日々・from an architect

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国場幸房氏を改めて偲ぶ

2018-06-07 15:05:28 | 建築・風景

「ひんぷん」と銘が打たれた`沖縄県建築士事務所協会`の機関誌VOL.148号(2018年4月) `うりずん号`に、特別起稿された(株)国建代表の平良啓氏による一文が、沖縄の盟友根路銘安史からのメールに添付されて送られてきた。僕にとって馴染の浅い〝うりずん〝とは、「若夏(初夏)の季節を意味する」との付記が記載されている。

 此の寄稿文のタイトルは〝「国場幸房+国建展」を終えて〝。そしてこの2月に沖縄に赴き、国場の自邸を訪ねて仏壇に花をささげて瞑目したことと、その展覧会を拝見したことを思い起こした。そして改めて亡くなった国場幸房を偲ぶことになったが、この平良氏の一文は既読していた。とは言え、改めて国場幸房との出会い(嘗てのJIA・日本建築家協会での理事会で!)と、親しくお付き合いをしたことを思い起こすことにもなった。そして沖縄を訪問しご自宅のお仏壇にお線香をあげさせていただいたことなどなど想いは尽きない。

 僕のこのブログ、前稿は俳人金子兜太氏を偲び、引き続いて国場幸房を思い起こすことになり、うまく言葉にできない何者かにそういうお前はまだ大丈夫か!と、問われているような気もしてくる。人の生きることを改めて考える。

 事務所の起稿している僕の机の前のガラス窓に日が差してきた。昨日は小雨模様で梅雨の始まりか!と思ったものの、少し日を置いてと言う事になるやもしれぬ。今日の夕刻、御茶の水の明大(母校)のキャンパスに行き、若きOBの多い`明建会`と言う建築学科の卒業生による委員会に臨む。前項では金子兜太を偲び、本稿では国場幸房を偲ぶ。さてどうしたものかとも思いながら、この稿を起稿した。

 ところでこの一文、上記した会議を前にしての一稿、繰り返し読みこなし、複雑な想いを秘めての委員会参画と言う事になりそうだ!                                                             <文中 敬称略>

                                                                                                                                                                                                                                                                                                    

   

 

 



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