光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

レンゲ畑、タンポポは絨毯

2010-04-30 18:56:13 | 植物・花(春)
  雨が降ってきた。天気予報と違って、安定感のない、今の空である。
  レンゲを見てあまり思うことはないのは結局、そうゆうところを子供のときとか、あるいは、
畑とか田んぼというものとも、隔離されて育った。あるいは、ごく普通に住宅地にレンゲがあると
いうのも、なかったし、それが都会というとなおのことなかったからかも知れない。レンゲの存在
感は、あまりに少なく、そのはかなさみたいなものが、心に残っていない。それゆえ、今頃レンゲ
を見ると、初めて見るようで、しかし、記憶に残るものがあっていい。

  レンゲというと、どっちだというとそれで花の輪を作るとかはなく、まずは、ミツバチの蜜を思い
出す。養蜂家という方がいて、というのはずっと後で知ることになって、なるほどその方法を見る
と、ミツバチの巣から、たくさんの、花の蜜が取れる。なんだか、ちょっと恐ろしげなものも、あ
るようだ。蜂はミツバチだけでなく、例えば甘いものの好きな動物はいるから、それこそTVでよ
くある、クマがミツバチの巣を襲うというのを見るが、やっぱり蜂はミツバチかな。それ以外の蜂な
り、蜜を集めるものであってよく、それでミツバチの攻撃もなんのその、クマはべっとりとした蜜を
なめる。ちょっと信じられない光景が思い浮かぶ。片方は、ただの蜂、でもミツバチはよくは知
らないが、片方は天敵がいないとされるクマ。何という組み合わせ。
  昔、蜂蜜というものをなめていたときがある。よくはわからないが、売りにきた方がいて、子供の
私と姉はなぜか、その蜂蜜をなめていたようだ。なぜ、そのようなことをしたのか、そんなことは
親も覚えていない。その割りに、学校でときに、奨められた、肝油というもの、これは買うことは
なかった、と思う。あっても、たまにだった。なんてことだろうと今頃思うが、肝油がどうのこう
のは、あまりに生々しく、思い出すということもしたくないものだ。それに似ているかどうか、

  蜂蜜をなめる子供というのも、これもいいものかどうかわからないものがある。蜂蜜の謎、という
のはなぜその遠い昔、蜂蜜をなめないといけなかったか、という問題だが、これもわからないま
ま、記憶も薄れて、消え去るだろう。
  それで、もちろん今でも蜂蜜は売っているし、母は結構長い間、それをパンなどに塗って食べ
ていたようだが、私もその記憶があるが、特にそれが必要という気はもうなかったのではないか。
甘いというものも、年齢とともに必要のなくなるもので、もっとも山登りをされる方とかは、
必要かも知れない。レモンの酸っぱさを消す、甘みが蜂蜜にある。
  それで、レンゲ畑である。ライ麦でも、ただの麦でも、ブドウでもナシでも、ミカンでもない。
そうゆうレンゲ畑は、それこそ長く見なかったが、これもいつのころからか、この辺りにレンゲの
花は咲くことがあって、なかなか花として質素でありながら、優雅でもあって、それが春の風
にそよそよ揺れるのを見るのは、贅沢にも思えるくらいである。その花の色もいいし、形もいい
し、花束でも作りたくなる気もわかる。

  レンゲなどのマメ科の植物は、それこそ蜂を呼び込む、蜜もたくさん作るのだろうけど、もう
一つ、ある微生物と共同して、空中の窒素成分を、有機物として、取り込むことが出来る、という
ことをやる。そうゆうものだから、
  これは非常にありがたいことで、炭酸ガスを固定して、有機物が作られて同時にそれが生き
物のエネルギになる、というのと同じ理屈で、植物が利用できる肥料を作ってしまうということ
が注目されて、俄然人気と期待が高まった。何しろ、空気の大部分は窒素ガスである。この窒素が生き
物に必要なのは、小学生でも知っているし、しかし、それが窒素ガスという気体だと、これを利用する
ことはなかなか出来ない。それを、レンゲなどのマメ科の植物は、根瘤に付くバクテリアの助けを
得て、何といってみると、ただで、この評価はむつかしいが、やってしまうから、窒素固定は炭酸ガ
スの固定作用と同じく、注目され、研究もされたようだが、最近は話しをあまり聞かない。どうなって
いるのか、よくはわからないが、いずれにしろ、レンゲはそうゆうことをやる。

