日々・from an architect

歩き、撮り、読み、創り、聴き、飲み、食い、語り合い、考えたことを書き留めてみます。

愛しきもの(3)  大嶺實清さんの陶板皿

2008-01-24 17:42:10 | 沖縄考

焼き物、それも陶器が好きです。だから集まる。集まるといっても何処からか飛んでくるなんてことはない。どうしてもほしくなって、結局買うのです。旅に出るとき愛妻が言う。「何も買ってこないでね」。食器戸棚に入らないのだ。
「ね!これ、いいだろう」。旅から帰ってもぐもぐと僕が言う。愛妻は何も言わないが眼は笑っている。といっても苦笑いか。
でも時折、愛妻は沖縄読谷の陶芸家・大嶺實清さんの薄い陶板(6年前の僕の旅の成果だ)に刺身を盛ってくれる。うーんいいなあ!スーパーのパック入りの刺身だって旨そうだ。いや旨いのだ。本当に!そして一杯やりながらの至福の時が始まるのです。

お酒。そうだ、至福の時には酒がいる。今在るのは「〆張鶴」の生酒。いやアイレイ「ボウモアの12年?」。いやいやmさんの好きなグレーンのスコッチ「フェイマス・グラウス」にしよう。ニッカの「余市」がないので。浜田能生さんのつくったグラスに氷を入れて・・ロックで。  
JAZZ。そうです。至福の時には音楽がいる。ビル・エヴァンスのソロアルバム・アローンかなあ。いやブルース・スプリングスティーンの「MAJIC」。ふと若き日が思い起こされるロックを楽しもう!ロックでロックを!