救急のお世話になって丸々2週間が過ぎた。どうなるかわからないが、それ以上のものを期待するのがむつかしいようだ。どうなるかは、神様だけが知っている。
現実に戻ると、介護用の下着などは結構高価であることも知った。これは、医療費控除の対象になるといっても、それを買わないといけないということに変わりはない。これを持ってゆくのもかなり大変というわけで、しかもやはり安売りを利用したほうがやはりいい。むつかしい問題は続く。
船酔いならわかるが、車酔いというものもある。これは自分の体調と関係している。それには、まずは慣れも必要であろう。日頃、車を運転されている方は、まずは酔いはない。自分の運転ではない、しかし、人の車に乗るとその酔いを感じるともいう。さらに、飲み過ぎてそのときはいいが翌日は大変である。これは自分でも経験はあって、しかしそれは遠い昔。今は、さすがにそれはない。
でも、やっぱり車にというときに、車酔いはある。道は平らに見えても、かなり揺れる。ごっつんゴッツン車が揺れるそうゆうところもあって、これはしかし地殻変動ではなさそうであって、轍やらのせいであろう。切ったり張ったりというのも、道路では多くその跡というとかなりにデコボコになっていて、高級車もこの段差に泣くようである。
これ以外に、暑さがある。大体が、寒がりでもないが、冷房の効き過ぎはダメな方で、それなら多少暑くても、窓を開ければ、車なら、それでいいと思うが、どうも調子がおかしかった。気温はそんなに上がっていないが、どうにか病院に着いたときに体の変調も最大限に達していて、しかし揺れはないそうゆう建物の中に入っていっても、気分の悪さは変わっていない。ナースステーションで、挨拶をしてしばらく病室の中にいる。ちょうど髪を洗ってもらっている、水を使わない、特殊な液体を使う、そうゆうシャンプーをしてもらっているところであって、私は、外に出ることにした。
少し気持ちが悪いときは大概が心拍が上がる時でそのとおりであった。特にそうゆう運動もせず、しかし心拍が上がる。それなら、体を冷やすしかない。それで、慣れない建物の一階に行って知っている一つの入り口でも出口でもあるところから、外に出た。風は少しある。人の姿はないか少なく、しかし道はある。回りは建物だらけ。その一階には食事を作っているそうゆうところ、厨房をチラッと眺めることが出来た。おおよそ、人が生活するためのすべてがそろっているはずである。残念ながら、銀行はなかった。
しばらく歩く。緑も多いはずのこの辺りだが、しかし目に入るのは駐車場。その端っこに平らな、公園みたいなものがある。よくわからない。学校もあり病院もある。来た道を戻る、一匹のオニヤンマが舗装路の上を飛んでいった、これは間違いなくオニヤンマ。それもかなり大きい。逆の方へ行くとようやく強い北風があってこれで少し楽になった。気温は高くなく、曇りであったが、そこに強めの風があってようやく不快感はなくなった。
病室に戻る。病院にはいろいろな方がおられる。シーツや衣類の係りの人がいる。そのかたと初めて話しをする、なんだか知らないが、お経のようなことを言っているという。なるほどねー、そうゆうものかも知れない。いっとき、そのお経をよんでいるようなときもあった。つまりは「あるとき」は元気なのだなー。貴重な情報である。
それから、この方は看護師の方だったが、初めてお会いする。相手の方も少しびっくりという感じである。どうゆう理由でこうゆうことになっているのか知る由もないが、なんだか犬の唸るような、そうゆう声を出しています、といわれる。なるほどね、それに関しても、今までうちで眠っている時間のあるときは、そうゆう声を出していた。これも今の状態がわかる、そうゆう「ヒトコマ」であって、なんとなく安心した。
帰りは、特に気分が悪い、そうゆうこともなかった。しかし、先の見えないことに変わりはなかった。
この辺りの日常。
上に左右に伸びる大木は、枯れ木であってその周りに、新緑がある。
田んぼに流れる水。用水の水。