  だから田んぼにレンゲのタネは播かれるはずで、それにしても、ただ肥料としてでなく、観賞
にもよく、またミツバチの蜜の供給源としてもいいものだと思うが、少ないと、特に蜂の場合は、
大変なのだろう。大レンゲ畑、大レンゲ草原がないと、蜜もそうは集まらないということだろう。


  もう忘れるようなことを書いて、これはまずいようだ。それで、まー空き地があれば、タンポポ
はいくらでも再生して、白い冠毛を飛ばし、またある時間たつと、そこにタンポポ畑、タンポポの絨毯
は出来る。タンポポは空き地、レンゲは、恐らく田んぼで、でも今見ている後者の花の数は、あま
り多くないが、段々と増えてきているようだ。そうゆう風景である。





  タンポポの絨毯に少し遠く、でもタンポポの畑というとちょっと違う。




  タンポポは多い、と思うが、それが絨毯のように見せて撮るのはむつ
  かしい。




  多いだろう、というところの拡大である。




  レンゲ。少し前に、薄っすらレンゲソウというので、そのレンゲの有り
  様を出したが、少しずつ花は増えているようだ。




  レンゲ畑というところに少し及ばない咲きかた。増えたけど。
  でも、まだまだ、花はこれから増える可能性がある。




  花の様子。その一。




  その二。




  その三。




  その四。



イチョウの青葉と、ハナミズキ

2010-04-30 16:17:03 | 植物・花(春)
  目に青葉。目に青空。
  それはいいが、風が南風で、なかなか強い。
  これが強いまま。それから、青空は途中で
  なくなった。これも、またようやく出て来て、
  寒さでいうと、少し震えたりもする。風で、曇りで。
  暑さでいうと、寒い中を歩いた後、大仰だが、
  やけに、汗をかいていたり、で、感じるものがある。

  イチョウ。どこにでもあって、でも実のなるもの
  は近くにはないようだ。
  大きなイチョウは青空によく似合う。今はようやく
  青葉が出て来て、遅れてそれがわかるものが、今となった。
  ハナミズキ。花の咲く前というのが珍しくそこにあって、
  すると、やっぱりハナミズキなのである。白い。




  ようやく。葉っぱの緑を感じられるものが出て来た。よかった。
  もう葉っぱはかなり大きく、緑も濃く、しかしなかなかこれが
  出なかった。




  お日様も出て、ちょうどよかった。逆光で、青空は消えてしまった
  けれど。




  角度を変えて。枝の見え方がガラリと変わるようで、全体のどこを
  撮っているかよくわからないものになった。でも、キラキラと緑の葉が
  光るイチョウは、いい。




  梅の、葉っぱ。風で揺れるし、歪むし大変だ。実はよくはわからな
  かった。




  青空に、ハナミズキ。




  下のほうに、入り込む感じで。両方とも、花は裏側になってしまった。




  別の、ハナミズキ。これは、2回くらい、花の蕾というか、まだ花びらが
  小さいものの状態で出た。今は、花らしくなった。中央の緑が本物の花
  かも。なんだか面白い花で、これもカメさんがあるから、わかるようだ。



薄曇り、か晴れか

2010-04-30 06:42:52 | 散策


  赤紫かの、ツツジだと思う。サツキも同じような感じで咲く。
  サツキかも知れず、また違うかも知れない。
  ツツジは、いろいろな色が出るのがよく、でももともと
  地味な花だ。



  朝のお天気は、晴れ。晴れだが、雲もかなり多い。きのう風が吹いて、その後
は晴れていたが、そのせいで、今日は久しぶり少し室温は下がっていて、ヒンヤリ
としている。風は今はほとんどなく、真昼の明るさがある。もう少し暖かいと、
いい感じなのに。

  アメダスの6時の気温、7.9℃。気圧は1013.9hPa、湿度は67%。風が吹いて、
乾いた空気が入って来た。南西の風が3mとある。今はほとんど木々の枝葉の揺れは
ない。

