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Lang ist Die Zeit, es ereignet sich aber Das Wahre.

ŠÍLENÍ

2006-08-16 21:21:37 | Science
Lunacy_1

ŠÍLENÍ
(LUNACY)

Czech Republic Colour 118 min  35 mm

NÁMĚT/WRITTEN BY: Jan Švankmajer
SCÉNÁŘ/SCREENPLAY: Jan Švankmajer
REŽIE/DIRECTED BY: Jan Švankmajer
KAMERA/DIR. OF PHOTOGRAPHY: Juraj Galvánek
STŘIH/EDITOR: Marie Zemanová
ZVUK/SOUND: Ivo Špalj
VÝTVARNÍK/SET DESIGNER: Eva Švankmajerová, Jan Švankmajer
PRODUCENT/PRODUCER: ATHANOR - společnost pro filmovou tvorbu, s.r.o.
KOPRODUCENT/CO-PRODUCER: C?GA FILM, Česká televize, Barrandov Studio

<Lunacy Synopsis>

>> http://www32.ocn.ne.jp/~rencom/tsune/jan/Lunacy.html

ジャン・ベルロという若い男は繰り返し悪夢にうなされていた。白衣を着た精神病院の職員に、無理やり拘束服を着せられるという夢だ。夢の中で激しく抵抗して目を覚ますと、実際に暴れまわったかのように部屋中が壊れている。そして、その様子を目撃していたある公爵に、彼の城へと招待された。 城ではSM乱交が繰り広げられ、公爵は神を冒涜する言葉を大声で叫ぶという恐ろしい光景が繰り広げられていた。

翌朝、公爵は快楽主義の素晴らしさを語りながら突然カタレプシー(硬直症)の発作を起こして倒れる。ベルロは、公爵を墓地に埋葬する。

しかし地下納骨所に戻ってみると、公爵は普段どおり優雅に食事や酒を楽しんでいる。不気味に思うベルロに、公爵は自分の母親の話をし始める。彼の母は発作のせいで亡くなったと誤解され、生きたまま葬られたのだという。以来、公爵は埋葬される恐怖を克服するためのにあえて墓地に埋めさせるというセラピーをしていた。公爵はベルロにも同様のセラピーを勧め、自分の通う精神病院に彼を連れて行く。

しかし、その病院では更に恐ろしい出来事が待っていた‥。


いよいよ今年日本公開となる、チェコの映像作家ヤン・シュヴァンクマイエルの最新作。昨年の妻、エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァの急逝を乗り越えて完成されるこの作品は、チェコ本国に留まらず、各国のアート界の注目を集めています。今年五月に「アンダーカバー・ミーツ・シュヴァンクマイエル」にて来日した際にも、日本における作家・映像界に計り知れない影響力を与えていることが再確認されているようです。

<参考>
http://umikarahajimaru.at.webry.info/200605/article_7.html

彼の作品は、チェコの文化的背景に根差したアニメーションという手法を、実写においてもそのまま動作のメタファーとして、人間の感覚に切り込むようにコラージュ・応用させるセンスに長けています。

「家での静かな1週間」「悦楽共犯者」に代表されるまでもなく、全ての作品において見られる、本能、必然性による人間の「自動的な所作」の裏側に息づく『見てはならないもの』を露わにするエロティシズムにも似た淫猥さ。人であるが故の悲しき性、その機械的なアルゴリズムによって物語を織り成していく。あなたもきっと揺さぶられるはず。人々があえて言葉にしないものの向こう側に在るものに。


□ The 2nd Dynamical Systems Theory and Its Applications to Biology and Environmental Sciences
第2回「力学系理論と生物学・環境科学への応用」国際シンポジューム 2007年3月14日~3月17日:静岡大学佐鳴会館・システム工学科(浜松市)

>> http://moon.sys.eng.shizuoka.ac.jp/~dst-sympo2nd/

シンポジウムの目的・内容:

カオスに代表されるように数理生物学・環境科学における力学系は数学者だけにとどまらず,幅広い分野で関心を呼んでいる.例えば,数理生物学から生まれた,生物のロバストな共存を表現するパーマネンスやパーシステンスという新しい数学的概念はカオスを代表とする多様な非線形現象を含んでおり,その研究は数学の新しい分野を切り開くだけでなく,現実問題の解決に有益な指標を与えている.


このように生物学・環境科学と数学がともに発展していくためには,数理生物学における力学系に対して生物学・環境科学が提起する諸問題の数学的基盤を整備し,生物学・環境科学へfeed backしていくことが肝要である.以上の観点から生物学・環境科学で現れる代表的な微分方程式系の諸性質を総合的に討論することが本国際研究集会の目的である.

シンポジウムの特徴:

①20名前後の国内外招待講演者からの参加を予定していて,力学系理論と生物学・環境科学への応用に関する世界の最先端の話を聞くことができる(現在,Karl Sigmund,Alan Hastings, Edoardo Beretta, Y. Kuang,Wendi Wang, Jingan Cui, Wanbiao Ma, N.H.Du,Odo Diekmann, Mats Gyllenberg, Lansun Chen, Z.Lu, Hal Smith,  H.R.Thieme, C.Clark, P.van den Driessche, R.J.de Boer, Z.Ma, M.Rosenzweigの参加確認を得ている).

②テーマを絞ったミニシンポジウムを通して内外の若手研究者間の共同研究を立ち上げる絶好の機会(単なる研究発表の場ではなく,共同研究を立ち上げるスクールの場)となることを目指しています.

③国際学術雑誌から特集号を出す.(2004年の第1回国際シンポジュームではMathematical Biosciences,Ecological Modeling, J.Comp.Appl.Math., Population Ecology,Evolutionary Ecology Researchから特別号が出ました).参加者は特別号に投稿することができます.

④内外の出版社から単行本を出版する.

⑤同様な国際会議や学会と比べて参加費が安い.early registrationでは1万円以下の予定です.