非国民通信

ノーモア・コイズミ

対岸の火事・その後

2006-07-08 12:53:12 | ニュース

森前首相、ミサイル発射後の「小泉外交」を批判 (読売新聞) - goo ニュース

 前回の雑記で北朝鮮への憎悪が日中の仲を取り持つかも、と書きましたが、中国側の反応が冷静なもので日中関係は相変らず冷え込んでいるようです。そして自民党の良心である森前総理が小泉首相を批判しておられます。

 結局、小泉政権とは最初から最後まで内を向いていました。政権発足当初は旧自民党政権への、そして中盤以降は中国や韓国への憎しみを駆り立てることで国民を結びつけてきました。もちろん今回の北朝鮮への感情的な経済制裁は外交面では何一つ生み出しませんが、その代わり国民を喜ばせることができる、疑わしい調査によると国民の92%がこの独善的な制裁行為を歓迎しています。外交面での解決を放棄する代わりに、国民の憎しみを満たしてやることを大切にする、あくまで内を向き続けたのが小泉政権だったといえるでしょうね。


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