  夜中、起きると南の空に、明るい大きな月があって、それが明るく、だんだん
と西の空に移動するのがわかった。月も、左側が少しだけ欠けてきたような感じが
あるが、もともと月が出るのも、今は遅い。きのう、その少し欠けた月が出て来た
様子を見ていたが、そうか、それで左側が欠けてというのはおかしいかも知れない。
  4月28日が、満月だから、欠けているのは右側だなー。なんだか、勘違いして
いる。

  朝が来た。鳥でガーガーと鳴く、というとガチョウかも知れないが、それに
似ていない、オナガという鳥も結構それに似て、あまりスタイルとそれから体の色
に似合わない声を出す。そのオナガが、柿の新芽を突付いているようで、そちらを
見ると、朝の光の中に、柿の浅い緑と、オナガの水色と黒の特徴ある、羽の色が見え
た。オナガは4羽いて、4羽がガーガーと鳴くと、カラスよりどすのきいた声に聞こ
える。でも、それはオナガ。この鳥どこにでもいるようで、さてどこに棲んでいる
かこれがわからない。
  
  相変わらず、ツバメはいることはいるが、数は少なく見かける頻度も少ない。

フキ、揺れる大木、タケノコ

2010-04-29 19:06:38 | 植物・花(春)
  連休だとかいう。なんだか意味不明なものだ。お医者さんはお休みで、商店、スーパ、家電ショ
ップ、超大型スーパは稼ぎどきでお休みも何もなし。人の食欲も休みなしで、食べるものがなく
ならないよう、その原資がなくならないように、確保とかいうが、もう連休で、明日は普通。よ
くわからないで、
  カレンダを見る。見るものは手帳に、5年日記に電波時計各種、それにカレンダで、ことしは珍
しく、このカレンダを自分のところにもぶら下げている。いつもぶら下がっているが、それが2000年
くらいのものであったり、大変で、それ以外に、段ボールなどで日除けにしているし、ある日除け
は、雑誌の定期購読の郵送用の、袋だったりもして、それは20世紀で1996などという、一体にいつの
ことかわからない、数字が読み取れる。結構、そばによらないと、その文字も見えない。
  
  連休だと、困るのが病院が休みというもの。みな病人でもないけど、病院にゆかないといけな
い。それで、医療スタッフの方というと、これは連休は大歓迎であろう。そうはいかない人もおられる
中で、でも連休ぐらい休ませて、という医療従事者の方々の悲鳴に近いものを聞く、そうゆう悪夢を
見るような、今の病院がある。
  同じように、介護施設の方々は忙しく、盆も正月も、何もない。で、
  普通に、如何に普通か説明はむつかしいが、自分の病院のことと、薬。それと自分の親の病院の
こと、と薬というのをうまい具合に調節して、つまりは間違えないように、それが一日の出来事であっ
て、また薬のなくなる時期もうまく、あわせないといけない。休みだからということで、相手方か
ら、お知らせはない。大体病院は、休日、土日は休みというようだが、こちらの個人の病院は親切
に土曜の午前も開いている。でも、大体金曜までに先のことも済ませないといけなく、

  そうなると、3月、4月で一枚というカレンダというのはお役立ちしないもので、びりびり破る
に都合悪く、3月のところ半分ちょん切る、そうゆうこともやらない。頭の中で、休みは、今日の後
は、水曜までとか思うが、やっぱり目で見ることの出来る、カレンダはあると楽だ。こうゆうものは、
しかし去年までは、居間の一箇所のもので済ませていたが、頭も体も混乱する、毎日で目と鼻の先
に、カレンダはあった方がいい。同じことを書いて、それで明日は、母の薬の日だとか思い出す。
手帳にも書いてある。これで忘れると、気楽かも。最後は笑うしかないが、でも土曜があった。
  連休というと、仕事という場合と、それ以外という場合と、それ以外に何があるだろうか。関係
ないというのがありそうで、これは人の体のこと。生きているものの、恐らく心臓を持つ生き物
の、それは休みなく、打ち続けるはずで、これは生きている限りなかなか止まらない。

