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Lang ist Die Zeit, es ereignet sich aber Das Wahre.

チャーミーキティのグラスセット

2006-07-21 00:45:04 | 日記・エッセイ・コラム

Img_0634

当たった当たった!!ヽ(T∇T)ノ
ローソンのサンリオグッズの抽選(一回500円)。
だって前回のサンリオキャンペーンでは
クジ何千円分も引いて手提げ袋ばっか増えやがりまして、
結局キャンペーン終了後に売り物として陳列された時に
ガラス皿を購入してチクショーな感じだったのに、

今回は狙ったところにドーンと入りましたよ!
いやーやっとツキが回ってきました。。
次は扇風機だな。

ヘッヘッヘ。。良く見るとチャーミーキティも
なかなかカワイイじゃねーか(▼_▼メ

さっそくマカディアスパークリング入れて飲んでます。


Pirates_of_carribean_1

『パイレーツ・オブ・カリビアン2 / デッドマンズ・チェスト』

15,16,17日の三日連続先行ロードショーで観てきました。
日曜日、レイトショーにも関わらず満席で涙を飲んだのですが、月曜日にリベンジ。いや面白かった!!でも前作の内容がうろ覚えだったので、脇役の登場人物に感情移入し辛かった。。キャラや設定をかなり引っ張って絡めてくるので、一作目を予習して行かれると、より楽しめるかと思います。ファンを大切にしてるなーという側面、初見の人も十分楽しめる凄さ。

この映画の最大のチャームポイントは、なんといってもジョニー・デップ演じるトリック・スター『ジャック・スパロウ船長』。ひょうきんで、身勝手で、狡猾で、卑怯者で、どうしようもないやつで、オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイの二人の凛とした美貌、たくましさとは正に対照的。(それがお互いを引き立て合っています)だけど何か底知れないものを持っていて、敵味方に問わず大きな求心力を放っている。そんな役柄を演じきるジョニー・デップもタダものではないです。ただ船長、ちょっと今作ではふがいないかも。。

ストーリー的にも視覚的にも、観客が如何に刺激を感じて楽しめるかに徹底的に配慮しているような気がします。序盤の人食い人種(?)との攻防劇では超高度の断崖絶壁で、これまで実写では見たこともないようなドタバタが(笑)キャラの対立関係もよく練られていて、次の展開の想像を観客に膨らませます。そして何と言ってもキャラ達が織り成すコメディや、ナンセンスなシュールギャグ。特にスパロウ船長の二度目の再登場シーン、何の脈絡もなくいきなり部族の首長になってたところでは、

「何やっちゃってんのこの人!?Σ(゜д゜lll」 と、驚いた(笑)

映像的にはゴチャゴチャしたシークエンスを、カメラワークやスポットの妙で観客にわかりやすく最大限の情報を与えることに成功しています。特に「転がる水車上での三つ巴の戦い」は映像史に残るシーンではないかと。



↓ ここから微妙にネタバレ ↓(観てない人は読まないでね。)

登場人物たちの「細かいことは気にしなーい」性格も見ていて痛快ですね。タコお化けと化したデイヴィ・ジョーンズに捕えられた父とウィルの邂逅の描写も「あれ?親子の再会なのにそんなもん?」ってくらいアッサリしてます。当のモンスター達も姿のおぞましさとは裏腹に意外と陽気。ある意味海賊なんかより怖いのが東インド会社のベケット卿。スパロウと何か因縁があるらしいけど、この人がモンスターよりよっぽど闇が深そう。

そんなわけで、この映画、最後にスパロウが×××で「パート3」へ続くというサプライズ(というか私が知らなかっただけ?)があるのですが、終盤で自らの「してしまったこと」を悔やむエリザベス(キーラ・ナイトレイ)の姿は、冒頭の雨の中、結婚式を前にする自身の姿とシンメトリーを構成しています。つまり最初のシーンでティーカップに降り注ぐ雨は、ジャック・スパロウの運命を嘆く象徴としても捉えられるのかもしれません。

とにかく観ながら純粋にワクワクできる映画っていうのは
ほんとうに久しぶりだった気がする。(中だるみは。。あるw)
みんな観よう!(笑)