Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

推挙の為の整理整頓

2024-07-08 | 文化一般
引き続き塗装の準備をしている。塗料はアマゾンでも買える。スプレーが仕上げの艶だしと二本で15ユーロで、送料も5ユーロだから20ユーロで仕上げられる。スプレーを使いたいと考えたが、目張りが大変なことも思い出して考えている。因みに筆塗り用も3ユーロ程高くなるだけだ。

前回の2018年にはスプレーは失敗が怖くて使えなかった。しかし今回は目的も少し違う。極端な話、絵心ある人なら車にアートしてもいいのだ。それでも今の儘放ったらからしにしているように見えるよりは真面な運転手と思われる。

目張りもテープを張ると下が剥げれると元の木阿弥なので、目張りテープを探す。150メートルが12ユーロ程で適当なものがある。室内でも使いたいところはあるのだが、これまた形状が様々で中々難しい。

先ず錆を落とすには紙やすりを使っていたが、油と酢を調合して数時間つけておくと落ちると書いてある。これも試してみると下塗りをしやすくなるかもしれない。

年間のオペラアワードへの推挙を投稿した。結構考えた。先ず新制作で最も印象が強かったのはベルリンのテムペルホーフ飛行場でのヘンツェ作曲「メデューサの筏」である。演出・音楽ともその特別なロケーションを含めて印象に残るだけでなく、その聴衆への働きかけからすればこの制作以上の音楽劇場を経験したことがない。主催のコーミッシェオパーの常連さんの層はよく分からないのだが、現在のベルリン市民の大きな一角に訴えかけたものは大きかったと思う。音楽劇場がこれほどに強い社会性を担えるかどうかの疑いに結論を出して貰えるものだった。ゆえに演出家クラッツァーと指揮者エンゲルの二人は頂点であった。その効果の強さと社会的な広がりは、ペトレンコ指揮のシュテルツェル演出「エレクトラ」などが到底及ぶものではなかった。

勿論音楽祭としてバーデンバーデンの復活祭をそこに加えることも忘れてはいない。そこで年間最高の女性歌手はエレクトラを歌ったシュテムメ以外の誰でもないだろう。男声もフォークトで誰も異論はないだろう。

その点でもニューカムマーとしては、シュトラスブルクでファッジョーリの相手役を歌ったノナーエで、マオイのカナワを引き継ぐとてもいい素材だと認識した。即ち珍しい作品の再演としてその制作の「ポリフェーモ」は外せなかった。そしてそのサンダル映画仕掛けの落ちにした舞台衣裳デザインのアンネマリー・ウッズも推挙した。

また新リリースメディアとしてニールセン作曲「マスカラーデ」のエンゲル指揮クラッツァー演出のフランクフルトでの制作、そして劇場としてシュトッツガルトを推挙。

名前等を確認するためにプログラムを出して調べたが、まだまだプログラムが整理されずに机上に積まれている。これも今のうちに片づけておかないと新シーズンが始まって収拾がつかなくなる。もう少し書き留めておかないといけない件もあってそこでやっと整理整頓となる。



参照:
セカンドでも駄目? 2024-07-05 | 生活
生きているだけでいい? 2023-10-04 | 文学・思想

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