  この先のお天気は、意外といいということになって、それで、今日は結構風の強い日で、こうゆ
う日は一昨日もそうだったらしく、風で交通機関が乱れるわ、と大変であったようだ。こうゆうもの
はこの先、さらにひどくなるような感じがする。今頃、もう春というより、初夏に近い時期、風
が吹くというのはちょっとおかしい。それで、風が止まない。いえがガタガタ音をたてる。嫌なもの
で、でもこうゆう風のときはどうするか。まずはお米がないということに気が付いて、最初に向か
うのはお店だった。あー危ないところ。
  風吹いて、桶やが儲かるという話しはどうか知らないが、思うに大きな空はそうは揺れないだろ
う。でも、大きな木々は結構ゆらゆらと揺れるだろう。そう思うと、きょうのような風の日は、も
ちろんもう空は晴れていて、大木の揺れる様子を見るのが一番だとかいう結論に早々達した。
  先に、お店にお米をお願いして、その後にいつもゆく場所の木々の様子というのをうかがった。
こう風が強いと、体が吹き飛ばされそうで、返って地面を見たりする。そうゆうものである。雨を傘
で防いで、大体地面を見るに似ている。幾つか、考えているものがあるが、忘れていた、イチョウ
の葉の緑というのは、やっぱり忘れていた。何でも忘れられていいものだと思う。でも、順番にはイチョウ
は入っていた。
  
  最初はお寺でほとんどお寺にいたが、フキの今が目に入る。フキノトウは大きくなって、それで
花は白髪のようになってしまった。これは書の筆に似て非常に見ていいものである。いくつかの大木
を青空を背景に見上げて、よく揺れる青葉に、鯉のぼりを思い出した。こうゆうものも今頃はあま
り見かけない。竹があれば、タケノコも出る。でも、恐らく食べられるそうゆうものではないようだ
が、それも土を割るように出て来た。面白いものだ。
  ちゃんと、イチョウの緑の葉も、撮った。他は、ハナミズキの花も。

  ダラダラ、長くなりすぎた。拡散する、というか、発散してしまう。



  面積のある葉は、フキ。白いものは、フキノトウの今。花は白くなっ
  た。他、緑の葉っぱは、ヒメヒオウギズイセンかも知れず。後は葉の
  ギサギサのあるもの。




  強風で、白いフキノトウは、結構揺れるがタンポポのようには飛ばない。




  白い。




  揺れる、しなる、ケヤキ。




  横の、カエデも激しく揺れに揺れて。




  この若葉も揺れすぎると、千切れそうな勢いである。




  竹。竹のそばの、竹の芽。タケノコ。




  周りの苔を跳ね除けて、出て来た勢いのある、タケノコ。まるで、火山
  活動のようなで、出てくるタケノコも、山そのものである。





金星の横に、プレアデス星団はまだある。

2010-04-29 16:29:23 | 星空・天体・宇宙
  ずっと風の強いお天気が続いている。
  雨は上がって、晴れているが、風が強く、
  木々が大きく揺れている。
  気温も上がっていて歩くと汗をかく温度であって、
  風がなんだか強すぎて、あまりいい感じはしない。

  きのう、今頃の宵の時間、西の空に金星が見えて、という
  ことを書いた。さらに、月が接近したり、また
  プレアデス星団、すばるも、金星とも接近し、また月とも接近する、
  ということも書いた。
 
  この宵の空の金星の写真はいくつか、出した。が、
  4月27日の、同じく金星を撮った写真に、プレアデス星団が
  金星の、斜め右下に写っているということがわかって、
  これには自分でも少し驚いた。

  ISOは200。レンズは、開放で、f値は3.5。焦点距離は18mm。
  これはレンズの表記のまま。
  よくある一眼で、露光は、5秒である。




  時刻は午後7時半ころ。ファイルのイメージで、5秒の露光だと空は
  かなり明るい。金星も明るい。雲がある。




  少し大きくする。上のものと同じファイル。金星の右横下に、暗いが
  星らしい、点が見えないこともない。
  もう少し、ソフトで、プレアデスを見やすくしてみる。



  
  これで、金星の右横下に、4、5個の少し明るい星が見えてきて、
  あープレアデス星団、「すばる」があるというのがわかると思う。




  さらに、拡大し、プレアデスを見やすくしたが、全体的にいい感じは
  しない。まープレアデスが金星の右下にある、あるいは接近している
  ということがわかってもらえれば、それでいい。




  上の4枚は同じファイルだが、これともう一枚は別で、しかし撮影条件
  は同じ。
  地表の灯りの辺りを少なめにして、すっきりさせてみる。




  これは逆に、地上の灯りや、それから車のライトというものも、たく
  さん入れてみた。5秒の時間に車が長く光跡を残すのがわかる。色も
  いろいろである。

  見て欲しいのは、当然、金星とその右横下にあるプレアデスであって、
  まだ接近という言葉が使えるのではないか。


 

