漫画チックな表紙と裏表紙の絵が気になって、大枚!500円玉(苦笑)を一個支払って手に入れた「ジャズ・カントリー」(定価は1800円です)。作者は`ナット・ヘントフ`、1925年ボストン生まれ。公民権運動や反戦運動にも積極的に関わると経歴に記載されている。
新宿西口の地下広場の(とは言え天空からの光がサイドから振り注ぐ)イベントコーナー。連日様々なイベントが開催されていて此処はなんとも面白いが、この一冊もそこで手に入れた。ジャズ。JAZZと書いた方がピンとくるが、何せこの著作は縦書きなのでJAZZとは表記し難いのだろう。この本の面白いのは、ところどころのページに、ラフなスケッチが挟み込まれていたり、…と此処まで書いてきたら、事務所で音を絞っているラジオからライク・ア・ローリングストーンが聴こえてきた。ボブ・ディラン!
思わず立ち上がってスピーカーの元へ!アーっと溜息が出る。
さて「ジャズ・カントリー」。翻訳は木島始。1928年に京都で生まれて、東大英米文化卒とのこと、名前は知っているが2004年に76歳で死去された。この翻訳、本文に沿っているのだろうが妙な味わいがあっていろんな光景が見えてくる。それはともかく、気に入った一行(文)を記載してみる。
文中に突然現れるゴッドフリー。「JAZZにトライしようとしている悩み多い若者への指針、そのゴッドフリーに聞いてみる」・・・とある。
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