバメントハウス

7月31日(木）快晴

　　ガバメントハウス

オペラハウスに隣接する王立植物園内にある1845年建設の旧総督官邸。英植民地時代、政治・軍事の全権は英国王室の代行者の総督に委任されていました。独立から102年を経た現在でも法律上は同じ立憲君主国です。欧州主義とアジア主義との葛藤がこの国にはあります。豪州最古の歴史的建造物の1つで、一般開放されています。しかし観光客も、地元民もあまり訪れません。日本で言うと靖国神社のようなものでしょうか。

ワライカワセミ（Kookaburra）

7月30日(水)快晴

　　ワライカワセミ（Kookaburra）

豪州カササギは姿形に似合わぬ美声の持ち主です。奇声の持ち主はワライカワセミ。人間そっくりの笑い声。色も形も和製かわせみに似ていますが、カラスよりも大型です。群れて大声で鳴くお調子者。シドニー五輪のキャラクターにもなりました。オオムとともにNSW州を代表する鳥ですが、どちらも嫌われ者？一方黒くても人気があるのが黒鳥。今が子育ての季節。OZとNZ固有種で渡り鳥ではありませんから、日本の野生黒鳥は迷鳥ではなく逃鳥です。

magpie（カササギ）

7月29日(火)快晴

　　magpie（カササギ）

今朝テラスの植木にmagpieが！(写真はビッグバナナの他州者）。magpieとは英語でカササギのこと。日本のカササギはオナガのような優美な形をしていますが、こちらのカササギはカラスそっくり。25階までやってくるのはツバメだけと思っていたのに。乾燥機はありますが、気分的に天日乾燥の方がいいかとキッチンのテラスを物干し場にしているので糞害が心配。なにしろダーリンハーバーには巨鳥のペリカンがいますからね。

ミックの還暦

7月28日（月）快晴

　　ミックの還暦

ミック・ジャガーが60歳になりました。1年半前にピースボートがリビアに行った時にカダフィ大統領と会見しました。ブッシュ・パパは彼を「世界のならず者」と呼びました。毎日居所を変えているとかで、警護も厳重、僕たちはバスであちこちを移動させられました。しかしラクダのいるテントから出てきて、気さくにみんなと話しをするので少し驚きました。彼は歌わなかったけど、容貌はミックにそっくりです。ミックも結構ならず者かな？売れなくなったらリビアで影武者ができるかも。

危ない影武者:僕たちが会見したのはひょっとするとカダフィの影武者だったのかな？ブッシュ・ジュニアは石油メジャーの影武者なのかな？黒澤明の「影武者」では信玄なき後も影武者で統治が可能でしたよね。と言うことは、ブッシュがいなくてもアメリカは大丈夫だし、慎太郎がいなくても東京は困らないし、青森県知事がいない方がずっとましとも考えられるんじゃないのかな。法律上選挙が必要なだけの話で、別に立派な人がトップに立っているわけじゃないんだから。だからみんな選挙に行かないんだ。権力を分散して、首長を廃止しろと思うから棄権するのかな？

土用丑の日

7月27日（日）快晴

　　土用丑の日

欧米ではウナギを良く食べますが、OZもウナギは嫌いじゃなさそうです。こちらのウナギは長さが3mもあって、泥臭さがなくて美味です。肝焼きも絶対にうまいに違いないと思いますが、こちらの厳しい衛生基準では入手困難のようです。鶏の砂肝は売っているのにね。僕のアパートから徒歩3分、回転寿司のスシ・トレインではうな丼が8ドル（630円）。1ドルで1ポイントのマイレージがたまり、850ポイントで自転車がもらえます。僕は2ヶ月でもう338ポイントもたまりました。

和文英訳：土用丑の日＝Saturday is beef day ：OZはFriday is beer day と週末はパブへ。Saturday is beef day と家族でBBQ。Sunday is beech day と海に出かけます。BBQに是非ウナギを加えて欲しいものです。

three (wise) monkeys

7月26日（土）快晴

　　three (wise) monkeys

近所の人気のパブ。知人が飲んで騒いでいても、見ざる、聞かざるで、奥さんに言わざるというところかな？日本の三猿は日光東照宮に左甚五郎の作品がありますが、元来は庚申信仰に由来するもの。西洋の三猿も歴史は古く、日本とはまったく別の発祥のもののようです。本格パブは酒場以外に食堂と玉突き場を併設。ビール、ワインは1杯3ドル前後。立ったまま飲みます。つまみはなくてひたすら飲むだけ。1杯ずつおごりあうので5人で行くと5杯は飲みます。　　　　

Tetsuya'＄

7月25日（金）快晴

　　Tetsuya'＄

僕のアパートの2軒隣にJudge Houseというタウンホールと同じくらい古い歴史的建造物があります。100年以上経た大木の並ぶ旧判事公邸です。現在は表札もなく、いつも鉄の門扉が閉ざされて、奥の玄関には白のタキシード姿の屈強な白人ガードマンが2人立っています。高級車がやって来ると電気仕掛けの門が開いて、車は植え込みの向こうに消えます。そうなんです！ここが謎の日本人が取り仕切っているかの有名なテツヤズなのです。上から見ると・・・。