雨風には、勝てない

2010-04-29 06:45:07 | 散策


  白いアネモネ。ここのアネモネは今も咲いていると思うけど
  白は、ほとんどうまく咲かないいか、出て来ないようだった。
  きれいなの一つ。



  朝のお天気は、雨と風。一緒になって、吹いて降って。で、まだ雷は鳴らない
が、鳴ってもおかしくはない。雷注意報も出ているし。風も落ち着かぬ吹き方で、
横殴りの雨である。突風もありそうで、お天気は、荒れている。

  アメダスの6時の気温、11.7℃。気圧は1007.8hPa、湿度は90%。西の風が10mと
ある。これは台風並みだ。室温は、14.2℃。ちょっと寒い。
 
  朝から調子が狂った。自分で、狂わせた感じがある。
  もたもたとしていたら時計の針は進む。顔を洗うとき、ときに水が手の奥のほう
まで、手の奥でなくて、腕の奥まで入ってしまうことがある。水をよく切って、
それでタオルを取るといいのだけど。それをやらず、まだ寝ぼけまなこで、タオルは
どこだとかやると、覿面で、水が腕を伝わって、奥のほうへと入ってきて、なんだ
かYシャツの先っぽが濡れていて、それがかなりベトついて、気持ちが悪い。

  ときどきというより、もう毎日、黒いがよく見ると、ちょっと灰色、それから、
ブドウ色という感じの、ノラのネコが来る。毎日来るから、もう書かないが、なん
だか日毎!に態度がでかくなる。それで、お腹すいたと鳴き声を出す。今日は雨と風
で、それでなんと、給湯器の上に這い上がってきた。給湯器の上にカバーがあって、
二重に雨は入らないようになっている。ここはいろいろな意味で危ないから、さすが
に威嚇して追い出した。困ったものだ。

  4月、頭のころ桜はいつ咲くかなど言っていたが、もう4月もおしまいになる。
寂しい感じもある。雪がひどかった、1、2、3月という月のことももう忘れているが、
忘れっぽくなって、また失敗が多い毎日にもなる。これ、寂しいの原因。

春の、星空の不思議

2010-04-28 18:52:17 | 散策
  このところ、晴れるともうさほど寒くはないし、また窓から星空という手抜きが基本でもあるか
ら、割りと、あるいはちょぼちょぼ、星の姿を眺めることが出来る。もちろん、もう少し、体調と、
それから夜の気温の低下がなければ、外に出て見上げる星空は格別で、こうゆうことはもう少し、
まだ春も浅い時間、やったことがある。真上を見ると、赤い星が見えて、それが火星で、普段余りそう
ゆうところに明るい赤い星がないから、見上げるとちょっと違和感がある。その、冬の星空も、段々
と時間がたつにつれて、西に、西にへと動いていって、でも、火星は反対の東の方向へと進むはず
で、また何がなにやらわからなくなる、そうゆう時間が来る。
  惑星という字の如しで、少し前は遊星とかいってなかったか。惑星も、変わったという感じ
があるが、冥王星が惑星でなくなって、何年たったのだろうか。ほとんどの人が見ることのない、
そうゆう惑星。あまりに遠くにありすぎて、それこそ、ハレー彗星の方が、ずっと人の見る機会は多かっ
た。なぜ、トンボーさんは、冥王星を発見したか、その仕事振りは、恐らく真似の出来る人は当時は
いなかっただろうし、今もそうゆう人は、限られている。未知惑星の存在は指摘されるものの、今
の科学技術と科学の進歩が、それを予言しているようで、でも結局それを最後に見極めるのは、人
だろう。あまりに、遠い世界のことで、興味もそれに集中することはまれで、それこそニュースに
ならないと、忘れてしまう。普通の人と同じだ。

