ピアノの音色 (愛野由美子のブログです)

クラシックピアノのレッスンと演奏活動を行っています。ちょっとした息抜きにどうぞお立ち寄り下さいませ。

私の最近のピアノ練習

2006年12月04日 | Weblog
急に寒くなりました。今朝の冷え込みは、なかなかのもので朝7時すぎに愛犬と散歩しましたが、なかなか身体が温まらず、普段より長く歩きました。

ピアノを弾く時も、ウォームアップに時間がかかる季節です。身体は硬くて、指はかじかんでいるので思うように指が動きません。やっと、ほぐれる頃にはいったん練習を中断しなければならない時間になったりします。
これでは、練習がはかどらないので、スタートを早めて練習時間を増やすしかないのですが・・・。

12月。いろいろやるべきことがたくさんあって、なかなか練習が計画通りにはいきません。こんな時は、宣言しちゃうとひっこみがつかなくなって、ちょっとがんばれるかな?と思い皆様に、私の練習状況と、計画を宣言してみます。

今、携わっている曲は、リストのメフィストワルツ、ベートーヴェンの熱情ソナタ、メンデルスゾーン、プロコフィエフ、アルベニスの小品を数曲。でも、今一番大切にしているのは、基本練習。スケール、アルペジオなどといっしょにピシュナをはじめ、テクニックや指を鍛える練習法。

最近、コンクールや、若手のコンサートなどを聞くと、ほとんどみんな、テクニックがすごくて、なんでも楽譜どおりには、弾けて当たり前みたいになってきています。では、その中でなにが違うか・・・・。私は、音そのものだと思います。表現力もいります。でも、音自体に魅力がないと、光らないのです。

そのためには、どれだけ基本が大切かということを、痛感しています。弾けばひくほど、あるいは、この歳になってやっと少し音楽がわかるようになって、音の質の大切さをつくづく思うのです。

でも、いい音で弾きたくても、手が指をコントロールできないとうまくいきません。そこで、もう一度、原点に戻って基本をしっかりやると決めました。今度は子供の頃より、もっとよく音を聴き、吟味しながら、基本練習をするつもりです。

だから、基本を中心に、今月中に、最低3曲仕上げ、あと、来週楽譜が手に入る、ラフマニノフと、コルサコフの譜読みをします。

わ~!宣言してしまいました。(クク苦しい・・・)
コメント (2)
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