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予めグーグルアースで調査、現地に行って、その葦(ヨシ)葺き民家の豪壮さにビックリ・・・近所の人に聴いた話だと重文指定の民家だと言う。
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ここは旧西浅井町祝山(ほりやま)・・・琵琶湖最北端、塩津浜から敦賀に通じる国道8号線(旧塩津街道)を少し山沿いに入った祝山(ほりやま)の集落の奥突きに豪壮な屋敷を構えて居る。
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集落に入り、大屋根を目当てに屋敷に近づくと長大な長屋門の切れ端から葦葺き屋根の右妻側が覗いて居る。
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屋敷の右側に廻って全景を見渡すと、左から長屋門、・南倉・母屋・前倉とその前に自家菜園が有り、背後に大公孫樹が聳えて居る。
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こちらが正面・・白壁腰板の長大な長屋門が屋敷を隠すように立ちはだかって居る。
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主屋は入母屋造(いりもやづくり)、平入(ひらいり)の葦葺で西を正面とし、前後に桟瓦葺の庇を付け、南北面の妻飾(つまかざり)は、湖北地域特有形式の前垂れを付けて居る
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辻家は辻家は江戸時代において代々庄屋をつとめ、帯刀苗字が許されていたと言われ桁行(けたゆき)(南北方向)11間(21.4m)、梁間(はりま)(東西方向)5間半(10.5m)におよぶ大型住居で、建築年代は19世紀前期頃《文政8年(1825年)に移築》と推定されています。
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辻家住宅は、主屋と附属屋が良好な状態で残され、庄屋としての屋敷構えを今に伝え、特に主屋は、余呉型民家の発達した形式を示す貴重な建物だと言われている様です。
建築物はいずれも重文指定されて居る様です。
撮影2015.5.27