Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

搭乗への期限が延びる

2007-04-03 | 生活
先月中にどこかへ飛ぼうかと思っていた。貯まっていたマイレージが消失するからである。もともと大陸を移動するのは好きであるが、大陸から離れるのは僅かばかりの距離をトンネルで海峡を潜るか、フェリーで束の間の船上生活を愉しむかの趣味しかない。

それでも、どうしても飛行機も必要なので、マイレージも貯まった。理想としては、十分な点数で、既に就航していた筈のスーパージャンボA380の通常料金からファーストへのアップグレードを考えていた。それも特別長距離の飛行を目論んでいた。

周知のようにエアバスの納期は遅れ、シンガポール航空以外の航空会社に就航するにはまだまだ時間が掛かりそうである。

マイレージのカタログを見ると、どうしてもアップグレードが最もお得そうであり、やはりこれに拘った。都合、三回以上電話を掛けることとなった。中には好い加減な情報を出す受付などもいて、期限切れ最終日の土曜日に電話をするのも不安であったが、一先ずは点数を失うことなく飛行を先延ばしにすることが出来た。

何れにせよ、A380でキャビアを摘まむには改めて点数を稼がなければいけない。飛行業界も温暖化問題で、一人当たりの排ガス量が問題となって、カロチンの価格以外の要素を計算しなければならなくなってきている。

独ルフトハンザ自体は、どうやら世界の航空競争に生き残った様子で、業績好調らしい。また今後、欧州と米国間の飛行完全自由化に伴い、スターアリアンスグループ間での経費の削減と共に、順調に業績を拡大出来るのだろうか。すると何よりもの問題は、排出ガスへの課税などの、環境対策への費用の増大となるのかもしれない。
コメント (4)
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