11月4日(土)曇・霧
僕は1970年ごろから世界各地の終末期医療の現地調査を続けてきた。わが国では終末期の高齢者が経口摂取困難になると経管栄養(胃ろう)や経静脈栄養な どの人工栄養を行うことが多い。しかし北欧、西欧、米、豪、加ではまれにしか行われて いなかった。これらの国では高齢者が終末期に食べられなくなることは自然なことであり,人工 栄養で延命を図ることは倫理的でないと考えられている。気管切開や終末期の濃厚治療も日本特有の問題点だ。
欧州の終末施設
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