こちらは「青山学院大学立て看同好会」によるツィート(現X)です。曰く「パレスチナ連帯のため」とのことですが、写真を見るとどうなのでしょうか。左下の段ボールには、3つの旗印が描かれています。左から順番に、台湾の民進党、パレスチナ、ウクライナですね。そして以下は民進党の集会の様子です。
ウクライナを支配しているゼレンスキーは自身をユダヤ系と称し、一貫してイスラエルとの連帯を訴えてきたことは本ブログでも何度か伝えてきましたが、民進党もまたアメリカ政府の出先機関としてウクライナ及びイスラエルを同志国と見なしているわけです。親イスラエルの民進党とウクライナで獲物を挟み込む、青学の立て看はまさにパレスチナにとって悪夢と言えるでしょう。
ところがイスラエル支持の2勢力でパレスチナを包囲する図を掲げておきながら、その隣には「パレスチナに自由と平和を」等とも記しているのですから、いよいよ以て意味が分かりません。ここに参加している学生達は、「可哀想なパレスチナ人」に同情する気持ちはあれど、残念ながら国際政治への理解は持っていないようです。まぁ、大学教員でも驚くほど無知な人は多いですので、そういうものなのかも知れません。