豪州落人日記 (桝田礼三ブログ) : Down Under Nomad

1945年生れ。下北に12年→東京に15年→京都に1年→下北に5年→十和田に25年→シドニーに5年→ケアンズに15年…

トマムリゾート

2024-07-31 04:31:35 | 日本国内旅行

7月31日(水)曇

トマムリゾート

青森の超田舎・深浦から北海道の超田舎トマムへの道は厳しい試練だ。午前7時に実家からユミの車で新青森へ。新幹線で新青森09:51‐10:53函館北斗へ。そこから特急北斗で11:05‐14:08南千歳へ。更に特急あおぞらで14:29‐15:41トマム着の旅程。トマムリゾートはトマム山の標高 1,088 メートルの場所に位置。1983年に占冠(シムカップ)村がスキー場と安藤忠雄設計の30階建てのタワービルを建設。景気後退の荒波を経て、星野リゾートが雲海テラスなどで再建。利用客の評価は大きく分かれる。興味津々の宿。

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イカのカーテン

2024-07-30 22:00:03 | 青森

7月30日(火)晴後曇

深浦と隣町の鰺ヶ沢には「焼きイカ通り」がある。海辺の街道筋に掘っ立て小屋を建て、スルメイカを一夜干しして、店先で焼いて通行人に提供する。「イカ焼き通り」には潮風に吹かれる開いたイカがカーテンのように並んでいた。しかし近年はスルメイカが壊滅的な不漁で、夏の夜の風物詩だった漁火も見られなくなり、焼きイカ屋も次々閉店。やっと見つけたイカのカーテンを撮影して、焼きイカを買い求めたら、小さなスルメイカが1杯1000円もした。10年前には200−300円だったはずだ。海水温上昇が原因ではなく、乱獲のせいもありそうだ。

 

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古民家のソバ屋

2024-07-29 21:57:06 | 青森

7月29日(月)雨

深浦には82歳の義母(ユミの母)が一人で暮らしている。8年前に築60年以上の木造住宅を改築した快適な住まいで、家庭菜園や花壇を作り、山菜採りに明け暮れるマイペースな毎日を過ごしている。今日は雨の晴れ間に3人で、隣町の道の駅に野菜や果物を買いに出かけた。青リンゴ、アスパラガス、ミョウガ、ウワバミソウなどを購入。道の駅は150年ほど前に建てられた古民家を改造したソバ屋を併設。広い和室に椅子・テーブルを並べていて、高齢者にも快適だ。本日の青森の最高気温は八戸・十和田などの太平洋岸は30度だが、日本海側の深浦は25度で肌寒い。

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勝浦の朝市

2024-07-29 00:03:48 | 日本国内旅行

7月28日(日)快晴

勝浦の気温は32−33度。山中も海辺も,確かに涼しかった。昨夜は息子のジープで送られてJR勝浦駅前のホテルに移動。朝5時半に起床。徒歩で朝市見物に出かけた。漁港は「関係者以外立入禁止」で、裏通りの朝市は以前のまま。出店が300mも並ぶ八戸の朝市しか知らないユミには,あまりに素朴で小規模で驚きだったようだ。そこで海中展望台見物に連れて行ったが、こちらも施設が古く、見られる魚が少ないので、苦笑していた。駅前のドッグカフェで時間を潰したあと、JR特急わかしおで東京駅経由青森県深浦へ。

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息子夫婦の古民家

2024-07-28 22:54:31 | 日本国内旅行

7月27日(土)快晴

新幹線で東京へ。八重洲バスターミナルから千葉県の山道を2時間バスに揺られて、勝浦の山奥へ。息子が夫婦がジープで迎えに来ていた。そして更に山奥に向かう。曲がりくねった細い山道を猿が横断。日が傾くとイノシシやキョンなども出現するらしい。2人の古民家は、5000坪ほどの広い敷地に築150年の母屋、そして2棟の物置小屋。リフォームはあと2ヶ月ほどで、住める状態になるらしい。山中で結構涼しいが、冬の寒さも厳しそうだ。庭にはクリ、ビワ、カキなどの果樹も多いが、猿害がひどいとのこと。