  金星が今、西の空に見えているが、この時期はいつも同じというわけでなく、ちょうどいい感じ
というのは、一つは、位置の問題がある。それが今の4月であって、これが1月とかだと、日の入りの
時刻もずっと早く、もう夕方、同じ条件で、金星が西の空にあると、もっと低い西というより、
南西の位置にあることになる。惑星の位置は、大体太陽の位置と一致するから、冬は太陽はずい
ぶんと南のコースを移動するように見える。それゆえ、太陽からある角度以上は離れない、金星と水星
は、同じように、南のコースを通っているように見えて、実際に見えるのは、それは暗くなる時刻
で、夕刻である。
  冬は、寒いし、というものの、夕方、もう4時ころに南西の空を探すと、金星は見えていた
りする。それで、人には生活のリズムがあるから、ちょうど星を眺めるいい時間というのは、決ま
っているようだが、金星も段々と地平に近づいて、大気の影響なり、また地上の建物や灯りの影響
もあって、あまりいいとは思えなかったりもする。金星の一つを見るのにややこしい条件がある。
今という春から、初夏にかけて、西の空に、宵の明星を見ることが出来るのは、私にとってはなか
なかありがたいことで、
  少しだけ出しているが、久しぶりに星の写真らしきものを、乱造している。傑作というのは
ないが、やっていることは傑作であろう。空を眺めるに、ちょうどいい時間、金星が西の空に見え
る、というのが重要なのである。ただ、その方向だと、カメさんも一番簡単な、ただ置くだけと
いう方法で、使うことが出来るからだ。
  だんだんと、目も悪くなり、また足下も危なっかしくなるものだから、なるべくなら安全な
ところで作業が出来ればいい。それには、西の空が、建物の構造上かなりよく、また気楽にバシャ
バシャやれる。

  カメさんの話しは抜きにしても、まー知らないことは多い。水星も西の空に、4月の初めは見え
ていた。これに気が付かない。情報も忘れるし、それで惜しいことしたが、金星と一緒に、水星も
見えていたというときがあったようだ。これは見逃したか、どうかも忘れた。それから、金星と月と
の接近というのもなかなかの見ものだと、個人的に思うけど、これもいい条件で見ることが出来る
かも知れない。あまりに細い月は太陽から、離れない。これからさらに金星は太陽からは離れる。
それゆえ、見やすい位置で、金星と月の接近というのが、観察はよりやさしくなる。
  秋の星座というか、星星である、プレアデス星団、すばるも、今頃でも宵の時間に見えると
いうのは、理屈でいうとしばらくするとわかるが実感はまずない。そのようなものは、秋に見える、
冬のものという感じだが今でも天気さえよければ、見ることが出来る。これは、双眼鏡で実際に見たこ
と。天の北極に近い星なら、見えている季節は長いので、北極星は晴れていれば、毎日同じところ、
ほぼだが、に見える。

  忘れていたことを思い出すように、また知らなかったことを発見したように書いた。これに少し付け
加えると、オリオン座の三ツ星というのは、ちょうど天の赤道にあって、この星はほぼ真西に沈む。
真東から出て、真西に沈むが、このオリオン座の星星も、金星と一緒に写る、そうゆう時期でもあ
る。これは、3日か4日ほど前、金星と同時に写る、オリオン座の三ツ星を確認したことから、気が
付いたことだが、まー面白みはないが、西に今頃の7時過ぎ、オリオンが地平近くに、傾くというの
もはっきりとした。

  よく夏のオリオン座という言葉があるが、これは夏の朝、明け方の出来事であって、ぐるり回転し
たオリオン座が、夏の朝早く、まだ日も出ない、そうゆう時刻に、東の空に見えることをいうが、
はたして夏のオリオン座がいつごろに見えるか、というと、これは見た記憶がありそうではっきり
としない。





  青のアネモネ、まだまだこれから咲く勢い。




  ホトケノザ。花の色は紫か、赤紫。で、ヒメオドリコソウとか、ムラ
  サキケマンと同じ色のようだ。




  小さく咲いている。ホトケノ座という星座はないが。




  青空に、ちょっと珍しい、下に伸びる木の花。


  チューリップ、幾つか。




  その一。




  その二。




  その三。




  その四。




  その五。



暗闇の、シャガとヤエヤマブキ

2010-04-28 16:13:12 | 植物・花(春)
  雨は、朝に止んだけれど、その後も
  あまりすっきりしない、お天気。
  日も照っている時間があったようだが、短かった
  ようなで、全体の印象は、雨のち曇り。それで、
  晴れという感じは今のところ、ない。

