前日紹介の下笠間から名張に抜けようと、通りがかった深野の山里、棚田集落。
峠からの下り道、突然現れた真新しい茅葺き屋根にビックリ、思わず車を脇に寄せてバシャ・・・。
この土地も天界に広がる棚田が素晴らしく寄り道になっても良く通る場所・・・・・、随分昔の茅葺き写真集には棚田に囲まれた素晴らしい景観の民家が写って居るが、現在朱い覆懸屋根に変わり、ここ4~5年前から毎年の様に訪れるのだが・・・、終ぞ茅葺き民家には出遭わなかった。
まだ補修改築工事中の茅葺き民家は、業者さんの話によると、都会の人が買取り、古民家宿の様な施設でオープンするとか???
色々検索してると、この民家「古民家再生(ささゆり庵)」のページを見つけました。
この写真は2010.7.28に撮影したもの、正面右端の黒い覆懸屋がそのもの、集落の片隅斜面に建ち全く目立たなかったのだが・・・・・。
まだ葺き上がって間もない茅葺き屋根、下屋の棧瓦も箱棟も眩しいぐらいにピッカピカ・・・・
伊賀型、寄棟茅葺の上に棧瓦の箱棟を載せて居る。
屋根部はきっちり決まって凛々しいのですが・・・・・下屋や内装は只今工事中・・・・・
眩く、自信を取り戻したように見える茅葺き屋根は「ささゆりの里」と呼ばれる深野に笹百合が咲き出す頃にはオープンするのだろうか??
またこちらに来る楽しみが一つ増えそう・・・。
撮影2014.2.12