淀川水系瀬田川に注ぐ信楽川沿い、蛇行する狭い谷合に軒を連ねる富川集落。
琵琶湖より流れ出す瀬田川が宇治川と名を変える「立木観音」で良く知られた「大石」、そこより信楽川沿いに遡ること5km約10分、信楽へと通じる国道422号線、狭い棚田越し山裾斜面の富川集落。
此処は大津市と旧信楽町が境を接する山里、春には山桜がその景観に風情を添え、まるで喧騒のない別天地。
建ち並ぶ懐かしい姿の屋根には全て覆い懸け・・・・
少し谷間を遡った民家はどこか伊賀風の屋根・・
更に奥へ詰めると二軒並んで入母屋屋根に覆い懸け・・
これは信楽川を更に遡った小さな集落で見た民家。
別方向から見れば懐かしい景観に雪が舞う・・・・この家は都会の人が買ったと言うが、その姿はついぞ見掛けたことが無いそうです。
覆い懸け屋根の民家はまだまだ残る地域ですが茅葺き屋根は全滅・・・・、この辺り車なしでは日々の生活もままならない。
撮影2013.2.11:2009.4.12:2009.3.8