クアトロも５周年を迎えたが、ここでクアトロのパスタを順番に解説してみよう。
今日は「トマトとチーズのスパゲッティ」￥１０８０をご紹介しよう。
イタリア料理と云えば、国旗になぞって赤のトマト、白のモッツァレラ、緑のバジルを使ったものが代表的だ。
そのいずれも使ったパスタがこの「トマトとチーズのスパゲッティ」である。
たっぷりのトマトソースにたっぷりのモッツァレラチーズを溶かしスパゲッティと絡めバジルソースを合わせた、一見シンプルなパスタだ。
しかし、その味わいはとても奥が深い。
トマトの酸味と甘みにモッツァレラの濃厚なクリーミーさ、全体を引き締めるバジルの風味。
これぞイタリアンと思えるパスタである。
クアトロではトマチーと呼ばれこのパスタのファンは多い。
クアトロの父も個人的にとても好きなパスタだ。
毎日食べてもこのパスタならクアトロの父は飽きない。
クアトロの休日二日目。
孫娘と浅草に出かける。
隅田川の桜見物だ。
桜は散り始めているが、その風情がなんとも素晴らしい。
例年に比べ花見客は少ないが、ひとりひとりの眼差しはとても穏やかだ。
散る花びら一枚一枚にあちこちで感嘆の声。
何気ない平和の尊さを堪能しているように見える。
クアトロの父もそのひとりだ。
孫娘を肩車して散策。
桜橋を渡り、言問団子で締めくくる。
やはり花より団子である。
クアトロの休日。
穏やかな春の日差しの中、茨城の守谷を散策しながら桜見物。
守谷は名前の通りに谷間が多く、小さな坂道が多い。
きっと利根川が幾度と流れを変えたためだろうか。
そんな谷沿いには、昔からの山桜が多い。
公園や学校のソメイヨシノもきれいだったが、町中に突然現れる守谷の山桜も見応えがある。
山桜は葉と花が一緒に付く。
そのコントラストに派手なソメイヨシノとは違う落ち着きがある。
山桜に見とれていると、歌うように奏でるピアノの調べが聞こえるような気がする。
桜が咲き、桜エビやホタルイカにタケノコと春の味覚に季節の移り変わりを感じる。
色々とあったが春はちゃんとやって来たなと思いながら、ハークションと大きなくしゃみをする。
鼻水が垂れて、目がかすむ。
うっとうしい花粉症もクアトロの父を悩ませる。
そして今日はクアトロに沖縄から海ブドウが入荷。
もう初夏の味覚も登場だ。
口の中でプチプチと弾ける海の香り。
季節はしっかりと巡っているようです。
「沖縄産海ブドウのサラダ」販売開始です。
ハークション
※１３日（水）１４日（木）クアトロは連休させていただきます。
ハークション
ホタルイカは初夏になると産卵を迎える。
その直前のちょうど今頃が身も大きくて美味しいホタルイカの旬である。
富山湾にはホタルイカが群生していて、そのホタルイカを定置網で獲るのが湾内産。
身がしっかりしていてプリプリで美味しい。
底引き網でごっそりと獲ってしまう湾外ものとは味が明らかに違う。
その湾内産ホタルイカがクアトロに入荷。
カウンターのお客様には、つい自慢して見せたくなる立派なホタルイカだ。
このホタルイカを春キャベツとフルーツトマトとともにアンチョビでソテーする。
ホタルイカの深い味わいと春キャベツとフルーツトマトの甘み、アンチョビの塩味が絶妙で旨い。
さらにすりおろしたカラスミが加わる。
「湾内産ホタルイカと春キャベツ」￥１２００は、旬を堪能出来るクアトロの逸品メニューである。
