府道38号線、広河原で見かけた茅葺き民家。
この地を訪れたのは去年11月の下旬、木枯らし1号が北山の山里を通り抜ける頃・・・
北山型入母屋造りの茅葺き民家、棧瓦葺き庇に木枠を造り付け雪囲いの準備をしている。
京都市もこのあたりまで山奥に入ってくると北国並みの冬支度が居るものなんだと感心してしまう。
このあたり、民家は極端に少なかった。
撮影2015.11.19
府道38号線、広河原で見かけた茅葺き民家。
この地を訪れたのは去年11月の下旬、木枯らし1号が北山の山里を通り抜ける頃・・・
北山型入母屋造りの茅葺き民家、棧瓦葺き庇に木枠を造り付け雪囲いの準備をしている。
京都市もこのあたりまで山奥に入ってくると北国並みの冬支度が居るものなんだと感心してしまう。
このあたり、民家は極端に少なかった。
撮影2015.11.19
先日の茅葺き民家に並び建つもう一軒・・・
やっぱり家の前には北山友禅菊畑・・・もう一軒横並びに見える「覆い懸家」も、暫く以前は同じように茅葺き屋根だったはず。
この地域では稲架木は毎年建て替えることのない経年稲架木・・・やっぱりそれだけ頑丈そう。
隣家と同じく茅葺き入母屋造り、大きな屋敷に別棟の農作業小屋。
下屋は改造されて居るのだろう??結構イレギュラーな棧瓦葺きに成っている
撮影2015.11.19
北山友禅菊が咲く茅葺き民家として「知人ぞ知る」茅葺き民家が二軒並んで日本の原風景を残しています。
勿論そのことは以前から知ってはいたが、その時期に合わせず、まだいくらかでも残っているかと思ったが、無残にも後の祭り・・・
他の人達の画像を見てると確かに心打たれる日には違い無いけど・・・薄紫の花は無くても充分に僕を満足させてくれる茅葺き民家には違いない。
ちょっと変わった破風飾りを付け、破風板に懸魚を設けているのが嬉しい。
旧い家なのだろう四脚門まで続く道には辻の地蔵堂があり、背後にもう一軒野茅葺き民家が・・・
屋根はもう随分痩せこけているがこの風情いつまで持ち応えてくれるのだろう??
いつまでもと願わずには居られない。
撮影2015.11.19
国道367号線、通称鯖街道より安曇川を渡り滋賀県道、府道110号線を経由して久多の中心部だと思われるところで立派な茅葺き民家を見付けた。
恐らくは普段あまり人も訪れることもないはるか山奥の山間僻地・・・三々五々こうした懐かしい佇まいに出会える山里。
入母屋茅葺き屋根の大きな建物・・・脇には役目を終えたであろう・・・絵に描いたような土蔵が物憂げに立ち尽くす。
この民家は民宿を営んでいるようだが・・・僕が訪れた秋の終わり・・・それでも2台の車が停まっていた。
柱や木部は滋賀に近いからかベンガラ仕用・・・しかし屋根は痩せこけ既にアバラも見える状態・・・よく見ると玄関先も荒れている。
もう民宿の役目も終えて朽ちるのを待って居るのだろうか??
撮影2015.11.19
鯖街道、葛川と朽木の境界近く、葛川で見られた茅葺き屋根の建物。
この建物は貸別荘らしいが、どうも人が居る気配も感じられなかった。
どこからか移設したのか、はたまた最初からこう言う古民家風にと設計された茅葺き屋根なのだろうか??
入母屋造りに平入葺き下ろし屋根なのだが、大屋根中央に明かり取りの小さな突き出し屋根が設けられている。
元々この地域の民家はこんな風じゃ無い。
撮影2015.11.19
鯖街道の滋賀県側中間辺り、安曇川上流左岸に建つ茅葺き屋根の家。
比叡山延暦寺、天台修行の中でも最も過酷だと言われる千日回峰行の結願を迎える明王院の有る葛川坊村。
この地は正確には大津市葛川坊村町・・・しかし大津市街は遥かに遠く約30km程も彼方。
そんな葛川地域の市民センター脇に、この地域にから移設されたであろう茅葺き民家が建って居る
勿論現在民家としては使用されておらず資料館のようなものだろうが・・・前の鯖街道を走るたびに気になって居た。
少し調べてみると、これから少し先「葛川貫井町」に残されていた茅葺き民家を移設したもので・・・・築200年、江戸末期に建てられたのではないかといわれている。
入母屋造り茅葺き葺き下ろし屋根の純農家でこじんまりと纏まった建物です。
撮影2015.11.19
若狭から京都への鯖街道として知られた国道367号線、京都と滋賀を分ける途中トンネルを越えると途中集落・・・集落を越え、しばらく走ると川越に茅葺き屋根が見え隠れする。
集落へ入ってUターン気味に在所道を戻ると集落の一番奥に茅葺き民家・・・
集落はすっかり過疎化が進み、集落内を歩いてみても全く人を見かけない・・・多分朝早くから勤めに出ているのだろうか??