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セリーヌ・ディオンとレディー・ガガ

2024-07-26 11:29:30 | 芸術

7月26日(金)晴

スポーツは大好きだが、見るスポーツには興味はない。しかしアートは見るのも大好き。テクノロジーにも興味があるので、セーヌ川の開会式パーフォーマンスも見たいが、旅行前日の真夜中にTVにかじりつくのは嫌だ。仏五輪委は開会式の内容をトップシークレットにしているが、セーヌ川にタイタニックを浮かべて、セリーヌとガガの競演になるのだろう。ディカプリオまで登場させるのはやり過ぎ。セリーヌには力を尽くして「マイ・ハート・ウイル・ゴー・オン」を歌い切って欲しい。

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岡山駅のネズミ

2024-07-25 15:16:49 | 動物

7月25日(木)薄曇

朝5時、エレベーターホールで、踏みつけられて瀕死のゴキブリを目撃。日本のゴキブリは4種。小さい方から、チャバネ(12-15㎜)、クロ(27-33㎜)、ヤマト(25-35mm)、ワモン(30‐45㎜)。温暖化のためか近年熱帯種のワモンゴキブリが都市のビルで急増中。宅配の段ボールに紛れ込んで侵入したワモンらしい。5時半、散歩から戻ろうとした時に、駅前でドブネズミを目撃。田舎のネズミ(野ネズミ)は主に草の根などを主食とし、体は小さい。対して都会のネズミ(ドブネズミ=イエネズミ)は雑食性で体長20cmもある。ネズミの天敵は、猫の他にイタチや、フクロウ、タカなどの猛禽類など。 青森県のリンゴ園では、ネズミの食害を防ぐためにフクロウの巣箱を設置している。

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アライグマ

2024-07-24 23:41:07 | 動物

7月24日(水)晴時々曇

息子夫婦が昨年、勝浦の山奥に古民家を買い求めて改造中。かなり広い土地に隣接。息子は阿蘇山のふもとで肉牛の肥育の仕事に従事したこともあり、近い将来は自営農家になるつもりらしい。僕も青森県下北半島で漁業(ホタテ養殖)と農業(酪農)経営の経験があり、生き物を飼う苦労は知っている。しかし畑作を目指しているようだから、好きなことやれば良い。古民家の見物をしてから青森に向かい、ユミの故郷の深浦町で避暑生活を送る予定。息子の古民家は屋根裏部屋を養蚕に使用していた形跡があり、ネズミやハクビシンやアライグマが住み付いていたという楽しそうな家だ。

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パリ五輪とカマラ・ハリス

2024-07-23 20:36:58 | 政治・経済

7月23日(火)晴

五輪ピックには興味はないが、パリ五輪の新たな挑戦を興味深く見守っている。2021年の東京五輪では約1万1千人のアスリートのうち、女性がほぼ49%を占めるまでになった。パリでは、望ましい五分五分の比率を達成するだろう。そして次回五輪ではスタッフ・JOC役員も男女同数になり、各国の国会でも議員数の男女同数を目指すだろう。更に米大統領選ではバイデン大統領が撤退。カマラ・ハリスが民主党候補になりそうだ。黒人、女性、少数民族、若者の支持を獲得して、下品な差別主義者の共和党候補を撃墜することを期待する。

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勝浦が涼しいらしい

2024-07-22 09:37:18 | 日本国内旅行

7月22日(月)快晴

大暑。午前5時、日の出と同時にクマゼミの大合唱が始まる。昨日梅雨明けした岡山市の本日の予想最高気温は37度超。勝浦は古くから漁師町として栄えた。人口は15,424人。中心部の勝浦地区にある勝浦漁港は銚子漁港に次いで千葉県第2位の漁獲量で、カツオの漁獲量は関東地方の漁港では最大。勝浦市は猛暑日にはならない!?海域公園と海岸部は南房総国定公園に指定されている。1958年市制施行。 リゾート地として知られ、海水浴場百選、日本の渚百選に選定されている守谷海水浴場などがある。週末には16年振りに勝浦を訪れる。

