ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

5.ナスのボローニャ風ミートソース

2011年04月10日 | パスタの話

Photo_2 クアトロも5周年を迎えたが、ここでクアトロのパスタを順番に解説してみよう。

今日は「ナスのボローニャ風ミートソース」¥980を紹介しよう。
タマネギ・ニンジン・セロリ・挽肉を炒める。
さらに、プロシュート(生ハム)の脂身(ラード)などが加わる。
そして、たっぷりの赤ワインでひたすら煮込む。
鍋にいっぱいだったソースは一日かけて半分にまで詰める。
野菜などは姿を消して挽肉に全ての旨味が濃縮される。
この本場風ボロネーゼとオリーブオイルで揚げたナスを和えて、たっぷりのパルミジャーノでまとめる。
これがクアトロのナスのボローニャ風ミートソースだ。
しかし、このボローニャ風ミートソースという名前が摩訶不思議である。
インド風カレーとか中華風ラーメンみたいな名前だ。
開店当初はボロネーゼと云って売っていたが、ボロネーゼって何、気取ってるんじゃないみたいな反応だった。
そこで、ミートソースと名前を変えてみる。
ミートソースと云うと野菜が姿を残していてトマトソースを使った家庭的なミートソースをイメージするようだ。
クアトロのミートソースを持って行くとお客様に怪訝そうな顔をされることもあった。
そこで、付けた名前がボローニャ風ミートソースである。
名前以上に本格的なこのパスタ、980円はちょっと安すぎると自負している。

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活カワハギのカルパッチョ

2011年04月09日 | 魚の話

Photo 鹿児島から飛行機に乗ってやって来たカワハギ。
簡易水槽に入れられ単一電池二本を使ったエアポンプが付いている。
今日はクアトロでこのカワハギを注文すると、目の前でさばいてカルパッチョで食べられる。
カワハギは胆の大きさに価値があるが、当たりを引くかどうかはあなたの心がけ次第か。
カワハギは博打魚とも呼ばれるが、この胆に当たり外れがあるからだろうか。
当たっても外れても身ぐるみはがされる魚なのはかわいそうな気がする。
身ぐるみはがされたカワハギの胆を使ったソースでカルパッチョをいただく。
これは、魚好きにはたまらない美味しさだ。
鯛やヒラメや本マグロよりも、このカワハギの胆合えこそが魚好きには最高峰であろう。

さらに、鹿児島産活マコガレイ、神津島産クロムツ、長崎産アジ、長崎産ヤリイカなど、美味しい魚が揃ったクアトロである。

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贅沢な食べ物の条件

2011年04月08日 | 食の話

Photo 贅沢な食べ物にはおおむね三つのパターンがある。
まずは、遠い所から食べ頃になったものを取り寄せること。
クアトロの父の経験によると、フォワグラを食べる日に合わせて飼育してもらって取り寄せて、フレッシュのものをいただく。
つぎに、その場所に行かないと食べられないものを食べに行く。
クアトロの父の経験によると、越前ガニの解禁に合わせて浜辺の料亭で食べる越前ガニ。
そして、身近にある気がつかなかったような美食に出会うこと。
クアトロの父の経験によると、と言っても昨日のことだが、近在の方に朝掘りのタケノコをいただく。
まだ、土の中にあるタケノコを掘ってきてもらったものだった。
遠くから取り寄せる美食、遠くへ出向く美食、身近にあった美食。
これがクアトロの父の思う贅沢な食べ物である。
尚、いづれの経験もクアトロの父がご馳走になったものばかりである。
となると、一層贅沢な食べ物である。

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美味しいものの条件

2011年04月07日 | 食の話

Photo 美味しいものを常に追求するクアトロ。
そもそも美味しいものとは何か。
はるばると遠い地から取り寄せた珍味だろうか。
近在から手に入れた新鮮なものだろうか。
短い期間しか賞味できない旬のものだろうか。
作り手の顔の見える安心で安全なものだろうか。
今日もクアトロには様々な美味しいものが用意されている。
はるばると鹿児島から飛行機に乗って届いた活カワハギ。
近在の野菜にこだわった「季節野菜のスパゲッティ」。
安心安全な甘夏の手作りマーマレードを使ったチーズケーキ。
そして、今日はさらに江戸前活マコガレイもある。
江戸前の活きたマコカレイの刺身などは、そうそう食べられるものではない。
さらに、このマコカレイは簡易水槽に入れられているが、酸素を送る機械が単一電池を二本も使っている。
これは、新たなジャンルの美味しいものである。

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梅と桜

2011年04月06日 | 個人的な話

Photo 今日は穏やかな春の陽気に後押しされて、豊四季から守谷までサイクリング。
豊四季から大堀川沿いを下り手賀沼に出る手前から利根川方面に向かい、柏の桜の名所・あけぼの公園に出る。
あけぼの公園から利根川を渡ると守谷市だ。
ママチャリで走るクアトロ夫婦には片道一時間半の道のりだ。
途中、三分咲きの桜を見たりバードウォッチングをする。
先週もサイクリングをしたが、まだ桜は蕾だけで、梅の花をこれは早咲きの桜かなと思っていたクアトロの父だ。
それにしても、桜と梅の違いがよく解っていないクアトロの父である。
今日の写真の左が先週見た梅で、右が今日見た桜だ。
こうやって比べると何となくは解る気がする。
鳥たちも鳴き声や姿形で違いをクアトロのママに教えてもらうが、これもなかなか難しい。
桜でも梅でもきれいだからどっちでも良いじゃないかと思うし、鳥もそれぞれかわいいからいいじゃないかとも思う。
そのくせ、ワインなんて美味しければいいじゃないかと云われると、これはシャルドネらしい美味しさ、これはソーヴィニヨン・ブランらしい美味しさだなどと云うクアトロの父である。

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