とにかく街からは遠く離れアクセスが悪い分しぜんがいっぱい・・・おまけにこうして茅葺き民家も残ってる。
大きな入り母屋平入の茅葺き屋根だが北山型とは一線を画してこの地は湖北型の茅葺き屋根の様・・・
未だ葺き替えてそれほど間もないのか美しい姿を保って居た。
撮影2015.11.19
美山で「かやぶきの里」として唯一観光地化している北村集落。
ここにはもう何度となく足を運んで居るので今回はちょっと遠目に撮影しただけ・・・
僕が最初にこの地をおとづれたのは、もう10年以上昔の事・・・
当時は古民家ブームjの先駆けだったろうか・・・集落内を歩いてもチラホラ、僕のようなもの好きが歩いていたりしたが、今のように観光バスで団体様が押し寄せてくる事はなかった。
その分一気に観光地化してしまって何となく茅葺き家屋の展示場みたいな感じ・・・
こうして遠望すると古き良き日本原風景って感じが強くするけど・・・
どこかに故意に「美しく残された感」がしない訳じゃない・・・
ありのまま放っておけばこれだけ多くの茅葺き民家が残った訳じゃないだろうから・・・
撮影2015.11.11
府道38号線かやぶきの里、北集落の隣集落に一軒だけ残って居た茅葺き民家。
下家は完全に改造されたのか??はたまた全く新しく建築された下家に茅葺き屋根を載せたのだろうか??
新しさと古い伝統的な茅葺き屋根が、妙に違和感なく落ち着いて山里の景観に溶け込んでいる。
しかし何かがちょっと違うなあと言う感は否めない。
撮影2015.11.11
前回と同じ由良川左岸集落最奥付近に残されて居た茅葺き民家。
石垣を積み上げて一段高い屋敷にどっしり構える平入りの北山型茅葺き屋根。
妻側から見ると、入り母屋破風には懸魚と家紋を設え何とも落ち着き払った屋根構え・・
背景の北山杉も景観の演出に一役買って居る。
しかし真正面から見るとかなりイレギュラーな 繕いをしていてそろそろ葺き替えどきが近づいて居る。
撮影2015.11.11
由良川を挟んで 美山町「かやぶきの里」の対岸に建つ茅葺き民家。
勿論対岸「かやぶきの里」には古民家ブームと相まって多くの観光客が押し寄せますが・・・ここまでは誰ひとり来ません。
ベンガラ腰板の土塀を廻らした屋敷に北山型茅葺き大屋根・・・棟上部付近は最近葺替えを済ませたばかりの様です。
良く整った茅葺き民家は日本の原風景を思わせてくれます。
撮影2015.11.11
府道38号線蛇行する由良川右岸、広がる田圃の中、大きな敷地の茅葺き一軒家。
一軒家ゆえ敷地に余裕が有るのか?母屋の前は広い「かど」空間が有り少しばかりの植え込み庭がある
屋根は違わず北山形入母屋造り・・・破風板には家紋が誇らしげに入れられている。
下屋はトタン屋根に成っているが茅葺き屋根は吹き替え後、それ程の期間も経ってないのか?傷みも少ない
邪魔する物のない一軒家だから端正さが一段と増して感じられる。
撮影2015.11.11
先日と同じ集落、三軒目の茅葺き屋根の家。
府道38号にほぼ面して建つ平入農家を小奇麗に手入れして「古民家食事処」として営業してるようです。
棧瓦葺きの下家に大きい屋根の北山型茅葺き古民家は大屋根の手入れも良く行き届き、葺き替え後まだそれほど経ってなさそう・・・
NET検索してみると、築140年の茅葺き古民家だと紹介されていた。
撮影2015.11.11