  花の変化は早い。木々の緑の変化も今は早く
  2、3日前のものももう使わなくて、新しいものと
  入れ替わったりするものもある。そうでないものの
  ほうが多いが。

  それで、今日は曇りで、シャガの花は、背景が暗く  
  闇の中に、ぼっと咲くようにも見える。
  ヤエヤマブキ。八重のヤマブキもまだ緑の葉だけのものがあって
  近くの、ヤエヤマブキは少しずつ、花を咲かせている。




  シャガの花は、二度めかなー。好きな花で、あまりたくさんはないよ
  うだ。それで、曇り空だと、花は返って白く生き生きする感じ。
  背景が暗く、蕾がボウッと白く、浮き出ている。




  一箇所のものを、大きさを変えて。
  中央の花の下に、水滴が見える。




  その辺りを、さらに拡大して。シャガの花は曇り空が似合いそう。

  ヤエヤマブキ。



  この花、少し奥まったところにある。うまく日が当たると、もっと明る
  くなるが。ヤエヤマブキもヤマブキの花もそうだが、薄曇りの光がい
  いように思える。




  花があって、蕾がたくさんある。まだまだこれから。



  
  上の中央辺りを、拡大した。花の数は少ないが、それなりのよさがある。

  
  

大雨だけど。

2010-04-28 06:41:30 | 散策


  ニコニコ、チューリップ。これも、少し時間がたった。
  雨で、チューリップはどうなっているか、心配もあるが、
  どこにでも今はチューリップの花はある。
  見飽きたかも知れない。



  朝のお天気は、雨。今は風が止んでいて、もう少し前は、風が先にあったよう
だ。眠りながら、風の音があった。それが弱くなって、今度は雨。雨の音がしだし
て、その音が大きくなった。雨、よく降っている。雑草が育つ雨。で、予報は雨のち
晴れ。

  アメダスの6時の気温、10.5℃。気圧は1015.0hPa、湿度は94%。西の風が2mで、
午前4時くらいから、5mm前後の降水。これはよく降っている。

  夜中は、雲と月の明かりがあって、このまま晴れかと思ったが、そうでもない。
叢雲だった。

  朝が雨だと、ちょっと体も重い。それで、これだけ雨が降るとどうなるか。
河の水嵩が増すだろう。すると、芭蕉の俳句のひとつも思い出すことになる。急流
とか、あるいは橋が流される。それから、セミの声がしみる。どこにか、岩へと。
なかなかそうゆう考えは出てこない。

  神が通ると書いて、神通川という名の川がある。で、反対側に庄川があって、
右も左も大体、大河。で、この地理的な様相がかなり特徴的かどうか。特異的か
どうか、というと、日本全国同じだろう。さらに世界中、より低いところに、川は
流れる。そうゆうところに雨の水は流れて、さらに川は深くなる。水も運ぶが、
船も運び、ついでにゴミも運んで、河口は賑やかになる。
  神通川の河口の大きさというのをおぼろげに思い出すことが出来るが、海との
境はわからず、漠然として、恐怖感が辺りにある。近寄らないのがいいと思う。

モンシロチョウが、貴重に思える

2010-04-27 19:01:21 | 虫、その他
  珍しく、止まっているモンシロチョウというのを、ふと見つけた。見つけたというより、自然
と目に入って、なかなかピンと来ないものだが、そのタンポポにモンシロチョウは、止まっていて、
蜜を吸っているようだった。ちょうど、タンポポがある、その横を通っていたのだけど、逃げる
気配はないようで、馬鹿みたいと思われる方もおられるだろうが、少し早足になって、持つものを持
ってきた。チョウの多少の習性というか、よくは知らないが、これは喰い付いている、というような
ときが、チョウにはある。そうなると、なかなか花から、飛び立とうとはしない。それが狙い目。