すっかり、新緑に包まれたイチョウ。このイチョウ、銀杏はならない。
現実に戻ると、介護用の下着などは結構高価であることも知った。これは、医療費控除の対象になるといっても、それを買わないといけないということに変わりはない。これを持ってゆくのもかなり大変というわけで、しかもやはり安売りを利用したほうがやはりいい。むつかしい問題は続く。
船酔いならわかるが、車酔いというものもある。これは自分の体調と関係している。それには、まずは慣れも必要であろう。日頃、車を運転されている方は、まずは酔いはない。自分の運転ではない、しかし、人の車に乗るとその酔いを感じるともいう。さらに、飲み過ぎてそのときはいいが翌日は大変である。これは自分でも経験はあって、しかしそれは遠い昔。今は、さすがにそれはない。
でも、やっぱり車にというときに、車酔いはある。道は平らに見えても、かなり揺れる。ごっつんゴッツン車が揺れるそうゆうところもあって、これはしかし地殻変動ではなさそうであって、轍やらのせいであろう。切ったり張ったりというのも、道路では多くその跡というとかなりにデコボコになっていて、高級車もこの段差に泣くようである。
これ以外に、暑さがある。大体が、寒がりでもないが、冷房の効き過ぎはダメな方で、それなら多少暑くても、窓を開ければ、車なら、それでいいと思うが、どうも調子がおかしかった。気温はそんなに上がっていないが、どうにか病院に着いたときに体の変調も最大限に達していて、しかし揺れはないそうゆう建物の中に入っていっても、気分の悪さは変わっていない。ナースステーションで、挨拶をしてしばらく病室の中にいる。ちょうど髪を洗ってもらっている、水を使わない、特殊な液体を使う、そうゆうシャンプーをしてもらっているところであって、私は、外に出ることにした。
少し気持ちが悪いときは大概が心拍が上がる時でそのとおりであった。特にそうゆう運動もせず、しかし心拍が上がる。それなら、体を冷やすしかない。それで、慣れない建物の一階に行って知っている一つの入り口でも出口でもあるところから、外に出た。風は少しある。人の姿はないか少なく、しかし道はある。回りは建物だらけ。その一階には食事を作っているそうゆうところ、厨房をチラッと眺めることが出来た。おおよそ、人が生活するためのすべてがそろっているはずである。残念ながら、銀行はなかった。
しばらく歩く。緑も多いはずのこの辺りだが、しかし目に入るのは駐車場。その端っこに平らな、公園みたいなものがある。よくわからない。学校もあり病院もある。来た道を戻る、一匹のオニヤンマが舗装路の上を飛んでいった、これは間違いなくオニヤンマ。それもかなり大きい。逆の方へ行くとようやく強い北風があってこれで少し楽になった。気温は高くなく、曇りであったが、そこに強めの風があってようやく不快感はなくなった。
病室に戻る。病院にはいろいろな方がおられる。シーツや衣類の係りの人がいる。そのかたと初めて話しをする、なんだか知らないが、お経のようなことを言っているという。なるほどねー、そうゆうものかも知れない。いっとき、そのお経をよんでいるようなときもあった。つまりは「あるとき」は元気なのだなー。貴重な情報である。
それから、この方は看護師の方だったが、初めてお会いする。相手の方も少しびっくりという感じである。どうゆう理由でこうゆうことになっているのか知る由もないが、なんだか犬の唸るような、そうゆう声を出しています、といわれる。なるほどね、それに関しても、今までうちで眠っている時間のあるときは、そうゆう声を出していた。これも今の状態がわかる、そうゆう「ヒトコマ」であって、なんとなく安心した。
帰りは、特に気分が悪い、そうゆうこともなかった。しかし、先の見えないことに変わりはなかった。
この辺りの日常。
上に左右に伸びる大木は、枯れ木であってその周りに、新緑がある。
田んぼに流れる水。用水の水。
すっかり、新緑に包まれたイチョウ。このイチョウ、銀杏はならない。