16年前の勝浦  

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カズオイシグロ「日の名残り」

2024-07-21 16:29:08 | 芸術

7月21日(日)快晴

旅をすると、その土地の名勝、名物料理をたしなみ、その地出身の文筆家の作品・その地を舞台にした名作に眼を通す。先週来外出が危険なほどの猛暑で、夜も昼も読書。芥川龍之介「奉教人の死」、遠藤周作「海と毒薬」、永井隆「長崎の鐘」、なかにし礼「長崎ぶらぶら節」、 朝井まかて「グッドバイ」、カズオイシグロ「日の名残り」、「私たちが孤児だった頃」、「遠い山並みの光」、「充たされざる者」…等々。長崎物も食傷気味で現在トーマス・マン「魔の山」を再再読中。これも飽きてきた。

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満月・花火

2024-07-20 20:52:21 | 岡山

7月20日(土)晴

午後8時だというのに外気温は30度。我が家のテラスは地上80mの南向き。北東の夜空の雲間から満月が顔を出した。突如ポンポンと鈍い音を響かせて、旭川から打ち上げ花火が上がった。岡山市街地では半径50mだったか100m以内に人家がある場所では打ち上げ花火は禁止されているらしい。つまり厳密にいうと市街地の花火打ち上げは禁止だ。しかし昨年も暑気払いにゲリラ的に(予告なしに)花火が上がった。花火の音が聞こえたら、5‐10分以内に旭川方面に注目しないと花火を目撃できないのだ。見物人が押しかけないから、大変結構なことだ。

去年の花火  

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旅する光の切り絵展

2024-07-19 21:46:13 | 芸術

7月19日(金)晴

連日35度を超える猛暑。ケアンズの夏季の最高気温は33度だから、日本は完全に熱帯化している。朝のジョギングは永年の習慣。現在は川崎医大の主治医からジョギングを禁じられている。午前5時に起床し、岡山駅まで往復30分のウオーキング。ユミはその距離では物足りないと、表町商店街まで45分間歩くので、行先は異なる。午後は再び岡山駅まで歩き、西口のシティーミュージアムで開催中の切り絵展を見物。夕方6時ユミとイオンモールを散歩。今週の暑さでモールの買い物客は少ないので、店内散歩は快適。夕食にウナギせいろを食べ、スタバでコーヒーを飲んで、8時に帰宅。

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島崎藤村「破戒」

2024-07-17 16:38:17 | 芸術

7月17日(水)晴

部落問題という社会的テーマを追求した作品。1906年自費出版。詩人 藤村が小説に転向した最初の作品で、日本自然主義文学の先陣を切った。瀬川丑松は、⾃分が被差別部落出⾝ということを隠して、地元を離れ、ある⼩学校の教員として奉職する。彼は、その出⾃を隠し通すよう⽗からの強い戒めを受けていた。 彼は⽣徒に慕われる良い教師だったが、出⾃を隠していることに悩み、また、差別の現状を体験することで⼼を乱し、下宿先の⼠族出⾝の⼥性・志保との恋に⼼を焦がしていた。藤村の小説の結末も甘いが、映画は問題提起の視点が欠けているように思われる。

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アイアム・セリーヌ・ディオン

2024-07-16 20:16:12 | 芸術

7月16日(火)曇

アイリーン・テイラー監督による2024年の米ドキュメンタリー映画。カナダの歌手ディオンの人生、キャリアの成果、スティッフパーソン(PSP)症候群との闘いが詳しく描かれている。 世界的なスーパースターが死に至る病と闘う姿を、生々しく飾ることなく描いたファンへの愛のメッセージ。PSP症候群は、大脳皮質基底核変性症、パーキンソン病とともにパーキンソン病関連疾患に含まれる指定難病。気の弱い方にはお勧めできない映画。

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