先日の茅葺民家からすぐ近く・・・ちょうど裏山斜面の高台にある茅葺民家。
この集落の一番奥、集落を見下ろせる高台に有るけど府道から見渡しても全く見えない場所に建つ。
林道から一段低い場所に屋敷があるように見え、背後の雑木竹藪や、周りの柿の木などと混然一体、どっぷり自然の中に在る。
茅葺屋根は北山型入母屋造りの深い葺下し・・・お祖母ちゃんの昔語りが良く似合いそう
沢山の柿が実る頃にはもっと良い風情に違いない・・・
撮影2015.11.11
先日の茅葺民家からすぐ近く・・・ちょうど裏山斜面の高台にある茅葺民家。
この集落の一番奥、集落を見下ろせる高台に有るけど府道から見渡しても全く見えない場所に建つ。
林道から一段低い場所に屋敷があるように見え、背後の雑木竹藪や、周りの柿の木などと混然一体、どっぷり自然の中に在る。
茅葺屋根は北山型入母屋造りの深い葺下し・・・お祖母ちゃんの昔語りが良く似合いそう
沢山の柿が実る頃にはもっと良い風情に違いない・・・
撮影2015.11.11
先日の、妻に大きな明かり窓の有る茅葺屋根の向こうにも、もう一軒の茅葺民家。
日陰部分は苔生しているけどまだまだ健在・・・・白いムクイヌの番犬と庭の物干しが雄弁にそれを物語っている。
北山型入母屋造りの茅葺民家・・・そう大きいでもなく普通の農家風佇まい。
こうして逆方向からみるとやっぱり可成り傷みが来ている・・・そして向こうには抜け殻になった茅葺屋根が所在なさげに佇んでいる。
撮影2015.11.11
美山町、南丹市役所美山支所の近く、由良川を渡ってすぐ、府道363号線沿いに建っていた茅葺民家
こうして見ると妻側の造りが尋常じゃなく改造されて居るのか??大きい明り取り窓が設けられ、北山形民家にしては一種独特な佇まいを見せている。
多分この家は民宿でもしていたのだろうか??・・・
現在、中はもぬけの空でただいま片付け中といった雰囲気だった・・・まだまだ屋根はそれ程傷んでないのだが??この後どうなる事やら。
撮影2015.11.11
府道19号線から、由良川を右岸へ渡った先にあった茅葺民家。
大きな葺き降ろし北山型入母屋屋根を豪快に聳えさせている。
傍らにトタン板で覆いを懸けたやっぱり堂々とした農作業納屋が軒を並べている。
苔の生え方を見てるとそろそろ葺き替え時期も近づいてる様なのだが??・・・果たしてこの先この茅葺屋根はこのまま残ってくれるのだろうか??
撮影2015.11.11
南丹美山からの帰り道、国道27号線を南下途中で見かけた茅葺民家。
ここまで来ると同じような入母屋造りの茅葺屋根でもあの重厚な「うまぎ」の棟飾りは見られない。
茅葺屋根はすっかり痩せこけ肋骨が見えている。
下屋はかなり改造されているようだが、この先どうなってしまうのかちょっと心配な茅葺屋根です。
撮影2015.11.4
府道19号線、日吉町四ツ谷付近を走って居て見つけた茅葺民家。
府道から100m程離れ、並行して走る旧道脇に茅葺民家と蔽い懸家が見える。
3軒並んだ中央に陣取る茅葺民家、山蔭を背に北向き平入の一般農家風入母屋造り・・・そろそろ葺き替え時期を迎えています。
前の3軒家から東へ100m程離れてもう1軒、同じような雰囲気の茅葺民家。
田舎の自由に使える敷地に合計5棟程の建物が軒を連ねている・・・・たぶん大家族なのだろうな??
