ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

レンゲとユドロ・バイエ

2011年04月20日 | ワインの話

Photo_2 クアトロの休日。
クアトロ夫婦は、ママチャリで手賀沼をサイクリング。
風は無いが、空は高く肌寒い陽気。
サイクリングにはほどよい気温だろうか。
大堀川から手賀沼に出るコースを走る。
川も沼も昨日の雨のためか水量は多い。
そのためなのか、今日の手賀沼はとてもきれいに見える。
沼沿いのサイクリングコースを走っていると、ぐるりと手賀沼一周、葦などの草むらが刈り取られゴミも丁寧に取り除かれている。
水量が多いためだけではなかった。
紫の絨毯のようなレンゲの花もきれいだ。
レンゲなどの水生植物が手賀沼をきれいにしてくれている。
夜はブルゴーニュのユドロ・バイエという造り手の白ワインを飲む。
化学肥料などを使わない自然派のワインだ。
自然の力に任せたワインはピュアで奥行きが深い。
自然の力は偉大なのだと孫娘に教えようと思うクアトロの父だ。

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8.四種チーズのタリアテッレ

2011年04月19日 | パスタの話

Photo クアトロも5周年を迎えたが、ここでクアトロのパスタを順番に解説してみよう。

今日は「四種チーズのタリアテッレ」¥1200をご紹介しよう。
四種チーズはイタリア語でクアトロ・フォルマッジと云う。
このメニューもクアトロ・フォルマッジでは解りづらいということで四種チーズという名前になっている。
四種類のタイプの違うチーズをクリームソースに溶かし、麺職人クアトロの父が作る手打ちパスタに絡める。
仕上げに粗挽きの黒胡椒がかけられる。
運ばれてきた、このパスタを食べてみる。
パスタ用のフォークに平打ち麺・タリアテッレを巻き付ける。
麺は、三回ほどクルクルとやると丁度フォークに巻き付く長さになっている。
口に持って行くと、胡椒の香りとミルキーな香りが鼻孔を刺激する。
これが何ともたまらない。
そして、パスタをほおばる。
口の中には、チーズの濃縮された旨味が一気に拡散される。
生めん独特のデンプンの旨味・甘みも追い打ちをかけてくる。
手打ち麺のモチモチっとした食感もたまらない。
食道をパスタが通過したころ、今度は豊かな余韻が訪れる。
この余韻こそが、このパスタの醍醐味であろう。
しかし、生めんとチーズのソースともなると、早く食べてやらないといけない。
余韻を楽しみつつも、またフォークにタリアテッレを巻き付ける。
そうこうして食べ終わる。
ふーっとため息をつく。
きっと満足なため息であろう。

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豊潤なる風評のお酒

2011年04月18日 | お酒の話

Photo クアトロに福島産の日本酒が登場。
二本松で造られる大七酒造の“本醸造からくち生酛”だ。
この大七のお酒は伝統的な生酛造りにこだわっている。
生酛とは、その字のごとく酒を造る元の酒母を自然に任せて造る手法とか。
この造り方をする酒造は現在では少ない。
時間がかかりリスクが大きい手法である。
しかし、この手法からは豊潤な味わいのお酒が生まれる。
旨味の成分が豊富で複雑さのある味わい深いお酒が生まれる。
時代のニーズとしては、すっきりとした軽快なお酒が好まれるところだが、頑固に本来の日本酒の美味しさを追求するこの生酛造りに福島人の気質を伺えるものだ。
二本松は福島県でも内陸にあり、福島第一原発からも60キロ離れている。
風評に惑わされずに、この福島産の美酒を味わってみよう。
クアトロには、色々なタイプのチーズも入荷している。
フランス産白カビタイプのバラカ
フランス産シェーブルタイプのサントモール
イタリア産青カビタイプのロッシーニ
フランス産セミハードタイプのミモレット
フランス産ハードタイプのコンテ18ヶ月。
スペイン産スモークチーズタイプのサンシモン。
これらのチーズに対応できるのは、この生酛造りの大七であろう。
クアトロで、美味しいチーズとお酒に出会えるという風評はこれから流れると思われる。

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7.きのことホウレン草とベーコンのクリームソース

2011年04月17日 | パスタの話

Photo_2 クアトロも5周年を迎えたが、ここでクアトロのパスタを順番に解説してみよう。

今日は「きのことホウレン草とベーコンのクリームソース」¥1080をご紹介しよう。
特別な主役になる食材はいないのだが、このパスタは安定して人気がある。
きのこ・ホウレン草・ベーコン・クリームソースという組み合わせは想像しただけで安心感のある美味しそうな組み合わせだ。
そして、たっぷりのパルミジャーノが加わり深い味わいを造る。
クアトロのクリームソースは、上等な生クリームを使っているのが自慢のひとつだ。
ケーキを作る生クリームを使い、牛乳で割って脂肪分を調整している。
クリームソースのパスタはこの生クリームの品質が味に出ると考えている。
特に女性層の支持が厚いクリーム系のパスタだが、これから夏が近づき気温が上がるとこのクリーム系のパスタの売上が下がる。
クリームソースはカロリーが高いというイメージがあるのか、夏前にはダイエットするのが女性の心理のようだ。
今日は気温が高いようだが、さてこのパスタの出具合はどうだろうか。

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ハタハタ混乱の父

2011年04月16日 | 魚の話

Photo 今日は鹿児島産のハタが三種類入荷。
ハタには色々と種類があるが、真ハタと赤ハタと青ハタが入荷したクアトロ。
なにやらハタ祭りのクアトロだ。
ハタはまん丸の目玉がビックリしたように飛び出して、口はポカンと半開き。
愛嬌のある顔立ちだが、その刺身はとても味わい深い白身の高級魚。
震災から高級料亭がこういった高級魚を取り扱わなくなったのか、このところ高級魚と呼ばれるものがクアトロに回ってくる。
さて、どのハタが美味しいかと聞かれても困りそうだ。
どれも、それぞれに美味しい魚なのです。
どのハタにしましょうかと聞くクアトロの父。
赤ハタ食べて青ハタ食べないとお客様。
青ハタ食べて真ハタも食べるとお客様。
赤ハタ食べずに青ハタ食べるとお客様。
・・・
今日は、混乱しそうなクアトロの父である。

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