昨晩のことだ。クアトロ親子は、ついに松阪牛のシチューを使ったラザニア・グラタンの仕上げに取りかかっていた。シチューはペースト状にしてベシャメルと合わせたソースにした。丸く作ったラザニアとそのソースを交互に重ね、モッツァレラチーズを多めに使って仕上げる。まさしく、その作業に取りかかっているところにマルサの男が現れた。内部告発により、レイソル・サポーターの男、人呼んでマルサの男が動いたのだ。
マルサの男「ブログを見て食べにきました」「証拠はあがっています」「観念しましょう」
クアトロ親子は、広田湾産生カキで時間を稼ぎつつも、罪を認め松阪牛のシチューを使ったラザニア・グラタンをマルサの男に差し出したのだった。マルサの男は白ワインと共にこのグラタンを吟味していた。謝罪会見だけは、避けたいクアトロの親子だが、マルサの男の査定はいかなるものだろうか。
カラスミ日記２８日目
クアトロのカラスミが仕上がっていたことを報告するのを忘れていた。無事乾燥も終わり２８日目に日本酒で表面を洗いカラスミの完成です。おせちの受付も昨日でほぼ予定数に達しこのカラスミは全ておせちに回されることとなりました。そのボーノボーノな味わいをパスタに出来なかったことはとても悔やまれます。来年は増産してカラスミのパスタも作りたいと思います。
