愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

奈良県旧室生村 下笠間の茅葺き民家

2014年02月23日 | 茅葺き屋根(同)奈良県

前日に引き続き、室生下笠間集落の茅葺き民家・・・。

県道から集落の南外れに入り込む進入口付近にも覆懸屋が二棟・・・

集落内中段から見下ろすと・・・・中央辺りに草臥れ果てた茅葺き屋根見える。

棚田の果てた平地に大きな屋敷を構えて居るが・・・・・遠目にも荒れ果て、最早廃墟と化している。

大きな長屋門の奥に聳え建つ大和棟茅葺き民家・・・・今なら少し手を入れれば、まだまだ間に合いそうな佇まい。

放棄されてもう何年も経つのだろうか??既に棟には肋骨も見え隠れ、哀しい姿を晒している。

近くで見かけた屋敷内茅葺き納屋・・・。

真新しい棧瓦屋根の主屋脇に、そろそろ寿命を迎えそうな茅葺き屋根の納屋。

多分、十年程前には主屋と納屋が二棟並んで茅葺き屋根だったのだろう・・・・。

その頃、この土地のことは、まだ知らなかったもんなあ

撮影2014.2.12