屋根は前の屋根より新しそうに見える。
車で走っている府道脇には棟が抜け落ち崩れ果てた茅葺民家が取り壊されるのを待って居た。
こんな哀しい姿を見ることに慣れてしまうほどに多い・・・
撮影2015.11.11
美山からの帰り道、府道19号線で見つけた茅葺民家
府道脇に一軒と少し離れて高台斜面にもう一軒
大きさや造りも良く似た北山型入母屋造り、後ろにも「覆い懸け家」が見える。
高台斜面上に建てられた茅葺民家はすぐ後方を竹藪で覆われ、夏には大変だろうな・・・
こうしてよく見ると屋根も深くなく、僕の山城で見かける入母屋茅葺屋根と殆ど変わらないようにも見えるが・・・
妻側から見るとやっぱり棟終いの「うまぎ」がいかにも北山型ですよと言わんばかりです。
撮影2014・11.20
府道19号線、由良川支流の原川沿い集落で見かけた茅葺民家。
府道を逸れた旧道の在所道を進めば、この地域では珍しくベンガラ塗りの木部持つ茅葺民家。
若者も同居しているのだろう?敷地内には現代的な建物と、他にもう一棟の住まいが建っている。
普通農家風のそれ程大きな屋根ではないが屋敷は良く整えられ、生活感がダイレクトに伝わってくる佇まいです・・・
屋根は大分草臥れていますが、順次葺き替えが進んでいるようです。
撮影2015.11.11
一気に大屋根全体を葺き替えて間もなく、キリっと凛々しい茅葺民家。
平屋小学校を背に、堂々と建つ桟瓦の下屋持つ大きな北山型茅葺民家。
妻側方向から見ても破風飾りには懸魚と家紋の梅鉢紋が設えて居た。
建家も相当新しく改造が加えられ現在的に成っているようだ。
この分なら、この民家はここ暫く消え去ってしまうことは無いだろう・・・
撮影2015.11.11
府道19号線沿い、美山町下平屋で目に付いた大きな茅葺民家。
稲架(はざ)納屋を前景に堂々とした入り母屋葺き下ろし屋根の妻が見事に美しい。
屋根は棟下3分の1程を残し、下方を新しく葺き直していて、手入れが良く行き渡って居る。
僕の山城では見かけない、何度にも分けて屋根を葺き替える事実を、こちら美山で初めて知った
また何年かすれば、残った棟の部分を葺き替えるのだろう・・・
撮影2014.11.20
前回の続き、母屋の屋根を葺き替えた2棟揃いの茅葺民家。
以前茅葺職人さんから聞いたのだが、この妻側屋根に見られる段差は、葺き替えた処と葺き替えてない部分との境目だとか・・
費用や材料の都合で一度に全て吹き替えるのでは無く何度にも分けて葺き替えるらしい。
来年あたりは納屋の方の屋根も新しくなっていると良いのだけど・・・どうだろう ??
撮影2015.11.11
前々回と同じ旧道脇に残された母屋と納屋が並び建つ茅葺屋根。
京都南丹美山には今でも相当数の茅葺民家が健在だが、こうして母屋と納屋が軒を連ねる民家は数える程・・・
道路側から見てみる母屋は随分痩せ衰えている様に見え苔生しても居る。
妻側から見ると母屋の軒先に稲架(はざ)納屋を設え、その佇まいが田舎人の僕には何とも懐かしい・・
こぢんまりして、飾り気の少ない妻も素朴で良い。
1年ほど経った去年の11月に再度この旧道を通ると、母屋の屋根が新しく葺き替えられて居た。
撮影2014.11.20
先日と同じ集落、県道19号を挟んで反対側に残されて居た茅葺民家。
表側から見ると、前の空き地に何やら雑多な物が放置されていて邪魔をしてるのですが・・・
建物間近まで近寄ると、この通り綺麗に整えられて居ます。
葺きき替えられて、そこそこ時間が経っているのか??けっこう日陰部分は苔むして居ますが、今しばし大丈夫そうです。
撮影2014.11.20
南丹美山町の山間を南北に走る府道19号線、宮脇の旧道脇に残された茅葺き民家。
今は集落脇をバイパスが貫き、野良仕事の軽四トラックが時々通るだけの静かな在所道に、懐かしい景観を残している。
下屋は新しく葺き替えたで有ろう??ブルーの化粧桟瓦庇を持ち、上に小さい目の「入り母屋造り」北山型茅葺屋根を載せて居る。
こうして妻側から撮影すると必要以上に大きい「うまぎ」の棟飾りが立派に見える。
撮影2014.11.20