地元の人はともかく、丹下健三の設計した今治市庁舎の一連の建築を見る機会のない人が沢山いると思うので写真を掲載する。市民会館と公会堂の存続論議がされていて危惧を覚えるが、この建築群の今治における位置づけや価値、そしてその魅力を、多くの方々と共有したいと思う。
ことに行政を担う職員や市会議員、それを束ねていく議長や市長に、市の誇る丹下健三という建築家の存在や、日本だけでなく世界に建築文化築いてきたその軌跡と功績を認識していただきたいものと願う。
それにしてもなんとも魅力的な建築群ではないか!
<写真 左上・市民会館、右上・公会堂、左下・左に市庁舎、右に公会堂、右下・奥に後に増築した市庁舎、右は市庁舎:広場の反対側)
ことに行政を担う職員や市会議員、それを束ねていく議長や市長に、市の誇る丹下健三という建築家の存在や、日本だけでなく世界に建築文化築いてきたその軌跡と功績を認識していただきたいものと願う。
それにしてもなんとも魅力的な建築群ではないか!
<写真 左上・市民会館、右上・公会堂、左下・左に市庁舎、右に公会堂、右下・奥に後に増築した市庁舎、右は市庁舎:広場の反対側)
penkouさんが掲載して頂いたので四国に出向かなくとも拝見出来て嬉しいです。
陰影があって独特の味わいがあるものの、ちょっと渋いですかね!樹々があると見え方が違うノアも知れません。mさんの提案も面白いかも!
時代をどう受け止めていくかということでもありますよね。
レーモンドの設計した群馬音楽センターのシンポを26日に行うのですが、丹下さんの壁面は広場に対して閉じましたが、レーモンドは全面透明ガラスにして周辺を取り込み、夜になると灯りがともり、ああここに人が集っているのだと、人々に伝わるようにしました。同じ折板工法ですが、無論内部構成が少し違うので丹下さんはそうしたのでしょうが・・・・
あまり言われていないようですが彫(?)の深さも丹下の建築の魅力おひとつのような気もしますね。日本の伝統の一つの解釈といわれています香川県庁舎のファサードもそうですし、旧都庁舎の(鮮烈な印象のある)バルコニーも、プリーズ・ソレイユ的な意味合いを持っていた(香川は現在形ですが)といってもいいのではないかと思います。シャープでくっきりとはしているが、つるっとはしていない。となると今の都庁舎は?
この季節、今治は南国の魅力に満ちているかも・・・