昨日の夜は寒かった。帰り道、伊藤園のおしるこを自販機で買って飲んだ(食べた?)。やはり旨い。大納言小豆の粒入りおしるこである。最後の一粒の小豆も賞味しないともったいない。大口を開けて必死に小豆を口に落とそうとしている自分が可愛く思えた。
缶の能書きを読んでみた。材料を先に缶に詰めてから調理しているという。なるほど、豆を痛めずに缶に収める工夫と旨みを逃がさないためなのだなと感心した。飲んだときの印象は始めに軽く塩の味がして、次に砂糖の強い甘みがあり、小豆の上品な甘みがつづく。
家に帰ると、クアトロのママ特製のもつ煮が待っていた。普段、もつは食べないクアトロの父だが、今日はクアトロのママの教育的指導が入った。このもつ煮をクアトロの裏メニューで出そうとクアトロの父が提案したためだ。売る人が食べないとだめでしょうという事だ。
早速、ありがたくいただいた。その味は臭みがなく柔らかな口当たりで大変に美味であった。寒い日にほっとする味わいだ。クアトロの父はおしるこ缶に浮気をしている場合ではなかったのである。
※今日は裏メニューでクアトロ・ママのもつ煮あります。変わったイタリアンなのであります。