僕の作家の友人が先月4人で1000ドル（8万円）持ってテツヤズ探検に行って来たそうです;　『ところで、この国には日本人カリスマ・シェフがいる！「テツヤズ」という店のオーナー・シェフ、なんちゃらテツヤ氏。私の知り合いの料理人は、テツヤズで食べるためだけにシドニーへ行ったほど。と言うのも彼は「GOOD　FOOD　GUIDE」で、3年だか連続してレストラン・オブ・ザ・ウィナーに輝いたことのある実力派。（このガイド・ブック、安っぽい名前だけど、かなり権威があり、シドニー版ミシュランのようなものらしい）テツヤズもその輝かしいウィナーということで、予約は1ヶ月前じゃなきゃ取れないというのが伝説のように語られていたのだが、最近、日本の不況のあおりを受けてか、それとも味が落ちたのか、いつでも取れるようになっていた！行ってみてわかったのは、味イマイチ説、不況のあおり説、両方正しいということ。でも白人たちは、テツヤの和食＆フレンチのフュージョン料理に喜んでいましたが』

居間から見たタウンホール

7月24日（木）快晴

　　居間から見たタウンホール

ドライブ中に3泊したブリースベンは人口180万人、豪州第3の都市です。ランドマークのシティーホールの高さは93m、時計台としては世界一だそうです。東京都庁、十和田市役所、役人は高い建物が好きなんですね。ご近所のタウンホールもその昔、隣接するセント・アンドリュース教会やQBBよりもはるか高く作られましたが、今はビルの谷底です。上から見るタウンホールは日本の風呂屋そっくりの建物なんですね。自家製温泉で腰痛もどうにか良くなりました。

地震

7月23日（水）快晴

　　地震

よくあるご質問：そんな高い所に住んで、地震の時など怖くはないのですか？オーストラリアにも地震はあります。10年ほど前にはシドニーの北100kmにある街で死者も出る大きな地震が起きています。しかしニュージーランドは地殻プレート上にありますが、オーストラリアはプレートから外れていますから大きな地震の危険はほとんどないと言えるでしょう。それでも震度1以下の地震はしょっちゅう記録されているらしいです。

シドニー温泉

7月22日（火）曇　　　

　　シドニー温泉

腰痛にはやっぱり温泉ですよね。イエローページで調べたらシドニーには温泉はないようです。東京はお台場にもあるというのに。しかし我が家にはジャグジーがあります。温泉の素を1袋入れるとたちまち日本で常にベスト5入りしている乳頭温泉の出来上がりです。ちなみに広いオーストラリアにはもちろん温泉もたくさんあります。日本の温泉にはサルが入っているようですが、こちらはワニが入っていることがありますから注意が必要です。

ビッグ・バナナ

7月21日（月）快晴

　　ビッグ・バナナ

8泊9日のドライブは晴天に恵まれ、沢山のためになる体験と、沢山のくだらない体験をしました。ビッグ・パイナップルも、本日立ち寄ったビッグ・バナナも、どちらもOZは必ず1度は行き、2度とは行かないところ。プランテーションの勉強にはいいのですが、どちらも安くてありふれた果物で栽培が超簡単。売店でも売れ行きはさっぱり。高価なパパイアやマカデミアンナッツに負けていました。

ディンゴ

7月20日(日)快晴

　　　　ディンゴ

フレーザー島にはオーストラリア固有の狼「ディンゴ」が多数生息して、時には人も襲います。朝ビーチを散歩していたらディンゴの群れに囲まれましたが、映画「クロコダイル・ハンター」で見た威圧のポーズで「ダインジャー！（dangerの豪方言）」と叫んだら背中を丸めて退散しました。その後豪州一の有名人クロコダイル・ハンターことスティーブ・アーウインが経営するオーストラリア動物園へ。映画が大ヒットしたので動物園も増設工事に多忙を極めていました。

亜熱帯原生雨林

7月19日(土）曇

　　　亜熱帯原生雨林

フレーザー島は世界最大の砂の島。しかしこの島には40以上の湖があり、原生林が茂り、多くの野生動物が棲んでいます。島の周囲は全長500kmの美しい砂浜。海岸ではクジラやイルカが見られます。自然保護のために波打ち際が車道になっています。４WDの島内乗り入れが認められていて制限速度は80km。原生林のトレッキングは白人に負けない体力と根性が必要。白人は老若男女とにかく歩くのが速い。

7色の砂浜

7月18日(金)快晴

　　　　7色の砂浜

ヌーサから４輪駆動のバスで世界遺産のフレーザー島へ。亜熱帯雨林と砂浜を交互に通り抜けて、フェリーで島に渡ります。樹木の種類の多いところで、良質の木材を産出する天然の美林です。午前と午後各1時間のブシュ・ウオーキング。砂浜も場所によって砂の色が、赤、黄、白、青、茶など変化に富んでいます。

ビッグ・ペリカン

7月17日(木）快晴

　　ビッグ・ペリカン

午前中はヌーサヘッドのブッシュウオーキング。野生の花の多い海辺の亜熱帯雨林の3時間コース。途中野生のコアラを発見。たくさんのイルカも見ました。オオトカゲもいました。毒はないのですが、歯が鋭いので危険です。夕方はヌーサ川のサンセット・クルーズ。川沿いのビッグ・ペリカンという街のオープンテラスで夕食。気温は25度。シドニーより7，8度も暖かです。