  雨になったのがいつかわからないが、気が付くと雨で、風は早めに弱くなって、でも雨が来たの
は、しばらくしてからだ。余分だけど、今頃、夕方も過ぎて、という時刻、空に太陽が雲の隙間か
ら、一部顔を出しているようで、明暗のある、曇り空がある。また、もうすぐ日も沈みそうだが、
明るさはあって、でもライトもつけている。
  雨で、斜めの雨だと最近は、用があってもなかっても、なんだかさっさ返ってくる、というか、
箱の中に戻りたくもなるが、このところ運動不足も度を越して、運動も出来ないような状況だから、
今日は、それこそふとその気になって、少しだけ遠回りをすることにした。外を歩いている途中も
そう思う。でも習慣で、それは1年前くらいからで、2年前は違った。それで、またもうさっさと帰
る、という道に入ってしまって、気が付いて、気を取り直すというか。雨の様子も落ち着き始め
る感じがあって、いつも歩く道?を、目玉を大きく見開いて歩くことにした。格別変化はないが、それ
まで、咲いてない、そうゆう花々は、ふと芽を出していることに気が付く。それとか、この冬は、ど
こでも大変な雪になったのだけど、その後遺症と思える、例えば樋の水を下に導く、そうゆうパイプ
が途中ではずれてというようなものも見る。ここのいえの
  あるところの、そうゆう樋の水を下へとつなぐ、そうゆうパイプがちょうど接続のところで外れ
て、一体にどうゆう工事をしているのか、といいたいものだけど、でもこの冬は天気が大荒れのとき
があって、それこそパイプも外れるものか、と思った。もっとも、この樋は、たしか丸4年くらい
前に新しくしたもので、なぜそれが破損するのか、わからない。
 
  コデマリの花、はユキヤナギと間違えそうで、でももうそうゆうことはないだろうと思う。コブ
シの花は見ないうちに、緑の葉っぱが出てしまったというのは、これはその道を歩いていない
証拠だ。あーやっぱり、そうゆうものがある。頭の中に、雨のチューリップというのがあった。それ
でチューリップが咲いている、というところ、少し大きめの、ここに出しているところへ。
  雨で、閉じるチューリップは少なく、つまり開いたままで、ここのチューリップは、もう一番の
見栄えのする時期は過ぎてしまったとか、思った。でも道々、傘をさして雨を気にしつつ遠くか
ら、あるいは段々と近寄って見る、そうゆう雨のチューリップは、これもまた格別なものがある。ただ
ただ、自分の目で見るしかないからだな。よく言われることかも知れない。その雨の、もうそろそろ
チューリップの花も開いたままになるというものを見て、そうは時間も延ばせず、でも最後にハナミズ
キの、明るい緑と白い花も見て、この2、3日の花の生育の変化も大きいものがある、こともよくわかっ
た。

  今頃、ことしの参議院選挙の、こともあるのだろうか。大きな音量で、やけに静かな道を政党
の宣伝カーが通り抜けてゆく。まったく、興ざめのひとときを味わうが、これに文句をいってもど
うにもならないか。
  大きな音、あるいは、気に触る音というのがあって、これが苦手。それゆえ、よくここにもいる、
雉という鳥が大きな音をさせて逃げるというのも大変びっくり仰天する。それと違う、宣伝カーの音で
はあるが、どっちも嫌いで、これからは後者が多くなりそうで、憂鬱。

  それで、モンシロチョウである。チョウは蜜に集中していると逃げないと思う。で、このチョウは、
戻ってきたとき、そこにいて気配を感じて逃げた。あーやっぱり逃げられた、と思うが、チョウは
戻ってくる可能性もある。このモンシロチョウが、どのくらいタンポポにそれまでいたかわから
ないが、そのチョウは戻ってきた。飛んでは止まってを繰り返して、最後は遠くへとゆく。でも、非常
に優雅な飛び方ででもあって、チョウでいうと優等生だなとか、勝手に思ったりもする。




  一度飛び上がって、戻ってくるのを待って、で、最初のときの様子。
  小さく出しているが、ファイルのイメージ。これはミニカメ。




  それこそ、忍者のように、音もたてず、姿も見えず近付かないといけ
  ないが、すぐまた逃げられる。飛び上がる。
  逃げて、戻るのを待つ。繰り返し。




  反対向いて、戻ってきた。目がようやくわかる。チョウは目が写らないと。



  
  じわじわ近寄るが。




  四度目かも知れない。翅を少し拡げている。




  少しずつ距離を詰める。目玉はねー。




  もう少し上からというところ。これで、おしまい。モンシロチョウは、
  はるか彼方へと飛んでいきました。
  きれいな、優雅な飛び方をするチョウで、羽化してあまり時間がたって
  いないのか、という気もした。それにしても、ことしはチョウは少ない。